私立宇東学園
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婚約パーティー当日、私は参加者として夏咲財閥のパーティーに参加している。もちろん、兄ちゃんも参加している。
裏では皆が待機している。撮ったビデオも準備万端。
司会「それでは夫婦となるお二人の入場です!皆様、大きな拍手を!」
と司会者の声で扉の方に向くと、幸せそうな淡い茶髪のハーフ顔のイケメンな新婦とその反面、笑顔だが、目が虚ろな小柄で可愛らしい美少女の花嫁がここへと向かってきた。
あれが・・・、心音さん・・・。まさか、助けに来てくれないと勘違いしてるね・・・。でも、今助けに行きますからね・・・!
さぁ、断罪ショーの始まりだ・・・!!
そして、落ち着いた頃に心音さんの義兄の斗織さんがご挨拶をし、
2人に「おめでとう」という祝福の言葉をかけた。
義兄さんとの関係もまぁまぁか・・・。仲が悪くないけど、良いとは言えない・・・。
ご挨拶が終わり、取引の代表としてパパが2人に祝福の挨拶をした。
主・父「えぇ~、心音さん、マイケルさん、この度、ご婚約おめでとうございます。2人のご婚約に私は、心から祝福しております。
と、言いたいところですが、私たちはこの婚約には祝福できません。」
パパが笑顔で言うと周りがざわめき出し、夏咲家も婚約者のマイケルと心音さんは口をポカーンと開いた。
?「そ、それは・・・、どういう意味ですか・・・?」
と震えた声で言い出したのは心音さんの義父で会長の夏咲 真琴だった。と同じく夏咲家の人達は席を立ち、前へ出た。
主・父「言葉の通り、婚約は祝福できないと言っているんだ。」
真「な、何故ですか・・・!?何故、あなた様がそんなこと言わなければならないのですか・・・!?」
主・父「だって、こんな人たちの婚約なんて祝福する気もない。」
?「まっ!?なんですって・・・!?」
と顔を赤くなりながら、怒ってるのが心音さんの実母の千尋夫人。
主・父「別に心音さんを侮辱してるつもりはありません。
むしろ、あなたたちを侮辱しているんですよ。心音さん”以外”は。」
とパパに言われ、カッと顔を赤くなりながら、夏咲 真琴は反論しようとしたら、
?「何を言ってるんですか?」
と反論の声がしたのは、”仮”婚約者のマイケル・ジョン山田だ。
山田はアメリカ生まれのアメリカ育ち、アメリカ人のハーフで、
アメリカの有名な大学に主席で卒業して、大手企業で働いているエリート社員、夏咲 真琴が山田を見て、心音さんの婚約者にふさわしいと取引先の大手企業に勝手に縁談を進められたと勝利が調べた調査結果に書いてあった。
山「なんで、僕たちの婚約には反対なんですか?超エリートの僕が夏咲家の娘と婚約でこんな喜ばしいことはありませんよ!
部外者は黙ってもらえませんか?」
と山田はパパに反論すると、勤め先の社長は慌てだし、
社「バカ!!相手は藤堂家だぞ!口を慎め!!」
山「なんでですか!?社長も言われて悔しいと思いませんか!?
僕みたいな正直者は正直に言わなきゃいけないですから!」
?「な~にが僕みたいな正直だ。」
と後ろから声がし、後ろを振り返ると参加していない一部のアテナのメンバーと姫宮さんたちが入ってきた。
希「心音、助けにきたよ!」
心「希美・・・。」
真「な、なんだ、お前たちは・・・!?」
秀「何って?俺たちは心音さん救助隊だけど~。すみません~、モニターをお願いしま~す!」
と言うと大きなモニターが降りてきた。
千「心音ちゃん、救助隊!?な、何言ってんの・・・!?」
希「何って、私たちは心音を助けにきたの。あんたたち毒家族から。」
千「ど、毒家族・・・!?」
希「そうよ。11年間、ずっと心音を苦しめてきたんだから、
毒家族で間違いないよ。」
真「な、何をバカなことを・・・!!」
夏咲 真琴は反論しようとするが、
「私も心音さん救助隊です~!」
虎「俺も!」
獅「私も。」
有「俺も。」
純「私も~!」
綾「僕もです。」
美「俺も。」
太「俺も。」
音「私も!」
と私たちは席を心音さんの前へ行き、美月さんは心音さんの腕を掴み、安全なところへと私たちの所に避難した。
真「な、何故皆さんが・・・!?」
秀「そんなことより、マイケル・ジョン山田だったっけ?」
山「な、なんだよ・・・!?」
すると松本さんはマイクを持ち、
秀「お前のことを調べたらさ、過去の事が嘘だらけで、
それにお前は仕事の取引先でもせっかく作ったのに、作ったものを作り直せって迷惑行為をしてんじゃねぇか?」
山「な、なんだよ嘘って・・・、そんな証拠どこに・・・。」
秀「証拠?あぁ、お前が取引先の人からお前の迷惑行為の証言してくれた。」
山「(あ、あいつか~!!??)」
「社長にも言ったけど、社長は信じなかった。山田を完全に信じていた・・・。社長さん、何故こんな嘘つき野郎を信じたんすか?」
松本さんは冷めた目で社長を睨み、
社「マイケルは私の大切な社員です。マイケルは嘘つくような奴には見えないです。」
山「そ、そうだ!それにさっきから僕のことを嘘つきって言ってるけど、証拠はあるのか?」
秀「えぇ~?見せちゃっていいの~?」
山「は?」
松本さんは何故か、楽しそうに山田を見ていた。
秀「じゃあ、見せてやるよ。”山田 豊作”。」
続く