ハヤテの特訓
こちらで夢小説の名前設定!
本棚全体の夢小説設定このブックはドリーム機能を使用しています。 名前を入れると、登場人物に自動変換します。
名前を入れないと『馬』になるので、あなたの脳内で馬が大暴れするでしょう…お気をつけください。
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
馬「次は私、守備コーチの馬が練習法を説明いたします!!」
次はポニーテール運動着姿の馬が登場した。
ハヤテ・トワ『これはアリだな。』
女子力向上豆知識:若い男子はポニーテールがお好き(偏見)
馬「ハヤテさんには飛んでくる芋を避けてもらいます!!!」
気合いの入った馬から発表される課題。
それは彼女から投げられる芋をひたすら避ける特訓方法だった。
ハヤテ「意外と簡単そうだな。よし、やるか!」
ハヤテと馬が配置に付く。
ハヤテ「お前近すぎないか?」
馬とハヤテ、2人の距離は50cm強といったところか…
馬「ハヤテさんの気合いを身近に感じたいのでこの距離です!トワ君、芋拾いお願いね。」
トワ「はい!」
トワも心なしか気合いが入る。
馬「それじゃあいきまーす。」
馬は芋を持つとすぐに振り被り、ハヤテに向かって全力で投球、ならぬ投芋した。
ビシッ!バシッ!ゴンッ!
やはり近過ぎる距離のせいで芋はひたすらハヤテに命中していく。
ゴロゴロゴロ…
ぶつかっては転がる芋をトワが回収していく。
ハヤテ「ちょっと待て!」
馬「まだまだぁぁ!!」
ビシッ!バシッ!ビシッ!ゴロゴロゴロ…
ハヤテ「出来るかぁぁ!」
ハヤテが怒りを露にした時、偶然にも1個避けることが出来た。
トワ・ハヤテ・馬「あ!!」
いきなり初成功したものだから一同は驚き固まる。
そして一気に場が和む。
トワ「やりましたね、ハヤテさん!」
ハヤテ「おう、出来ちまった…」
馬「イェーイ!!1回出来ましたね、次もその調子で頑張りましょう!」
キャッキャと自分のことのように喜ぶ馬。 しかし、ハヤテは納得がいかなかった。
ハヤテ「お前なぁ、こんなの無茶苦茶って言うんだよ。普通は出来ないっつーの。」
馬「え、出来ませんか?」
キョトンとする馬の態度を見ると、出来ない事を馬鹿にされていると感じてしまいハヤテは苛立った。
ハヤテ「……じゃあお前は出来んのかよ。」
馬「えー、ちょっとトワ君投げてみて。」
トワと馬の距離は先程のハヤテと馬間と同じ50cm強。
トワ「いきますよー」
トワは馬に向かって投芋をする。
女相手に全力で投げるわけにはいかないので多少は加減しているが、それなりの速さの芋だった。
ヒョイッ!
そんな芋を馬は軽々と避けた。
ハヤテ・トワ「!!」
馬「さ、もう1回〜、バッチ来〜い。」
ハヤテ「トワ。」
トワ「あ、はい。」
トワがもう1つ投げてみる。
ヒョイッ!
結果は先程と同じだった。
馬「ね?」
ハヤテ「何で出来るんだよ…」
トワ「この距離で出来るのは凄いとしか言えませんね…」
馬の意外な能力に2人は呆然とするのだった。
【馬流、何となく回避する解説コーナー】
馬「ほら、ハエって目玉が複数あるでしょう。」
トワ「ハエですか…」
馬「アイツらは視線が一ヶ所に集まってないんですよ。 だから凄い近い場所でも人間が動いたらすぐに気付いて逃げられるんです。」
ハヤテ「確かに。」
馬「それと同じで視線を定めないで、ハヤテさん全体を見て…どこか少しでもハヤテさんが動いたら、そこから何か飛んでくる!と覚悟して、後は運で避けます!以上。」
トワ「言ってることは全うな気がしますが…」
ハヤテ「ハエみたいにやれば良いんだな。」
トワ「いやいや、ハヤテさん。馬さんは最終的に運で避けるって言っちゃってます。
ハエみたいに、で納得しちゃ駄目ですよ。」
ハヤテ「あ、そうか。結局は運じゃねぇか!」
馬「勘でも良いですよ♪」
トワ·ハヤテ「…………」