ボルナルワンドロ

嘘と本音

父ちゃんと今二人で家にいる。
ボルトはじっとナルトの凛々しい横顔を見つめていた。

「どうしたボルト?父ちゃんの顔に何か付いてるのか?」

気になったナルトはボルトの方に振り返った。

「いやさ、父ちゃんの顔が綺麗だなって…。」
「なっ!なんだよ急に///」
「いっいや、何でもねーよ!」
慌ててボルトは嘘だと打ち消した。
ナルトはちょっとホッとして、また前に向き直した。

ボルトはまたナルトの横顔を見ながらため息をついた。

本当は父ちゃんの事を…。

思わず本音を言いそうになったが、ボルトはその場で言葉を飲み込んだ。

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