ボルナル小説
「おーい!ボルト、久し振りだな!」
父ちゃんと会うのは実に四ヶ月振りだ。
俺が大学生になって自宅から離れた学校を選んだから独り暮らしを始めた。
ほとんどは学業とバイトで自宅には顔も出していない。
一度だけ帰省した時は夏休みだった。
その時は母ちゃんも妹のヒマワリもいた。
父ちゃんこと、家の主のうずまきナルトは仕事がたて込んでいるとかで、お盆休みだというのにほとんど家にいない。
たった数分のみ、父ちゃんが仕事に行く前とかで玄関ですれ違った。
「ボルト、帰ってたんだな。」
ナルトが話しかけるも、ボルトは何も言わずに横目でチラッと父ちゃんを見ながら通り過ぎようとした。
「悪かったってばよ!急に仕事が入っちまってよ!」
「俺は結構前から帰る期間を知らせてんじゃねぇか!ちっとは時間取れってばさ!」
近くに見送りに出ていたヒナタも困惑しながらボルトを見ていた。
「そんなこと言ってもお父さんの仕事は不定期なのよ。分かってあげて。」
ボルトも頭の中ではそんなことは分かっていたのだ。
ただ一緒にいる時間がほとんどないのが寂しく悔しいのだ。
「…いいんだ、ヒナタ。俺が悪いんだってばよ。今度、時間空いた時でも必ず埋め合わせはするってばよ!」
ボルトはキッとナルトの方を振り返り、
「ゼッテーだかんな!俺との時間、作れってばさ!」
「ああ、男と男の約束だってばよ!」
拳を互いにあわせて、父ちゃんは仕事へと出掛けていったのだった。
それからと言うもの、父ちゃんの仕事の忙しさで直ぐには会うことが叶わなかった。
そして季節が夏から秋を飛び越え、そろそろ冬になりそうな今日、やっと父ちゃんと会うことが出来た。
しかも二人きりで。
「で、ボルト。今日は何処か行きたい所はあんのか?」
正直どっか二人きりになれる場所でも直ぐに行きたい気もするが、最初からはまだ早いし、警戒もされる。
暫くボルトは顎に手を添えながら考えていたが、良い考えが浮かんだ。
「そうだ!俺んちエアコンが壊れちまってよ、これから寒くなるだろ?コタツでも買おっかなって思っていたってばさ!」
「そうなのか?じゃあエアコン新しくした方がいいんじゃねーのか?」
「い、いいんだってばさ!エアコンだとすぐに喉が痛くなっちまうし、第一電気代もかかっちまうってばさ!」
「そんなに言うなら分かったってばよ。じゃあコタツでも買いにいくか!」
「おう。」
エアコンが壊れているなんて本当は嘘。
コタツであれば直ぐに持って帰れるし、家に父ちゃんを上げさせる事も容易い。
ボルトは姑息な事を考えながらも父ちゃんと一緒に電気屋に向かって歩きはじめた。
「意外と色んなコタツがあるんだな!」
コタツ売り場には様々な種類の物が置いてあり、庵かのような小さいものから大人数であたれる大きな家具調コタツもあった。
「お、これなんかいいんじゃねーか。」
ナルトが指を差したのはコタツ布団が要らなくても良いヤツだった。
「それじゃダメだってばさ!俺は布団付きじゃねーと落ち着かないんだ!」
「布団が無いと楽だと思うんだけどなー。」
布団が無いなんて、こっちが考えてる計画が丸潰れだ。勿論、大きいヤツもダメだ。
「俺はこれが欲しいってばさっ!」
ボルトが指を差したのは至ってシンプルな昔ながらのヒーター部分が出っ張ってるモノ。しかも一番小さなモノだった。
「こんなんがいいのか?ボルト。もう少しいいヤツでもいいんだってばよ。」
「いいんだよ、これで。俺んち狭いしよ、これが一番温まるだってばさ!」
「ボルトが欲しいっていうんだったらこれにするけど。」
早々にコタツを決めて、ナルトが会計まで持っていった。
よし、第一段階は成功だってばさ!
