モルドー帝国·前編~花と涙のファーストキッス~(その2)
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馬「ナギの兄貴は…ソリアさんを知っている!!」
馬は掴んだナギの腕を力を込めて引っ張った。
ナギ「…ちょっ、何すんだ、」
馬「ソリアさんもお手を拝借!!」
ソリア「え……」
馬は空いている方の手でソリアの腕も掴んだ。
彼女の腕はナギのとは異なり白くて華奢だ。
馬「ソリアさんも、グラスを落としちゃうくらい、ナギさんをナギさんと知って動揺してました!!
それはすなわち、」
馬は両手で掴んでいる2人の腕を引っ張り、無理矢理重ね合わせると……
馬「2人は幼馴染み!!」
と、まるで決め台詞かのように上記の言葉を叫んだ。
そんな馬は凄く真剣な表情をしているので、決してふざけているわけではない。
第3者視点からすれば、馬を中心に、ナギとソリアの3人で手を合わせるという、まるで円陣を組んでいるかのような非常にシュールな光景だ。
馬「ナギさんとソリアさんは幼馴染み!!
ヘイ!幼馴染み!!
ほら、皆さんもご一緒に……エビバディ セイッ!!」
もうこの場は馬の独壇場だった。
ソウシ『エビバディ セイって言われても(笑)』
今にも吹き出してしまいそうなソウシと、
シン『バカなのか!?黙っておけばいいものを…』
自分から墓穴を掘っていくスタイルの馬を苦々しく思うシンだった。
マスター「お客さん、どうかしましたか?」
馬が少々騒がしくしたせいで酒場のマスターがメンバー達の元まで様子を見に来てしまった。
馬「あ、マスターさんですか?
マスターさんもご一緒に…ふぐっっ!?」
マスター相手に再び暴走しようとする馬をシンが迅速に回収する。
シン「お前は何も喋るな!大人しくしとけ!」
馬「もがっ……ふがふがっ!」
シンの手によって口を遮られた馬はバタバタともがいて抵抗するも、引き摺られるようにして自席に座らされた。
リュウガ「あぁ、すまねぇな。
いや、この店員とうちのモンが昔馴染みってのが分かってな。」
マスター「ソリアとですか?」
リュウガ「あぁ、仕事の邪魔して悪ぃな。」
ソリア「マスター、前に言ってた幼馴染みの…」
マスター「……あぁ!例の!!そうかぁ、良かったなぁソリア。
今日は客が少ないし、もうすぐニーナも来るから今から早上がりしても良いぞ。」
人の良さそうなマスターは嬉しそうに告げた。
彼のその様子から、ソリアが幼馴染みと再会出来た事を心から祝福しているように伺える。
ソリア「いえ、いつも通り仕事をしますよ。」
逆にソリアの方が恐縮して、労働を続けることを提案した。
彼女は仕事に対しても非常に真面目に取り組んでいるのだろう。
しかし、
マスター「いいからいいから、積もる話もあるだろう?
ほら、ここに座って!」
強引にマスターが椅子を持ってきて、メンバー達の座るテーブルに一席増やしてしまった。
用意された椅子は勿論ソリアが座るための物だが、置かれた場所は偶然にもナギの隣だった。