とある科学の読心能力
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
空腹で目が覚めた一方通行は何故か自分が薄汚れた毛布を被っている事に気づいた。
そして床にはテーブルクロスに身を包む10歳くらいの幼い少女がうずくまり項垂れていた。
一瞬なんだ?このガキ?と思った一方通行は昨日の夜の出来事を思い出した。
コンビニにコーヒー缶を買い出しにいった帰りに急に毛布人間に声をかけられたのだ。
正確には無能力者やらのいざこざでめんどくさくなった一方通行が音の反射を切った為しばらく声をかけられているのはしばらく気づかなかったが。
少女は妹達の最後に作られた20001号通称打ち止めと呼ばれるクローン体であった。
実験が中止されたせいで体の調整が不完全であり実験に参加していた一方通行に研究者達と連絡をとってほしい……ということなのだったが一方通行が協力するはずもなく。
そんな非協力的な一方通行に打ち止めはめげなかったのか勝手に自宅についてきたのだ。
本人曰く他にいくところがないということだが。
と回想を終えたところで一方通行は汚れた毛布を打ち止めに投げつけた。
時刻はもう昼を大幅に越えている、何か食べようと冷蔵庫を見たが中身を見ることもなくソファに寝転んだ。
冷蔵庫は直立ではなく横になぎ倒されていた。
本来あるべき姿ではない。
というのも昨日コンビニに行っている間にスキルアウトに襲撃されていたのか部屋全体が壊されていた。
ベッドではなくソファで寝ていたのもそのせいだ。
テーブルクロスから毛布に変えた打ち止めはお腹が空いたと抗議した。
無視しようかと思っていた一方通行だったが早いことこのガキを家から追い出した方が早いかと考えソファから起き上がった。
向かう先が台所じゃないと打ち止めは文句を言っている。
どうやら一方通行がわざわざ作ってくれると思っていたらしい。
そんな家庭的な行動を起す人間に見えんのか?と無言で玄関を出て一方通行はどこに行くかを考えた。
(そういやあいつマメに作る派だったな)
健康の為だとか行って自炊する派だった腐れ縁の幼馴染を連想し一方通行はファミレスの方ではなく彼女の家に向かった。(距離的にもそっちの方が近い為)
まぁ彼女のことだ、夏休み最後の宿題で家に籠っているだろう。
宿題に追われうんうん唸っていたあきらはチャイムの音に少しいらっとしつつ(解けていた問題がチャイムの音で全部パーになった)玄関のドアを開けると宿題どころではない事態を目にして口をあんぐりと開けた。
「何か食わせろ」
「こんにちは、そしてごちそうさまになります、ってミサカミサカは感謝を述べつつあなたにこんな知り合いがいたなんて驚いてみたり」
「いたら何か悪ィのかよ」
と自分をほっといてずかずか上がる一方通行にあきらは頭を抱えた。
「えーーーと……まず……一方通行さん」
「ア?何だその困惑した顔は」
「何だ?じゃないんだよ……!!
いやこないだのあれの次は少女誘拐……?
うん、まず理由を聞かせてほしいんだけども」
「オイ、誰が誘拐者だ
勝手にこのガキが着いてくるだけで連れ去ったとかじゃねェ」
そう言う一方通行は嘘を言っているようには見えない。
でも旗からしたらこの少女の格好は異様だ、何せ毛布を被っているだけなのだから。
あとミサカ?とあきらはどこか聞いたことのあるワードに首を捻った。
「おい、飯」
「私の名前は飯、じゃないだけど……
てかもう午後二時過ぎてるけどまだ食べてないの?まぁ私も宿題に追われててまだだけどさ……」
とぶつくさ言いながらあきらは冷蔵庫を見て眉を寄せた。
そもそも今日買い出しに行くつもりであまり材料が残っていないのだ。
「ごめん、三人分……はないかな」
「チッ、ならいい」
ならファミレスに行くと一方通行が出ていこうとするのを慌てて引き留めた。
「えっと……君も着いていくの?」
「うん、ってミサカミサカは頷いてみたり」
「ちょっと待ってて」
とあきらは自室に引っ込んで一枚の服を持ってきた。
「これ、私のお古なんだけど
ちょっと大きいかもしれないけどとりあえずこれだけでも着たらどうかな……?流石に毛布一枚は……」
少女は少し悩んでいたが素っ裸は流石に恥ずかしかったのかどうやら着てくれるようだ。
一方通行に後ろを向くようサインを送るとしぶしぶ後ろを向いてくれたので素っ裸の少女にお古のパーカーを着せる。
サイズが合わないのかオーバーサイズになってしまったがこれは逆に下も隠せるしいいかと考える。
靴……は見合うのがないので裸足のままなのが気にかかるが。
「とそれはそれとして毛布は被るのか……」
「この毛布は苦楽を共にした旅の友達だから切り離せないのってミサカミサカは説明してみたり」
「そっか」
もう終わったと判断した一方通行はファミレスに行こうと歩き始めたが自分に着いてくる人間がもう一人増えたと気づいた。
「何でテメエまで着いてくんだ
宿題あるんじゃなかったのか?」
「それは後でやるからいいの
それより!まだこの子が何なのか聞いてないし」
「めんどくせぇ……」
といいつつ一方通行は追い払う意思はないらしい、なんだかんだ優しいのである。
とりあえず着いていってもいいらしいのであきらは宿題は話を聞いてからにしようと考えた。