ナルトの後ろにニタリと不敵な笑みを溢すボルトがいた。
持ち帰りを選択して、大きい荷物で歩き回れないので、ボルトが一人暮らしをしているアパートにコタツを運んでいった。
「やっと着いたな。早速組み立てるか?」
「勿論、そうするってばよ!父ちゃん、箱から出しといてくれってばさ。」
雑な感じに玄関に靴を脱ぎ捨てた二人はすぐにコタツの組み立てを始めた。
シンプルなデザインで大きさも一人用とした小さなサイズなので、簡単に出来上がっていた。
元々ミニテーブルが置いてあった場所にコタツを差し替えて置いた。
「コタツ布団はどうするんだってばよ?」
「とりあえずはこの毛布を掛けといてくれってばさ。」
ボルトは押入から毛布を持ってきてナルトへと手渡した。
ナルトがコタツに毛布をセットしている間にボルトは二人分の珈琲を用意していた。
「父ちゃん、終わったか?」
「ああ、バッチリだってばよ!」
「じゃあちゃんと付くか、スイッチを入れてくれってばさ。」
ナルトは言われた通りにコタツのスイッチを入れた。
「お、大丈夫みてーだな。」
「じゃあちょっと休憩しよーぜ!」
ボルトは珈琲を入れたマグカップをコタツのテーブルに置いた。
「サンキュー、ボルト。」
温まり始めたコタツに足を突っ込み、二人して珈琲に口をつけていた。
「たまにはいいな、コタツってのも。大体がエアコンや床暖房だしな。」
「だろ?俺、こういうのが好きなんだってばさ!」
コタツの温度が体温よりも熱くなってきて、出っ張ったヒーターを避けようとナルトは足をずらした。
すると、ボルトの足にナルトの足がコツンとぶつかった。
「わりぃな、ボルト。だから一人用じゃなく、もうちょっと大きい方が良かったんじゃねぇ?」
「いいや、これがいいんだってばさ。」
ボルトがニヤッと笑い、ぶつかったナルトの足に絡みついてきた。
「!?…ボルト、何を?」
ビクッとなったナルトはボルトの足から逃れようと少し離しておいたが、ボルトは更に追いかけ、また足に絡みついた。
今度は足の指の体温を確かめるかのように互いの足の指先を重ね合いながら。
くすぐったいのやら、なんだか変な気持ちになり、ナルトはぐふっと笑ってしまった。
「や、止めろってば、ボルト。くすぐってぇってばよ。」
「ふぅん…父ちゃん、本当にくすぐったいだけだってばさ?」
ボルトは毛布を捲り、足の指先が絡んでいたナルトの足を剥き出しにしたと思ったら、今度は手でナルトの足を触ってきた。
「父ちゃんの足、あったけぇ。」
サワサワとナルトの足をまさぐるボルトにナルトは思わず、ビクッと反応してしまった。
「おっおい!ホントにやめろってば…!」
「そうか…?俺には父ちゃんがそんなに嫌がってるようには見えないってばさ。」
ボルトは触っていたナルトの足から手を離して、向かい合わせに座っていたのをナルトと同じ位置にいき、背中からナルトを抱き締めた。
「コタツに入ってた父ちゃんの足もあったけぇけど、こうして実際に父ちゃんの体温が感じられる方がもっとあったけぇ。」
「なっ!?何言ってんだってばよ?ボルト、どうかしちまったか!?」
ボルトの行動に困惑しているナルトはボルトのされるがままになっていた。
「…俺さ、父ちゃんが好きなんだよな。好き過ぎてどうにも止まんねぇんだ!だから家出たのによ…!やっぱ俺…押さえられねぇってばさ!!」
ボルトはナルトの顔を無理やり振り向かせて、自身の唇をナルトの唇に押し付けた。
「あぅ……、ふっ……!」
ナルトの口から漏れ出す息はもはや喘ぎにしか聞こえない吐息で、それがまたボルトを興奮させる要素しかなかった。
更に唇の角度を変えて、どんどん深く重なり合う唇からボルトの下がナルトの口内に侵入してきた。
強引に入ってきたボルトの舌によってナルトの舌を探り当てられて、ヌチャリヌチャリと水音を立てながら複雑に絡みついてきた。
「はぁぁ……。んぁぁ……!!」
ナルトも突然されたボルトからのキスに驚きはしたが、思ったよりも嫌ではなく、むしろ痺れるような感覚に憂いさえも感じていた。
互いの唇の端から溢れきった唾液が滴り落ち、やがて透明な糸を引きながら唇が離れていった。
「はぁ…。父ちゃんの口ん中もあったけぇってばさ…。」
お互いに高揚しきった顔で見つめ合っていた。
「…ボルト、いつからこんな……。」
