モルドー帝国·前編~花と涙のファーストキッス~(その5)
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……………………………
しかし、現実は残酷なもので……
ソリア「お邪魔しまーす♪」
トワ「あ、ソリアさんいらっしゃい!」
馬『ぎょっっ!』
ハヤテ『げっっ!』
なんとナギがシリウス号までソリアを連れて来てしまったのだ。
その時、食堂にはトワ、ソウシ、ハヤテ、馬の4人が集っていた。
ハヤテ「何だよ、ナギ兄!ここまで連れて来ちゃったのかよ!?」
ソウシ「ハヤテ、そんな言い方は失礼だろう。」
あまりにも明け透けなハヤテの言葉を、ソウシはすぐに注意した。
ナギ「……こいつはただの一般人だし、別に大丈夫だろ。」
ハヤテ「えー、けどよー……」
そう言いながら、ハヤテはチラッと馬の方を見た。
ハヤテ『げっ!!燃え尽きてやがる!!』
馬「……(燃え尽きました、真っ白にね…)」
想像以上にショックが大きいようで、白目を剥いた馬は死闘後のボクサーのように燃え尽きていた。
普段通りに振る舞う宣言をした馬だけれども、失恋が確定してから数時間と経っていない。
まだまだ傷が癒えていないのも当然だろう。
ハヤテ『おいおい、大丈夫かよ…』
事情を知るハヤテだけが馬の様子を見て心配している。
ソリア「ごめんなさい、やっぱりお邪魔だったかしら?」
ハヤテの言動から、自分はあまり歓迎されていないのだろうと察したソリアは申し訳無さそうに尋ねてきた。
トワ「いえいえ、大丈夫です!
ハヤテさんはちょっと人見知りなだけですから。」
ソウシ「そうですよ、ソリアさん。
気にせずゆっくりしていってください。」
穏やかな2人が大人な対応をしてソリアをもてなす。
少しして……
ナギ「おい、馬、お前も来い。」
話の流れで、ナギがソリアを自室まで案内することになったのだが、馬にも声が掛けられた。
ところが、
馬「………(白眼)」
彼女からは返事が無く、それどころか、ただの屍のようになっている。
ナギ「……馬?」
ハヤテ「あのさ、ナギ兄……今のこいつは駄目なんだ。」
ナギ「……はぁ?」
ハヤテ「あー、えーっと、風邪だよ風邪!
スッゲーキツい風邪を引いたらしくて……」
ハヤテなりに頭をフル回転させて理由を捻り出した。
ソウシ「えっ!そうなの!?」
ソリア「確かに顔色が悪いわね。
大丈夫?馬ちゃん…」
ナギ「…………」
ナギには心当たりがあった。
午前中、馬がくしゃみをしていたことを思い出したのだ。
ナギ「それなら尚更俺らと一緒に部屋に戻るぞ。」
過保護なナギは一刻も早く馬をベッドに寝かせたいのだが、
ハヤテ「あー!一緒じゃ駄目なんだって!!」
それだと事態が余計に悪化するだけなので、ハヤテは慌てて引き止める。
ナギ「……ハヤテ、さっきから何が言いたいんだ?」
ハヤテ「だから……今の馬はソッとしとくべきで……」
ナギ「……ここにいるよりもベッドで寝かせた方が良いだろ。」
ハヤテ「それはそうなんだけど……」
ソウシ『もしかして、ハヤテは馬ちゃんをナギ達から離そうとしてるのか?』
ソウシだけはハヤテの言わんとしている事を理解した。
ソウシ「私が馬ちゃんを診ておくから、ナギとソリアさんで部屋まで行っておいでよ。
ハヤテ、それなら良いだろ?」
ハヤテ「そうそう!それなら大丈夫だ!」
ナギ「………………」
ナギはハヤテの様子を訝しく感じていた。