モルドー帝国·前編~花と涙のファーストキッス~(その4)
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ソウシ「ハヤテ、いい加減にしなさい。
何があったか知らないけど、女の子から食べ物を巻き上げるなんてありえない事だ。」
いつだって女性の味方精神のソウシがハヤテに物申した。
しかし、
ハヤテ「出たな、ソウシさんの女贔屓!
馬っ、俺はぜってー許さねーからな!!
俺が苦悩した日数分、お前の肉を奪い続けてやる!!」
今朝のハヤテはソウシに怯まなかった。
それほど彼は馬に対して立腹しているのだ。
リュウガ「ハヤテは朝から元気で良いな(笑)
それに奪い続けるって発言、海賊らしくて素晴らしい心掛けじゃねぇか!!
良いぞハヤテ、もっとやれ!ワハハ!」
リュウガは楽しそうにハヤテを煽り、
ソウシ「もう船長、ちゃんと注意してください。」
ソウシはそんなリュウガに呆れている。
シン「……(アホらしい)」
シンはかなり興味が無さそうにして、
トワ「そもそもハヤテさんは何でそんなに怒ってるんです?」
トワは冷静にハヤテに理由を尋ねている。
ナギ「……………」
こういう場合、真っ先に揉めている2人を注意する役割のナギは、今は無言を貫いている。
注意するどころか、無言で席から立ち上がり、2人の騒動など何処吹く風、その場から立ち去ろうと自分の使用済みの食器を纏め始めた。
ソウシ「あれ、ナギはもう戻るの?」
ナギ「……仮眠とってきます。」
ナギはそれだけを言い残し、足早に食堂を後にした。
馬『な、ナギさんが無反応の時は大抵怒ってるんだけど…追い掛けた方が良いのかな、いやしかし……』
勿論馬もナギが立ち去った事に気付いていた。
機嫌の悪そうな彼の後をすぐに追いかけたかったが、皆の朝食の後始末は馬1人でやらなければいけないみたいだ。
馬『ナギさん…』
その場から離れられない馬は、微妙な味のパンを齧りながら彼が出ていった食堂の扉を見つめるしかなかった。
……………………………
ハヤテ「俺は肉をダメにした恨みを忘れねぇからな!!」
ハヤテの怒りは部屋を肉臭くされた事よりも、肉を食べられない状態にされた事の方に焦点が当てられているようだ。
ハヤテ「お前がダメにした肉があったら、昨日の夕方、あんなに空腹にならずに済んだのにな!!」
馬「うぅ……ごめんなさい……」
朝食が終わった後も激怒し続けるハヤテに対し、馬は、
馬「あの、お詫びに帝国の市場で高級なハムを買ってきますから、それでお許しを。」
という和解案を持ち掛けた。
すると、
ハヤテ「えっっ!高級!?
勿論モル帝産の特級クラスのハムだろうな!?」
馬「もちろんでございますとも!」
ハヤテ「うわー、良いのかよ〜、ありがとな♪」
あっという間にハヤテの機嫌が直った。
ハヤテ「ハムはちゃんと1キロのだぞー♪」
馬「はいはい、わかってますよ~(どんだけハムが好きなんだ)。」
馬の心の中で『ハヤテ=ハムの人』というイメージが定着していく。
お歳暮などの時期にハムの詰め合わせを持ったハヤテが各家庭を回って配り歩く、そんなイメージだ。
馬『ハヤテさん問題はこれでよし! 後はナギさんの方だ…』