私立宇東学園
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
一「久しぶりだな。リコーダーなめ郎。」
瑠「リコーダー、なめ郎・・・?」
斗「おい!そのあだ名やめろ・・・!!呼ぶな・・・!!」
「一樹兄、何なの?リコーダーなめ郎って・・・?」
一「あぁ、あれは俺たちが小学生の時だった。」
一樹兄の話だと斗織とは小学生時代の後輩だった。
当時の斗織はガキ大将でいじめっ子で自分はお金持ちの息子だからと誰も逆らえなかったが、
ある日、自分のクラスの給食を自分の者にしようとした所、先輩だった一樹兄が取り返してくれて、それを見た斗織は怒り、
「父さんに言うぞ!」と言った。
クラスメイトは「逆らったらヤバい」と注意したところ、
一樹兄はリコーダーを斗織に渡し、
小・一「リコーダーやるから、許してくれよ。」
小・斗「は?リコーダー?」
小・一「リコーダー、好きなんだろ?」
小・斗「す、好きじゃないよ・・・!!」
小・一「え?じゃあ、なんでランドセルの中に、たくさんリコーダーがあるんだ?」
小・斗「あっ・・・。」
と一樹兄が斗織のランドセルを開けると、中からたくさんのリコーダーが入ってた。当時、クラスのリコーダーがなくなると噂になり、それと同時に放課後の教室でリコーダー舐めてる生徒がいると噂になっていた。その正体が斗織だった。
斗織は弁解をしていたが、ずっと不満を持っていた生徒がいたため、誰も庇わなかった。
一「それから、斗織は「リコーダーなめ郎」とあだ名がついて、
学校から嫌われたんだっけな。」
斗「全部言いやがったな・・・。」
結「お兄様・・・、本当なの・・・?」
斗「あ、いや・・・、それは・・・。」
一「その他にも「女子の体操着きた郎」ってあだ名もあったな。」
「え・・・?」
すると斗織は土下座し、
斗「お、お願いだ!!お願い!一樹・・・!じゃなくて、
お願いです!一樹様!これ以上、何も言わないで下さい・・・!!」
真「斗織、何土下座してるんだ・・・!?」
一「まぁ、もう言わないけど、周りからドン引きされてるぞ。」
斗「えっ・・・?」
会場の参加者は斗織を軽蔑な目で見ていた。
「斗織様って、そんなひと・・・?」「かなり引く・・・。こんな人が跡取りになるなんて・・・!」
斗「ち、違います・・・!!何かの誤解です・・・!!」
一「あ、でも、女子の体操着や水着は洗濯して持ち帰ったよな?
後、リコーダーも綺麗に。」
と一樹兄がとどめを刺すように言うと、悲鳴が上がった。
「最低・・・!!」
斗「一樹・・・!!」
心「お義兄様、マジなの・・・?」
博「後、調べたら、あんた・・・、結構なことをやらかしたな。」
斗「はっ・・・?」
すると森江さんはタブレットの画面をモニターへと移し、
動画が始まった。そこには、
『”夏咲 斗織は、女性の敵のクズ男だった!!』と堂々と書かれていた。
それを観た周囲もざわつきだした。
被女「斗織、どういうこと!?落ち着いたら結婚してくれるって言ってたじゃん・・・!?」
被女2「私、2年間交際していて、愛し合ったのに、ある日、突然、別れようって言われたんです。用済みだって言われて・・・。
私の友達にも手を出したんです・・・。」
被女3「斗織も、夏咲財閥も・・・、訴えてやる・・・!!」
斗織に捨てられた元カノたちが斗織を訴えるとの声が上がっていた。
真「こ、これはどういうことなんだ・・・!?斗織・・・!!」
斗・婚「どういうことなのよ・・・!?この女の人達誰・・・!?」
斗「ち、違うよ・・・!!知らない・・・!!これは何かの誤解だよ・・・!!」
すると次の映像は、赤ちゃんを抱いた女性だった。
被女4「斗織、観てる?この子、すごく可愛いでしょ?もちろん、あなたの子供よ。認知して下さいね。あ、もちろん、慰謝料と養育費も支払ってもらいますから。
私があなたの子供を妊娠したって言ったのに、関係ないの一点張り。そんなの通用するわけないでしょ?DNA鑑定でも何でもすればいいわ。あなたにそっくりだけどね。(笑)」
なんと、妊娠させた被害女性もおり、その被害女性は斗織と別れた後に産んで、今はシングルマザー。
真「こ、子供ってどういうことなんだ・・・!?」
博「妊娠させたの自分やのに、随分、責任感のないクズ男やな。」
斗「な、何だと・・・!?」
斗・婚「ちょっと、斗織・・・!!」
すると声を上げたのは、斗織の婚約者。まさか、斗織に婚約者がいたのは想定外だった。すると婚約者は斗織の胸ぐらを掴み、
斗・婚「どういうことなの!?今の話、本当なの!?」
斗「あ、あれは・・・、その・・・。」
斗・婚「浮気してたってこと・・・!?」
斗「ち、違う・・・!本気で愛してるのはお前だけ・・・。」
何とか弁解しようとしたが、婚約者は斗織の頬にビンタし、
「ふざけるな・・・!!」と会場から出て行った。
斗「ま、待ってくれよ・・・!!」
真「斗織、お前は何てことを・・・!!」
斗「と、父さん・・・。」
真「まさか、お前がそんなことをしていたなんて・・・!!
この恥さらしめ・・・!!」
美「はぁ?よくそんなことを言えんな、おっさん。」
真「お、おっさん・・・!?」
美「自分もそんなことを言える立場じゃねぇだろ?」
今度は美月さんがマイクを持ち、前を出て、
?「夏咲 真琴さ~ん!!」
と扉から声がし、様子を見ると板前さんの服を着た中年のおじさんがきた。
続く