モルドー帝国·前編~花と涙のファーストキッス~(その4)
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名前を入れないと『馬』になるので、あなたの脳内で馬が大暴れするでしょう…お気をつけください。
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ソウシ「じゃあハヤテ、馬ちゃんの事は任せたよ。」
馬との寝言会話を終わらせ、納得したソウシが自室に戻ろうと腰を上げた。
ハヤテ「え!ソウシさんが回収してくれるんじゃねーの!?」
話が違うとばかりに、ハヤテは慌ててソウシを引き留める。
しかし、
ソウシ「しないしない(笑)それじゃあ、私はこれで、」
ソウシは軽く受け流して再び腰を上げる。
ハヤテ「待った!!」
ソウシ「えー…何?」
ハヤテ「どうして俺が面倒みなきゃダメなんだよ!
ナギ兄で良いだろ?」
ソウシ「だってナギはソリアさんとくっついちゃったんだから、馬ちゃんと同室にしたらマズイだろう?」
ハヤテ「えっ、ウソだろ!?」
ソウシ「ナギとソリアさんがさっきのハヤテ達みたいに情熱的な抱擁をしてたのを馬ちゃんと一緒に見たんだ。」
ハヤテ「マジかよ、ナギ兄……って、ソウシさん!
さっきのあれは誤解だからな!!」
ソウシ「わかったわかった(笑)
とにかく馬ちゃんが言うには、トワと同室は無理だし、私は馬ちゃんを抱き枕にするから嫌なんだって。
シンの部屋は扱いが難しいらしくて、 船長はあの通り危険だろう?
というわけでおめでとう、ハヤテ!
消去法とは言え、君は選ばれし人間なんだよ。」
ハヤテ「全っっ然、嬉しくねー!!」
ソウシに馬の世話をするためのそれっぽい理屈を並べ立てられた結果、ハヤテは彼女を受け入れるしかなくなってしまった。
馬「……カキー……」
ハヤテ「ぜ、絶対この線から入って来んなよ!
俺の陣地だからな?」
ハヤテはベッドの中央ににロープを置いて左右にスペースを分けていた。
右側に馬が寝ていて、左側にハヤテが狭そうに寝ている。
馬「……ムニョニョ…」
ハヤテ「おい、聞いてんのかよ!?」
馬「……クケー…」
ハヤテ「……………」
やはり馬はしっかりと寝ているようで、彼女からは寝言以外の言葉は聞こえて来なかった。
ハヤテ『やっぱり何言ってんのかサッパリわかんねぇ……』
先程のソウシのように寝言会話が出来るはずもなく、ハヤテの受難はまだまだ続く。
……………………………
ナギ『何処にもいねー…』
航海室でシンとともに酔っ払い(リュウガ)に絡まれて散々な目に合っていたナギは、半刻ほどの下ネタ武勇伝を聞かされた後にやっと解放された。
航海室を出てからすぐにナギは馬の姿を探しているのだが、全く見当たらない。
ナギ「……チッ、本当に何処に行ったんだ。」
食堂、厨房、医務室、シャワー室……彼女が潜り込んでいそうな場所は全て探したのだが、それでも見付ける事は出来なかった。
まさかシンの言う通り他のメンバーの部屋で慰められてるのでは……?
ナギ「…………」
そうでないことを願いながら、ナギは船員室前の廊下を再び通ってみることにした。
これで見付からなかったら諦めて朝食の用意をするしかない。
すると、
「……だ……って……」
ナギ「…?」
何処かの部屋から話し声が漏れ聞こえた。
シリウスメンバーの中に早朝から独り言を呟くような奇人はいない。
よって、そこに馬が忍び込んでいる可能性が大である。
ハヤテ「やめ………あほ……」
ナギ『ハヤテの部屋か…』
わりとすぐに声の主を判別できたナギは、ハヤテの部屋を目指す。
ハヤテ「頼むから離れろって! あーもうっっ!お前はタコか!!」
ナギ「……………」
扉の前に立つと、部屋の中のハヤテの声がハッキリと聞こえた。
どうやら『馬が慰めてもらっている』状況とは異なるようだ。
少しだけ安心したナギはドアノブを回し、扉を開けた。