廃墟島~滅びの女王と二刀流の剣士~
こちらで夢小説の名前設定!
本棚全体の夢小説設定このブックはドリーム機能を使用しています。 名前を入れると、登場人物に自動変換します。
名前を入れないと『馬』になるので、あなたの脳内で馬が大暴れするでしょう…お気をつけください。
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
……………………………
島探索先遣隊一行が、かつては街だと思しき跡地を探索していると、
トワ「やっぱり、日が昇ってから探索しませんか…?」
隊の後方を歩いているトワが呟いた。
事前に馬が怯えきっていた事や、夜の闇夜があまりにも深過ぎたせいで、まだまだ若いトワは恐怖の感情に囚われてしまったようだ。
ハヤテ「なっさけねぇなー!
アイツのハンバーグ話信じてんのかよ?」
トワ「馬さんはハンバーグの話なんてしてないでしょう。」
ハヤテ「よく聞いて無かったからあんま覚えてねぇけど、人の肉でハンバーグを作る話だったか、」
トワ「ハヤテさん!その話の方が怖いですって…」
ハヤテが話し相手になってくれている分、トワはなんとか歩を進める事が出来ている。
発見した廃墟群の中でも比較的綺麗な建物の内部を探索していると、朽ちた家具類の中に本棚があった。
ソウシ「島の史書だったりしないかな。」
ソウシは試しに本棚から1冊の本を取り出し、内容を確認してみる。
ソウシ「あー、古代文字か…」
中に書かれている文字は現在流通しているものとは異なっていた。
どうやらこの街らしき廃墟群はかなり昔のものらしい。
ナギ「……家主の日記と島料理のレシピみたいなのもありますね。」
同じくナギも本棚から適当に取り出した本を眺めている。
文字の並びと野菜や果物等のイラストからして日記とレシピだと想定出来る。
ソウシ「持って帰って調べようか。」
ナギ「……翻訳よろしくお願いします。」
ナギはソウシに日記とレシピらしき書物を託した。
ソウシ「うん、昔の料理って気になるしね。
是非とも食べてみたいな。」
好奇心旺盛なソウシは機嫌良く鞄に書物をしまい込んだ。
すると、
リュウガ「これ見てみろよ…!」
やや離れたところでリュウガの興奮する声が聞こえてきた。
ソウシ「何だろう、行ってみようか。」
ナギ「……はい。」
リュウガ「これ似すぎじゃねぇか(笑)!?」
トワ「わぁ、本当だ!」
ハヤテ「えぇっ!?何だよ、気持ち悪ぃなー。」
ソウシとナギが調べていた部屋の隣室で、3人が1枚の絵を囲んで騒いでいた。
ソウシ「どうしたんです?」
リュウガ「あぁ、これを見てみろ。」
リュウガは小さな絵をヒラヒラとさせながらソウシとナギに見せ付けた。
ソウシ「……あ。」
ナギ「………似てるな。」
絵に描かれていたのは……
リュウガ「ハヤテに激似だろー(笑)?」
ハヤテ「ったくよー。なんでそんな気持ち悪ぃ絵に俺に似た奴が描かれてんだよー!」
ハヤテが憤りを感じるのも無理が無かった。
リュウガが手にする肖像画らしきものは、身分の高そうな男女2人が並んで描かれているのだが、男性の顔はハヤテに酷似しており、
ソウシ「このハヤテのそっくりさんはともかく、何で女の人の方は黒塗りにされてるんだろう。」
女性の方の顔は判別出来ない程、墨で黒塗りにされていた。
リュウガ「ま、いつの時代もハヤテの顔は女に人気があるって事じゃねぇか?」
トワ「あぁ、なるほど!絵のハヤテさんのファンが女性を妬んで消しちゃったのかも…」
ハヤテ「絵のハヤテさんとか止めろよ……それにしても、女の嫉妬って怖ぇのな。」
ナギ「……………」
『女の嫉妬』と聞いて、ナギの中で真っ先に浮かんだのは愛妻である馬の顔だった。
ちゃらんぽらんな彼女だが、何故だか女(時には元男)の嫉妬関連のいざこざに巻き込まれ易く、以前、
馬「ヤマト漢字で『嫉妬』って書くと『女』の字が2つも入ってくるんです。
つまり、昔から女性の執念が深いのは定番だったみたいで……だから私はあまり関わりたくないんです、ブルブル。」
と、自身の性別も女だというにも関わらず、モテ過ぎる夫に女性の扱いには気を付けろと釘を刺すために上記の話をしていた。
ナギ『……今頃、夜泣きしてなきゃ良いけど。』
ふとした事で馬を思い出し、しっかりと心配までしてしまうナギは過保護溺愛夫の称号を与えられてもおかしくはないだろう。