魅惑のヒャクミビーンズ
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【ヒャクミビーンズに挑戦!(7)】
ハヤテ「お前、わざと土味を渡しただろ!?」
受けた仕打ち(※ソーセージ味と間違えて土味を渡された)に腹を立てたハヤテは、馬の肩を掴んでガシガシと揺すっていた。
馬「あべべべべ…ちょ、ちょっとハヤテさん!
脳みそがシェイクされちゃいそう、あべべべべ…」
そこに食前酒のワインを手にしたナギがやって来た。
ナギ「おい、ハヤテ!何してんだ。」
ハヤテ「げっ!ナギ兄!」
ハヤテは慌てて馬の体から手を放した。
ナギの最愛の人を乱暴に扱うと、非常に彼の機嫌が悪くなるからだ。
馬「マイフォーエバーハズバンドナギさん、助かりました!」
馬が人前でもナギの事を恋人や亭主呼ばわりをするのは、彼女が乗船した当初からの日常風景なのだが、
ナギ「……アホ。」
夫婦になってからそれをされるとナギの方が気恥ずかしくなるらしく、少し顔を赤らめながら厨房へと戻っていった。
リュウガ「若い2人は良いよなー、青春ってやつだなー!!」
ソウシ「フフフ、ナギが羨ましいですね♪」
大人組はにこやかにナギの後ろ姿を見送った。
一方、若人組はと言うと、
シン「おい、ハヤテ。」
ハヤテ「あ?」
シン「これがソーセージ味だ。」
シンは説明書を眺めながら、机の上にばら蒔かれたビーンズの中の1つをハヤテに渡してやる。
ハヤテ「お、マジか!サンキューな!」
ハヤテは素直に喜びながら茶色ベースのビーンズを受け取り、すぐに口に放り込んだ。
そして、
ハヤテ「……って、また土味じゃねーか!!」
すぐに激怒した。
シン「…フッ(笑)」
馬「ブフォッッ(笑)」
トワ「は、ハヤテさん……(笑)」
まるでコントのようなハヤテの反応に、仕掛人のシンと傍観者ポジションの2人は笑わずにはいられなかった。
ハヤテ「トワまで笑ってんじゃねーよ! くっそー…」
皆から笑われ、悔しそうにするハヤテはビーンズを適当に1粒取り、そのままトワの口の中に投げ入れた。
トワ「…!?」
ハヤテ「お前もとんでもない味を食べたらちょっとは俺の気持ちがわかるだろ!」
馬「もー、ハヤテさん!本人の許可無く勝手に口に入れたらダメですよ!」
常識的な事を言う馬だったが、
シン『コイツ…オレの時は勝手に口に入れたくせに。』
矛盾する彼女の言動にシンは苛立ちを覚えてしまう。
トワ「んー(咀嚼中)…」
果たしてトワが食べた味は一体…!?
【 (8)に続く】
トワくんにはトワくんに相応しい味を食べていただきたい。
何味かは勿論おわかりですね?