「ずっと前からだってばさ…!なかなか会えないから、つい……。」
触れ合うだけのつもりが感情のままにキスまでしてしまったボルトは少々後悔をしていた。
こんな事してしまったら、父ちゃんが俺と会ってくれなくなっちまうんじゃねえかって。
暗い顔でボルトは項垂れていたが、グイッとナルトに抱き寄せられた。
「悪かったなボルト。余り会ってやれなくってよ。」
「…父ちゃっ…!俺んこと嫌になっちまったんじゃ…。」
「馬鹿だなぁ、んなワケあるかよ!なにがあっても、ボルトは俺の誇らしい息子だってばよ!」
「ありがとう…。父ちゃん!!」
そして思いっきり抱き締めあい、小さなコタツの中でお互いの体温を確かめ合いながら、熱い口付けを交わしたのであった。
了
父ちゃんと会うのは実に四ヶ月振りだ。
俺が大学生になって自宅から離れた学校を選んだから独り暮らしを始めた。
ほとんどは学業とバイトで自宅には顔も出していない。
一度だけ帰省した時は夏休みだった。
その時は母ちゃんも妹のヒマワリもいた。
父ちゃんこと、家の主のうずまきナルトは仕事がたて込んでいるとかで、お盆休みだというのにほとんど家にいない。
たった数分のみ、父ちゃんが仕事に行く前とかで玄関ですれ違った。
「ボルト、帰ってたんだな。」
ナルトが話しかけるも、ボルトは何も言わずに横目でチラッと父ちゃんを見ながら通り過ぎようとした。
「悪かったってばよ!急に仕事が入っちまってよ!」
「俺は結構前から帰る期間を知らせてんじゃねぇか!ちっとは時間取れってばさ!」
近くに見送りに出ていたヒナタも困惑しながらボルトを見ていた。
「そんなこと言ってもお父さんの仕事は不定期なのよ。分かってあげて。」
ボルトも頭の中ではそんなことは分かっていたのだ。
ただ一緒にいる時間がほとんどないのが寂しく悔しいのだ。
「…いいんだ、ヒナタ。俺が悪いんだってばよ。今度、時間空いた時でも必ず埋め合わせはするってばよ!」
ボルトはキッとナルトの方を振り返り、
「ゼッテーだかんな!俺との時間、作れってばさ!」
「ああ、男と男の約束だってばよ!」
拳を互いにあわせて、父ちゃんは仕事へと出掛けていったのだった。
それからと言うもの、父ちゃんの仕事の忙しさで直ぐには会うことが叶わなかった。
そして季節が夏から秋を飛び越え、そろそろ冬になりそうな今日、やっと父ちゃんと会うことが出来た。
しかも二人きりで。
「で、ボルト。今日は何処か行きたい所はあんのか?」
正直どっか二人きりになれる場所でも直ぐに行きたい気もするが、最初からはまだ早いし、警戒もされる。
暫くボルトは顎に手を添えながら考えていたが、良い考えが浮かんだ。
「そうだ!俺んちエアコンが壊れちまってよ、これから寒くなるだろ?コタツでも買おっかなって思っていたってばさ!」
「そうなのか?じゃあエアコン新しくした方がいいんじゃねーのか?」
「い、いいんだってばさ!エアコンだとすぐに喉が痛くなっちまうし、第一電気代もかかっちまうってばさ!」
「そんなに言うなら分かったってばよ。じゃあコタツでも買いにいくか!」
「おう。」
エアコンが壊れているなんて本当は嘘。
コタツであれば直ぐに持って帰れるし、家に父ちゃんを上げさせる事も容易い。
ボルトは姑息な事を考えながらも父ちゃんと一緒に電気屋に向かって歩きはじめた。
「意外と色んなコタツがあるんだな!」
コタツ売り場には様々な種類の物が置いてあり、庵かのような小さいものから大人数であたれる大きな家具調コタツもあった。
「お、これなんかいいんじゃねーか。」
ナルトが指を差したのはコタツ布団が要らなくても良いヤツだった。
「それじゃダメだってばさ!俺は布団付きじゃねーと落ち着かないんだ!」
「布団が無いと楽だと思うんだけどなー。」
布団が無いなんて、こっちが考えてる計画が丸潰れだ。勿論、大きいヤツもダメだ。
「俺はこれが欲しいってばさっ!」
ボルトが指を差したのは至ってシンプルな昔ながらのヒーター部分が出っ張ってるモノ。しかも一番小さなモノだった。
「こんなんがいいのか?ボルト。もう少しいいヤツでもいいんだってばよ。」
「いいんだよ、これで。俺んち狭いしよ、これが一番温まるだってばさ!」
「ボルトが欲しいっていうんだったらこれにするけど。」
早々にコタツを決めて、ナルトが会計まで持っていった。
よし、第一段階は成功だってばさ!
