モルディ市国~貴族と軍人と海賊~(その5)
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名前を入れないと『馬』になるので、あなたの脳内で馬が大暴れするでしょう…お気をつけください。
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ナギ「……熱なんかねぇよ。」
馬「そ、それなら良かったです、アハハ…」
急に変わった空気感に戸惑う馬は苦笑するしかなかった。
ナギ「………………」
ナギは馬の手を掴んだまま、自分の仮面を外した。
馬「あ、仮面外しちゃうんですか?
仮面付きナギさんはミステリアスでカッコいいですけど………やっぱり素顔のナギさんの方が鬼のようにカッコいいですね。」
馬は至って普段通りな感想を述べた。
ナギ「……変なこと言うな。」
迷惑そうにあしらうが、それでも褒められると嬉しいもので、ナギは恥ずかしそうに微笑んだ。
馬『はにかむナギさんはヤバい!!鼻血ものだわっっ////
ソウシさーん輸血お願いしまーす!!』
ナギの反応を見た馬の心のテンションは跳ね上がる一方だった。
その時、
馬「おわわ?」
馬の仮面がナギによって外された。
馬『綺麗な景色に綺麗なナギさん、それなのに謎メイクを晒す私……!
このままでは良いムードがぶち壊しになってしまう!!』
馬自身、未だに紅白オカメメイクだと勘違いをしたままだった。
こんな珍妙な顔を神秘的な場に晒すわけにはいかないと、馬は必死になって自身の顔を隠そうとした。
ナギ「………隠すな、見せろ。」
馬の腕を退かせようとナギが手を掴む。
馬「ぬぉぉぉ……いやですぅぅ………!!」
対する馬も全力で抗った。
綺麗な川べりで綺麗な男女が取っ組み合う。
端から見れば非常に奇天烈な光景だった。
そして、
馬「ふぎゃーーー!!」
結局はナギの力業により、馬の手は取り払われてしまったのだが、最後まで抵抗し続けた彼女は猫のような断末魔の悲鳴を上げた。
ナギ「……本当にうるせぇ奴だな。」
馬の手は抑えたまま、呆れ顔でナギは言う。
馬「ゼェ………ゼェ………だ、だって……綺麗な背景で、折角ナギさんと良い雰囲気なのに素顔を晒しちゃうなんて野暮ってもんですよ!」
ナギ「…いや、仮面着けてる方が野暮ってもんだろ。」
馬「いやいや、ナギさんの感性がわかりませんよ!」
ナギ「………お前の方がわかんねぇよ。」
ここでもすれ違う2人であったが、この場合、盛大な勘違いをしている馬の方が質が悪い。
ナギ「はぁ……」
馬とやや睨み合った後で、ナギは小さく溜め息を吐いた。
ナギ「…本当、お前の考えてることはよくわかんねぇな。」
馬「むむ、失礼な!
そう思う理由を簡潔に述べてください。」
ナギ「……さっきの軍人と縁談するって言ってただろ。」
馬「あぁ、言いました言いました。
船に戻ったらちゃんと(話のネタを)用意し始めますよ。」
ナギ「………そこがわかんねぇんだよ。」
ナギは不機嫌そうに言った。
馬「えぇ…!?」