前編


俺とスンリが別れてすぐの事だった。

先「妊娠8週目ですね。」
「えっ…。」

最近、体調が優れなくて今日、病院で検査してもらったら、先生から衝撃の言葉が出た。

「嘘、ですよね…?」
先「いえ、嘘ではありません。エコー写真ですが、この小さいのが赤ちゃんですよ。」

エコー写真を見せられ、その写真はテレビとかで観たことあり、間違いなく、本当に俺は妊娠している。

俺と、スンリの子供…。嬉しいけど、素直に喜べない…。だって、俺の隣には、アイツがいない…。アイツは、俺を、捨てたんだ…!

俺がデビューして2年経った時に3才下のスンリに、告られて付き合ってた。

元々、スンリが俺に一目惚れをし、ヒットしたら告白しようと決めていたらしい。

俺は戸惑ってて、当然断ったけど、アイツから何度も続く猛アプローチから純粋に好きになり、付き合う事になった。

付き合いたての時は俺を見てくれて、一緒にデートしたり、エ◯チしたり、楽しい毎日だった。

けど、俺たちがどんどん人気が出てからスンリは変わった。

俺がいるのに、女遊びも激しくなり、夜遅くまでクラブに行ったりとか明け方に帰ってくるようになったりと浮気をするようになった。

「なぁ、スンリ、この日オフだろ?久しぶりにデート行かねえか?」
ス「あぁ、すみません・・・。この日はちょっと用事があって・・・。」

と俺がデートを誘おうといつも用事があると断られた。俺がオフに1人で買い物行ったら、スンリが知らない女性と笑い合いながら歩いていたの見た。

そのせいで俺たちは喧嘩が増え、俺たちの仲に亀裂が走った。
そして、1週間前に俺は我慢の限界が来て、スンリに別れを告げた。

スンリもやけくそなのか、

ス「あぁ!!いいですよ!!こっちだって清々しますよ!!」

逆ギレしたかのように出て行った。

俺はスンリにそんな風に思ってたのかとショックを受け、涙が枯れることなく泣いた。別れてすぐには傷が癒えなかったけど、スンリを忘れるように仕事を打ち込んではいたけど、

最近、体調が優れなく、食べ物の匂いだけで吐き気もしたし、食欲もそんなに湧かなかった。そして、今、俺はスンリの子を妊娠していた。

もう、ここにはいられない・・・。アイツらには言えない・・・。スンリにも・・・。

そう思い、俺はすぐに社長に芸能界引退すると言い、理由も言わないまま。そして、俺はBIGBANGを脱退し、表舞台から姿を消した。

皆、ごめん・・・。さよなら・・・。

俺は誰にも言わないまま、韓国を離れ、日本へ旅立った。

赤ちゃん、アッパがいなくても、オンマが絶対に、お前の事、守るからな・・・。

4年後・・・、

ス「(スンヒさーん!そろそろ休憩いいですよー!)」
「(はーい!)」

俺はスタッフの休憩OKの声に休憩を入った。

「すみません、いつも、娘の面倒を・・・!!」
マネ「いいのよ。私、子供とか大好きだし、苦じゃないから。それに寝るまでスンヒの姿を見て、目をキラキラしながら見てたし・・・。スンヒのことが大好きなんだなぁって思ってたから・・・。」
「あっ・・・!そうなんですか・・・。」

マネージャーは抱っこしていた娘を俺に渡され、抱っこした。俺の腕の中で眠ってるのは3年前に無事、生まれた俺の愛娘・ジュリ。

妊娠が分かった時には嬉しかったけど、素直に喜べなかった。けど、生まれたばかりのジュリの姿を見て、「なんて可愛いんだろう。」とそれと同時に妊娠3ヶ月の時だった自分を叱りたいっていう気持ちでいっぱいだった。

ごめんな・・・。素直に喜べないなんて思って・・・。生まれてきてくれてありがとう・・・。一生守って行くからな・・・!!
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