ナルトの後ろにニタリと不敵な笑みを溢すボルトがいた。
持ち帰りを選択して、大きい荷物で歩き回れないので、ボルトが一人暮らしをしているアパートにコタツを運んでいった。
「やっと着いたな。早速組み立てるか?」
「勿論、そうするってばよ!父ちゃん、箱から出しといてくれってばさ。」
雑な感じに玄関に靴を脱ぎ捨てた二人はすぐにコタツの組み立てを始めた。
シンプルなデザインで大きさも一人用とした小さなサイズなので、簡単に出来上がっていた。
元々ミニテーブルが置いてあった場所にコタツを差し替えて置いた。
「コタツ布団はどうするんだってばよ?」
「とりあえずはこの毛布を掛けといてくれってばさ。」
ボルトは押入から毛布を持ってきてナルトへと手渡した。
ナルトがコタツに毛布をセットしている間にボルトは二人分の珈琲を用意していた。
「父ちゃん、終わったか?」
「ああ、バッチリだってばよ!」
「じゃあちゃんと付くか、スイッチを入れてくれってばさ。」
ナルトは言われた通りにコタツのスイッチを入れた。
「お、大丈夫みてーだな。」
「じゃあちょっと休憩しよーぜ!」
ボルトは珈琲を入れたマグカップをコタツのテーブルに置いた。
「サンキュー、ボルト。」
温まり始めたコタツに足を突っ込み、二人して珈琲に口をつけていた。
「たまにはいいな、コタツってのも。大体がエアコンや床暖房だしな。」
「だろ?俺、こういうのが好きなんだってばさ!」
コタツの温度が体温よりも熱くなってきて、出っ張ったヒーターを避けようとナルトは足をずらした。
すると、ボルトの足にナルトの足がコツンとぶつかった。
「わりぃな、ボルト。だから一人用じゃなく、もうちょっと大きい方が良かったんじゃねぇ?」
「いいや、これがいいんだってばさ。」
ボルトがニヤッと笑い、ぶつかったナルトの足に絡みついてきた。
「!?…ボルト、何を?」
ビクッとなったナルトはボルトの足から逃れようと少し離しておいたが、ボルトは更に追いかけ、また足に絡みついた。
今度は足の指の体温を確かめるかのように互いの足の指先を重ね合いながら。
くすぐったいのやら、なんだか変な気持ちになり、ナルトはぐふっと笑ってしまった。
「や、止めろってば、ボルト。くすぐってぇってばよ。」
「ふぅん…父ちゃん、本当にくすぐったいだけだってばさ?」
ボルトは毛布を捲り、足の指先が絡んでいたナルトの足を剥き出しにしたと思ったら、今度は手でナルトの足を触ってきた。
「父ちゃんの足、あったけぇ。」
サワサワとナルトの足をまさぐるボルトにナルトは思わず、ビクッと反応してしまった。
「おっおい!ホントにやめろってば…!」
「そうか…?俺には父ちゃんがそんなに嫌がってるようには見えないってばさ。」
ボルトは触っていたナルトの足から手を離して、向かい合わせに座っていたのをナルトと同じ位置にいき、背中からナルトを抱き締めた。
「コタツに入ってた父ちゃんの足もあったけぇけど、こうして実際に父ちゃんの体温が感じられる方がもっとあったけぇ。」
「なっ!?何言ってんだってばよ?ボルト、どうかしちまったか!?」
ボルトの行動に困惑しているナルトはボルトのされるがままになっていた。
「…俺さ、父ちゃんが好きなんだよな。好き過ぎてどうにも止まんねぇんだ!だから家出たのによ…!やっぱ俺…押さえられねぇってばさ!!」
ボルトはナルトの顔を無理やり振り向かせて、自身の唇をナルトの唇に押し付けた。
「あぅ……、ふっ……!」
ナルトの口から漏れ出す息はもはや喘ぎにしか聞こえない吐息で、それがまたボルトを興奮させる要素しかなかった。
更に唇の角度を変えて、どんどん深く重なり合う唇からボルトの下がナルトの口内に侵入してきた。
強引に入ってきたボルトの舌によってナルトの舌を探り当てられて、ヌチャリヌチャリと水音を立てながら複雑に絡みついてきた。
「はぁぁ……。んぁぁ……!!」
ナルトも突然されたボルトからのキスに驚きはしたが、思ったよりも嫌ではなく、むしろ痺れるような感覚に憂いさえも感じていた。
互いの唇の端から溢れきった唾液が滴り落ち、やがて透明な糸を引きながら唇が離れていった。
「はぁ…。父ちゃんの口ん中もあったけぇってばさ…。」
お互いに高揚しきった顔で見つめ合っていた。
「…ボルト、いつからこんな……。」
「ずっと前からだってばさ…!なかなか会えないから、つい……。」
触れ合うだけのつもりが感情のままにキスまでしてしまったボルトは少々後悔をしていた。
こんな事してしまったら、父ちゃんが俺と会ってくれなくなっちまうんじゃねえかって。
暗い顔でボルトは項垂れていたが、グイッとナルトに抱き寄せられた。
「悪かったなボルト。余り会ってやれなくってよ。」
「…父ちゃっ…!俺んこと嫌になっちまったんじゃ…。」
「馬鹿だなぁ、んなワケあるかよ!なにがあっても、ボルトは俺の誇らしい息子だってばよ!」
「ありがとう…。父ちゃん!!」
そして思いっきり抱き締めあい、小さなコタツの中でお互いの体温を確かめ合いながら、熱い口付けを交わしたのであった。
了
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