短編
上田side
そっか・・・、もう除隊の時期になったのか・・・。
俺はスマホのネットニュースでアイツの除隊が発表された。俺は昔、東方神起のメンバーのチャンミンと恋人として付き合っていた。
最初の出会いは、俺たちKAT-TUNがまだ6人、東方神起がまだ5人だった頃、コラボのため共同生活をすることになり、たまに喧嘩することもあったけど、年が近いこともあってお互いに笑い合い、ゲームしたりと楽しかった思い出があった。
初めてアイツと会った時は、俺より年下なのに背が高いし、可愛い顔とは裏腹に口を開けば生意気な感じがして気に入らなかった。
一方でアイツは俺を見た時に何故か知らないけど、一目惚れしたみたいでつい意地悪をしてしまったと本人が言っていた。
これは恋愛あるあるだな・・・。好きな子をつい意地悪してしまうっていう・・・。
当時の俺は今と違って中性的で女の子みたいな見た目だったため、今思うとあの頃の俺にどうやら好きになってたんだと思う。
メンバーがいない日の時に、俺はアイツに襲われた。処女を奪われた。俺は必死に抵抗はしたけど、徐々に快楽に堕ちてしまい、それ以来アイツに対する恋心を抱くようになった。
ある日、チャンミンに告白をされて、俺が気持ち悪がられると覚悟を決めながら。俺はもちろんOKと返事をし、付き合おう事になった。
お互いのメンバーも祝福してくれて、お互いに違う相手に嫉妬もしたり、喧嘩もしたり、コラボが終わると、自分たちの国に帰り、遠距離恋愛もあったけど電話とメールもしたりと幸せな日々が続いた。
でも、そんな幸せな日々が唐突に終わりを迎えた。
2010年にメンバーである赤西が方向性の違いの理由で脱退し、東方神起側はジェジュン、ユチョン、ジュンスが身勝手な行動でグループ内の分裂が理由で脱退した。
その年に俺はチャンミンに振られた。
「はっ・・・?なんでだよ・・・?」
CM【あなたを巻き込まれたくありません・・・。ただそれだけです・・・。】
「絶対やだ・・・!そんな理由で別れるなんてやだよ・・・。」
CM【・・・ごめんなさい。】
チャンミンはそう言うと、プツリと電話が切れた。付き合って3年で俺たちは終わった。
あの後、俺はチャンミンに振られたショックで一時期は鬱になったが、チャンミンを忘れたくて恋愛を捨て、仕事に打ち込む日々だった。
チャンミンの方はユンホと2人で東方神起を解散することなく活動を続けている。チャンミンと番組で共演はあったが、関わりたくないから俺が一方的に避けている。
俺たちKAT-TUNは、赤西の次に聖、田口も脱退し、今は充電期間中でそれぞれソロ活動を行っている。
あれから7年が経ち、今でもチャンミンのことが忘れられない。
俺の心の中に・・・、まだ
CMside
やっと・・・、今日で終わった・・・。
僕は2年間の兵役を終え、今日、やっと除隊した。ファンのみんなから「おかえり!」って言う声はもちろん嬉しい気持ちもあるけど、寂しい気持ちもある。
何故なら、愛する人が側にいないから・・・。僕のせいで・・・。
僕は昔、日本のアイドル・KAT-TUNの竜也と恋人として付き合っていた。
きっかけは、東方神起とKAT-TUNのコラボのため共同生活をすることになり、年も近いということもあり、喧嘩することもあったけど、お互いに笑い合い、ゲームしたりと楽しかった思い出がつまっていた。
僕は竜也を初めて見た時に一目惚れをした。
栗色のボブカットに大きな瞳、細すぎず華奢な身体。女の子みたいな顔立ちで僕より年上には見えなかった。
その見た目とは裏腹に、ボクシングもやってて、脱ぐと筋肉がすごかった。特に腹筋が。
僕はそのギャップにやられてしまい、ますます好きになっていき、竜也の事になるとつい意地悪をしてしまった。
あの頃の僕は子供だったし・・・、また意地悪してしまったとまた生意気な事を言ってしまったと後悔して、落ち込んだ時期があったな・・・。
あの日、僕は竜也を襲ってしまった。処女を奪ってしまった。竜也は必死で「イヤ・・・!」と抵抗はしたけど、徐々に顔が蕩けていき「気持ちいい・・・!」とか「もっと・・・!」とか言っていた。
僕はあの後当然、後悔してしまい、悩み悩んだ結果、僕は気味悪がられると覚悟を決め、竜也に告白した。すると予想外に告白OKしてくれ、付き合う事になった。
ヒョン達とKAT-TUNのメンバー達も祝福してくれて、お互いに違う人に嫉妬もしたり、喧嘩もしたり、コラボが終わると韓国に帰国し、遠距離恋愛もあったけど電話もメールもしたりと幸せな日々が続いた。
でも、そんな幸せな日々が、僕のせいで終わらせてしまった。
2010年にジェジュンヒョンとユチョニヒョン、ジュンスヒョンの身勝手な行動が原因でグループ内に亀裂が出来てしまい、改善しないまま3人は脱退した。
僕は竜也に迷惑かけたくないのと巻き込んで欲しくなかったため、僕から別れを告げた。
上【はっ・・・?なんでだよ・・・?】
「あなたを巻き込まれたくありません・・・。ただそれだけです・・・。」
上【絶対やだ・・・!そんな理由で別れるなんてやだよ・・・。】
竜也は泣きそうになりながら別れたくないと言ってる。
僕だっていやだよ・・・。竜也と別れるなんて・・・!でも・・・。
「ごめんなさい・・・。」
僕はそう言うとプツリと電話を切った。交際して3年、僕達は終わった。
あの後、東方神起は無期限の活動休止を入ったが、次の年の1月にユノヒョンと2人で東方神起を再開した。竜也とはたまに音楽番組で会うが、一方的に避けられていて、話す機会が全くなかった。
別れてから竜也は変わってしまった。中性的な容姿は全くなくなり、ワイルドなヤンキーの姿になっていた。
YN『久々に竜也の姿を見たけど、別人になってたな。』
『はい・・・。そうですね・・・。』
あそこまでかわってしまったの・・・、僕のせいでもあります・・・。
別れてから7年が経ち、未だに竜也の事が忘れられない。今でも後悔している。
僕の心の中は・・・、まだあの人竜也がいる・・・。
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