私立宇東学園
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
秀「”山田 豊作”。」
松本さんの言葉で会場がどよめいた。
心「山田、豊作・・・?」
すると山田はその言葉で目を見開いていた。
社「何言ってるんだ?マイケルはマイケル・ジョン山田だ。」
山「そ、そ、そ、そうだよ!僕はマイケル・ジョン山田・・・!
山田 豊作なんて名前じゃない・・・!!(ま、まさか、い、いや、そんなわけ・・・!!)」
山田は凄い汗で静かに慌てていた。松本さんはタブレットを出し、
秀「山田 豊作。出身は東北、東北生まれの東北育ち。
中学卒業後、父親がやってる解体業を手伝っていた。
22才で整形をし、23才で今の会社に経歴を偽って就職した。」
松本さんの言葉で周囲はどよめいていた。私たち、パパ以外の周囲は当然、驚いていた。
「え?東北生まれ?アメリカの大学じゃなく、中卒?」
「整形って、あのハーフ顔が?」
山「な、何を言ってるんだ!?デタラメ、そんなのデタラメだ!!」
秀「これが整形前の写真。」
と松本さんはタブレットの画面をモニターへと移動し、
映し出されたのは、整形前の山田だった。
真「ぜ、全然違うじゃないか・・・。」
結「純、日本人の顔・・・。」
山「こ、これもフェイクの写真だ・・・!!社長、会長様、信じちゃダメです・・・!!」
山田は必死で否定したが、
勝「実は、ある人物をお呼びしました~!」
笑「あの、こっちです・・・!!」
勝利と笑翔は誰かをこっちだと誘導し、
?「やっとめっけたぞ!豊作、ウチの金盗んで、消えやがって・・・!!返せ、ウチの金を!!(東北訛り)」
?「このバカ息子・・・!!」
とそこには整形前の山田にそっくりな夫婦が入ってきた。
山「と、とと父ちゃん、母ちゃん・・・!?(東北訛り)
あ、じゃなくて、こんな人知らない・・・!!」
東北訛りが出ていたが、慌てて標準語に戻ったが、
時既に遅し。すると母親はズカズカと近づき、
山・母「何が知らねぇだ!この生まれつきある腕の痣!」
母親は山田の服の袖をめくると、山田の腕に痣があった。
と松本さんはタブレットで山田の腕を撮り、皆に見えるようにか、
モニターが映った。
山・母「ほら!この子供の時の写真と同じ、腕に痣がある。」
と母親は子供の頃の写真を出し、そこには公園で遊んでいる山田が写っていた。腕には全く一緒の場所の痣があった。
「ほんとだ!」「全く一緒・・・。」
山・父「声も豊作だしな、お前は豊作だろうが!!(東北訛り)」
山「ち、違う!僕は豊作じゃない・・・!!信じてくれよ!
マイケル・ジョン山田なんだ!!本当なんだってええぇぇ・・・!!」
山田は弁解するが、誰も信じない模様。
心「嘘だったのね・・・。」
博「はい。数日前に、俺たちはたまたま山田を探してる両親に会うて・・・。」
庚「痣も調査結果の写真に載ってあって、この写真の痣を見てピンときた、婚約者の山田じゃないかって・・・。」
有「この写真と、経歴を見て胡散臭いなって思ってたんです。」
心「な、なるほど・・・。」
心音さんは有兎さんたちの説明に納得した。
山「しゃ、社長!社長は信じてくれますよね・・・!?」
有「No one will believe you.」
と有兎さんは英語で山田に言った。
山「は?え、ええと・・・。」
「誰もお前のことは信じない。有兎さんがそう言ってます。
そんなことも分からないなんて、やっぱり嘘つきじゃん。山田。」
山「だから、僕はマイケル、マイケルなんだよーー・・・!!」
真「岡部社長・・・。これはどういことですか?」
社「へっ?な、夏咲様・・・?」
真「あなたはこんな嘘つきな人を採用して、よくも私たちに恥をかかせてくれましたね~・・・。」
社「い、いや・・・、これは・・・!」
夏咲 真琴は恥をかいたことに怒り狂っている。
真「この婚約を破棄し、あなたたちとの取引は今後中止します!」
社「そ、そんな~・・・!!」
と岡部社長は膝から崩れ落ちた。
斗「全く、こんな恥ずかしい人達とは思わなかった・・・。」
博「あんた、何他人事のように言ってるんや?」
斗「え?」
すると森江さんが今度は森江さんがマイクを持ち、
博「あんたも嘘つきで恥ずかしい野郎やないですか?」
斗「何言ってんだ?」
博「リコーダーなめ郎・・・。」
斗「ッ・・・!?」
森江さんが言うと斗織は目を見開いていた。
「リコーダー、なめ郎・・・?」「どういうこと・・・?」
?「なんだ、誰かと思ったら後輩じゃねぇか。」
斗「ん?」
斗織の肩にポンと手を置いてるのは、瑠奈の10才年上の兄、
瑠「一樹兄!?」
斗「お、お前、もしかして、一樹か・・・!?」
一「そうだ。久しぶりだな。リコーダーなめ郎。」
続く