【ヒャクミビーンズに挑戦!(4)】
医務室にて。
馬「ナギさんにはすっごく不評でした。」
現在、
馬はソウシの横でヒャクミビーンズを缶ケースに詰め直す作業をしている。
ソウシ「本当?こんなに美味しいのにね。」
ソウシは次から次にビーンズを口に運んでいる。
強者のソウシは味なんか気にしないらしく、ニコニコと表情を崩す事なく食べ続けている。
ナギとは真逆の反応だ。
馬「ソウシさんは平気そうですね。
あ、綿菓子味とかマシュマロ味とか、無難な味ばかり食べてるんですか?」
どちらの味も元は砂糖味。
グミビーンズとしても美味しそうな味である。
ソウシ「ん?私が今食べてるのは多分…」
ソウシは手元の説明書を確認する。
(説明書1)

(説明書2)

ソウシ「あぁ、やっぱりそうだ。耳あか味だね。」
馬「ゔぇっっ…」
ゲテモノの分野の味をソウシはあんなに爽やかに食べていたのか、と
馬は驚愕した。
馬「私、まだその味は食べてませんが、ど、どうなんです?」
ソウシ「んー、詳しく言っても良いのかな?」
馬「は、はい…」
完全に怖いもの見たさで
馬は返事をした。
ソウシ「この味は多分、脂耳タイプの人の耳あかっぽいね(笑)」
馬「うわ、想像以上にリアルな説明…」
ソウシ「うん、ビーンズの中で1、2を争うくらいインパクトのある味だと思う(笑)」
インパクトのある味=不味いという事だろう。
馬「え、鼻くそ味よりも…?」
ソウシ「あぁ、耳あか味の方が深みがある気がする(笑)」
馬「うわぁ…」
鼻くそ味の方も食していたのか、と
馬は引きながらもソウシの探究心に感心する。
ソウシ「でも、何て言うかな…草味よりも草っぽい味がするんだよね、よし、もう1個食べてみよう。」
馬「………………」
ソウシのヒャクミビーンズに対する熱量に、もはや
馬は何も言えなくなるのだった。
【(5)に続く】
※個人的に、耳あか味が一番不味かったです!
なんとなく青臭い感じがして、始めは「草味かな?」と思う程でした。