第4界層 〜進退両難なる黒雨の湿原〜
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スキット④ 【ボディガードについて】
サリュ「メルク様ー!」
『?? どうされましたか?お二人共。』
カリュ「お身体に障ります!どうか病室へとお戻りください…!」
『ふふ。二人は本当に優秀なボディガードなんですね?』
サリュ「そ、そんな事はありません…!」
カリュ「メルク様のボディガードになってからはまだ何も無いですよ?」
サリュ「確かに、ボディガードらしい事が出来てません。」
『それでもこうやって体調にも気を配れるというのは、ボディガードに向いていると思います。』
サリュ「ありがとうございます!」
カリュ「これからも頑張らせていただきます!」
『でも、無理だけはしないでくださいね?』
「「はいっ!」」
*.○。・.: * .。○・。.。:*。○。:.・。*.○。・.: * .。○・*.
スキット⑤ 【ボディガードについて その2】
ココ「……。」
ロロ「どうしたの?ココ。」
ココ「アイツら、常にメルク姉と居るじゃん。ズルくね?」
ロロ「あぁ!ボディガードの人達でしょ?仕方ないよ。メルクお姉さんはあの黒い人に狙われてるんだから。」
ココ「けどよー。なーんか納得いかねえんだよなあ。おれたちだって我慢してんのによー?」
ロロ「ぼくたちが早く騎士になれば、それだけメルクお姉さんの近くに居れて、護れるようになるんだから、今は修行頑張らないとね!」
ココ「ちぇー…。分かったよ。」
__二人立ち去る__
ユーリ「(あいつらもまだまだ甘えたい年頃なんだな…)」
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スキット⑥ 【ボディガードについて その3】
サリュ「メルク様、ここに段差がありますからお足元にお気をつけください。」
カリュ「お手をどうぞ。」
『ありがとうございます、サリュ、カリュ。』
リタ「(じぃーー)……何あれ?」
エステル「え?何って、ボディガードですよ?リタにも話しませんでしたっけ?」
リタ「いや、聞いたけど…。何でそのボディガードがまるで貴族のお嬢様相手の様にエスコートしてんのよ。ボディガードって言ったら命の危険を守るためのただの護衛でしょ?」
エステル「段差に躓いて怪我をしたら危ないじゃないですか!」
リタ「子供じゃないんだから……」
サリュ「メルク様!危ない!」
(……目の前を犬がただ通り過ぎていく……)
カリュ「ふう…。獰猛な犬じゃなくて良かったですね!」
『あらあら?ありがとうございます。』
リタ「ちょっと!今の見た?!あそこまでしないでしょ!普通!」
エステル「え、えっと……。確かに……?」
リタ「あの騎士団長に言った方が良いんじゃないの?!あれは過保護過ぎよ!」
エステル「ま、まあ、フレンの考えですから信じてあげましょう?ね?ね?」
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スキット⑦ 【メルクの体調】
『ごほっ、ごほっ…』
サリュ「!! メルク様、お身体に障ります。どうか病室へお戻りください…」
カリュ「歩けますか?あれなら抱えてでも…」
『ごほ、ごほ……だ、大丈夫です…。少し咳がついただけですから…』
サリュ「第4界層で酷い目に遭ったと聞きます。どうかご無理はなさらず…。」
カリュ「酷い風邪を召されてますから…。さ、中へ。」
『ありがとうございます…。そう、させてもらいますね?』
サリュ「はい。ご自身の体調を一番にお考え下さい。」
カリュ「後で医師を呼んでおきますから、ご安心を。」
『そこまでしなくても…。いえ…ここは、ありがとうですよね?』
「「はい!」」
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スキット⑧ 【メルクの体調 その2】
ユーリ達と話し中___
『あらあら?そうなの?それはおもしろ──ごほ、ごほ…』
サリュカリュ「「!!」」
ユーリ「おいおい、大丈夫か?」
フレン「すみません、長い間お話をしてしまって。」
ユーリ「長い間って…まだそんなに経っちゃいないが…」
『私は大丈夫ですよ?少し…咳が出るだけですから。』
サリュ「いけません、メルク様…。お身体に障ります。」
カリュ「ここは一度休ませて貰いましょう。」
フレン「二人とも、彼女を頼めるか?」
サリュカリュ「「はっ!!」」
(……メルクと共にサリュカリュが移動中……)
ユーリ「……」
フレン「彼女…中々良くはならないね…。城に在中の医師も手を尽くしては居るそうだけど…あれ程の重症は稀だと言っていた。」
ユーリ「……くそ、」
フレン「ユーリ。自分を責めてるのかい?それなら近くにいた僕にも非がある。君だけのせいじゃない。」
ユーリ「……柱かなんかに縛られてたあの時、あいつ、初めて泣きそうな顔でこっちを見たんだ。いつも笑顔なのによ?そんな顔をさせてしまったのが、後悔しかなくてな…。」
フレン「……。」
ユーリ「早くあいつを治してやりてえな?」
フレン「そうだね。彼女が元気じゃなかったら、他まで気が滅入りそうだからね。ココやロロ……兵士達も彼女の歌には元気を貰ったと言っていたし…」
ユーリ「……あぁ、そうだな。」
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スキット⑨ 【メルクの体調 その3】
___ココやロロとお話中…
ココ「それでさ!ロロってば、その時コケたんだぜ?!!」
ロロ「や、やめてよ…!恥ずかしいよ!」
ココ「ははっ!だってあん時めっちゃ面白かったんだぜ?!」
『ふふ、そうなのね?二人とも、剣術は楽しい?』
ココ「おう!楽しいぜ?」
ロロ「ぼくも、楽しいよ!今度メルクお姉さんにも見てもらいたい!」
ココ「お、それいいな!見に来てくれよ!メルク姉!」
『そうね?じゃあ…折角ならお呼ばれ…っごほっ!ごほっ!』
ココロロ「「メルク姉?!/メルクお姉さん?!」」
『はぁ、はぁ、大丈夫、よ…?二人とも。心配し、ないで…?』
ココ「大丈夫じゃねえよ!!おれ、兵士さん呼んでくる!」
ロロ「メルクお姉さんはぼくと一緒に…」
『ありがとう…、二人とも……』
ロロ「ううん、メルクお姉さんはとにかく体調を治すことを考えてて?ぼくたちは大丈夫だから…」
サリュ「メルク様!」
カリュ「メルク様、申し訳ありません。お運びします!」
(……カリュがメルクを抱えて移動……)
ココ「……メルク姉…」
ロロ「体調、良くならないね…」
ココ「前にメルク姉が攫われた時も目ぇ、見えなかったし……、なんかあいつらに体調わるくなる薬でも飲まされたんじゃないか?」
ロロ「あの人たちなら有り得そうだよね…。…大丈夫かな?メルクお姉さん…」
ココ「後でこっそり見に行ってみようぜ?」
ロロ「うん!」