ちなみに宿題どころではない事態に巻き込まれるのだが今はまだ知るよしもない。
そして床にはテーブルクロスに身を包む10歳くらいの幼い少女がうずくまり項垂れていた。
一瞬なんだ?このガキ?と思った一方通行は昨日の夜の出来事を思い出した。
コンビニにコーヒー缶を買い出しにいった帰りに急に毛布人間に声をかけられたのだ。
正確には無能力者やらのいざこざでめんどくさくなった一方通行が音の反射を切った為しばらく声をかけられているのはしばらく気づかなかったが。
少女は妹達の最後に作られた20001号通称打ち止めと呼ばれるクローン体であった。
実験が中止されたせいで体の調整が不完全であり実験に参加していた一方通行に研究者達と連絡をとってほしい……ということなのだったが一方通行が協力するはずもなく。
そんな非協力的な一方通行に打ち止めはめげなかったのか勝手に自宅についてきたのだ。
本人曰く他にいくところがないということだが。
と回想を終えたところで一方通行は汚れた毛布を打ち止めに投げつけた。
時刻はもう昼を大幅に越えている、何か食べようと冷蔵庫を見たが中身を見ることもなくソファに寝転んだ。
冷蔵庫は直立ではなく横になぎ倒されていた。
本来あるべき姿ではない。
というのも昨日コンビニに行っている間にスキルアウトに襲撃されていたのか部屋全体が壊されていた。
ベッドではなくソファで寝ていたのもそのせいだ。
テーブルクロスから毛布に変えた打ち止めはお腹が空いたと抗議した。
無視しようかと思っていた一方通行だったが早いことこのガキを家から追い出した方が早いかと考えソファから起き上がった。
向かう先が台所じゃないと打ち止めは文句を言っている。
どうやら一方通行がわざわざ作ってくれると思っていたらしい。
そんな家庭的な行動を起す人間に見えんのか?と無言で玄関を出て一方通行はどこに行くかを考えた。
(そういやあいつマメに作る派だったな)
健康の為だとか行って自炊する派だった腐れ縁の幼馴染を連想し一方通行はファミレスの方ではなく彼女の家に向かった。(距離的にもそっちの方が近い為)
まぁ彼女のことだ、夏休み最後の宿題で家に籠っているだろう。
宿題に追われうんうん唸っていたあきらはチャイムの音に少しいらっとしつつ(解けていた問題がチャイムの音で全部パーになった)玄関のドアを開けると宿題どころではない事態を目にして口をあんぐりと開けた。
「何か食わせろ」
「こんにちは、そしてごちそうさまになります、ってミサカミサカは感謝を述べつつあなたにこんな知り合いがいたなんて驚いてみたり」
「いたら何か悪ィのかよ」
と自分をほっといてずかずか上がる一方通行にあきらは頭を抱えた。
「えーーーと……まず……一方通行さん」
「ア?何だその困惑した顔は」
「何だ?じゃないんだよ……!!
いやこないだのあれの次は少女誘拐……?
うん、まず理由を聞かせてほしいんだけども」
「オイ、誰が誘拐者だ
勝手にこのガキが着いてくるだけで連れ去ったとかじゃねェ」
そう言う一方通行は嘘を言っているようには見えない。
でも旗からしたらこの少女の格好は異様だ、何せ毛布を被っているだけなのだから。
あとミサカ?とあきらはどこか聞いたことのあるワードに首を捻った。
「おい、飯」
「私の名前は飯、じゃないだけど……
てかもう午後二時過ぎてるけどまだ食べてないの?まぁ私も宿題に追われててまだだけどさ……」
とぶつくさ言いながらあきらは冷蔵庫を見て眉を寄せた。
そもそも今日買い出しに行くつもりであまり材料が残っていないのだ。
「ごめん、三人分……はないかな」
「チッ、ならいい」
ならファミレスに行くと一方通行が出ていこうとするのを慌てて引き留めた。
「えっと……君も着いていくの?」
「うん、ってミサカミサカは頷いてみたり」
「ちょっと待ってて」
とあきらは自室に引っ込んで一枚の服を持ってきた。
「これ、私のお古なんだけど
ちょっと大きいかもしれないけどとりあえずこれだけでも着たらどうかな……?流石に毛布一枚は……」
少女は少し悩んでいたが素っ裸は流石に恥ずかしかったのかどうやら着てくれるようだ。
一方通行に後ろを向くようサインを送るとしぶしぶ後ろを向いてくれたので素っ裸の少女にお古のパーカーを着せる。
サイズが合わないのかオーバーサイズになってしまったがこれは逆に下も隠せるしいいかと考える。
靴……は見合うのがないので裸足のままなのが気にかかるが。
「とそれはそれとして毛布は被るのか……」
「この毛布は苦楽を共にした旅の友達だから切り離せないのってミサカミサカは説明してみたり」
「そっか」
もう終わったと判断した一方通行はファミレスに行こうと歩き始めたが自分に着いてくる人間がもう一人増えたと気づいた。
「何でテメエまで着いてくんだ
宿題あるんじゃなかったのか?」
「それは後でやるからいいの
それより!まだこの子が何なのか聞いてないし」
「めんどくせぇ……」
といいつつ一方通行は追い払う意思はないらしい、なんだかんだ優しいのである。
とりあえず着いていってもいいらしいのであきらは宿題は話を聞いてからにしようと考えた。
ちなみに宿題どころではない事態に巻き込まれるのだが今はまだ知るよしもない。