Someone Who Loves Me


3週間後、キュヒョンと飲みに行き、あの事をユノにバレ、振られたと話すと、

キュ「だから、あれほど言っただろ!?マジでやめろって・・・。
そりゃ、ユノヒョンもさすがに傷つくぞ・・・。」
「まさか、見られていたなんて気づかなかったよ・・・。」
キュ「お前な~、少しはユノヒョンのことを甘く見過ぎだし、ユノヒョンの優しさに甘やかしすぎ。そりゃ、振られて当然だな。」
「そこまで言わなくても・・・。」
キュ「いいや!これは説教だ!お前はたまの息抜きって言うけどさ、浮気したことに変わりねぇからな!まぁ、ユノヒョンもチャンミナと別れて正解だな・・・。きっと、チャンミナより良い奴と付き合うかもしれねぇ・・・。」
「ッ・・・!!??」

キュヒョンの言葉で僕はユノと別の人と笑い合っているのを想像してしまい、嫌だと思った。

ユノが、僕以外の人と・・・?そんなの、そんなの嫌だ・・・!!

「・・・いやだよ。そんなのいやだよ!!」
キュ「だったら、なんでユノヒョンがいながら他の女性と浮気したんだ!?」
「そ、それは・・・。」
キュ「本当にユノヒョンのことを愛してるなら、浮気なんかしねぇぞ?なのに、お前は愛してるにもかかわらず、浮気をした。間違いないよな?」
「・・・。」

キュヒョンの正論に僕は下唇を噛みしめながら、何も反論しなかった。









ユノside

チャンミンと別れてから未だに心の傷が癒えなかった。
表はいつもの俺だけど、内心は泣いてる自分を抑え殺してるのに必死だった。

その日から、俺は飲みに行くようになった。ドンへと一緒に。あんまりお酒は強くないのに、嫌な事を忘れたくて、飲むしかなかった。

ド「お、おい・・・、飲み過ぎだぞ・・・!」
「いいんだ、ほっとけ・・・。」
ド「ほっとけるわけねぇだろ?こんなに飲んどいて・・・。」
「もう、ほっとけよ・・・。グスッ・・・。」
ド「あ~あ、もうどうすればいいんだ・・・。」

俺は泣きながら飲んだが、そのまま、酔いつぶれ、ドンへが酔った俺を家まで贈ってくれて、そのまま俺は意識を飛んだ。

翌朝

「ん・・・。ここは・・・。」

俺は目が覚めると、見覚えのある天井が見え、自分の家だと確信した。

ドンへか・・・?家まで送ってくれたのはありがたい・・・。うわぁ、さすがに飲み過ぎた・・・。今日がオフでよかった・・・。

重たい頭を抱えながら身体を起こすと、自分が何も着ていない状態だった。しかも、全裸。

はっ?えっ・・・?なんで・・・?

俺はベッドの横を見ると、膨らみがあり、誰かが寝ていた。

はっ?誰だ・・・?ドンへ・・・?さ、さすがにないよな・・・。でも・・・。

俺はおそるおそる、上のシーツをめくるとそこには、見知らぬ男が眠っていた。男性も俺と同じ全裸で跡がついていた。

「ギャアアーーー!!!」
?「ッ!?・・・う、ウワアアーーー!!!」

俺は状況に驚き、叫んでしまい、男性も俺の声に目が覚め、俺を見て、叫んでいた。

続く
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