モルディ市国~貴族と軍人と海賊~(その2)
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名前を入れないと『馬』になるので、あなたの脳内で馬が大暴れするでしょう…お気をつけください。
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「マリル伯爵家のエドガー様と、お連れの方4名様ですね?」
門番は、エドガーこと、リュウガから手渡された招待状の内容を確認し終えると、5人の容姿を一瞥しただけで宮殿へと続く門を開けた。
「長旅お疲れ様でした、どうぞお入りください。」
馬「エドガー様、本当にアッサリと入れましたわね。」
リュウガ「だろ?着船の時だけが厄介なんだよ。
1度入っちまったらこっちのもんで、内部の警備員達は服装だけで判断したりとかでかなり雑なんだよなー。」
馬「おっしゃってた事は本当でしたね。
でも、ちゃんと会場まで辿り着けそうで安心しましたわ…」
馬は手持ちの洋風扇で口元を隠しながら安堵の溜め息をもらした。
彼女は、先程交わしたシンとの約束を守って現地入りした瞬間から貴族女性として高貴に振る舞っている。
リュウガ「なんだろな……服装とセリフは合ってるけど、お前がそんな口調で喋ると気持ち悪ぃな!
鳥肌が立ってきたぞ、おい(笑)!」
リュウガは冗談めかして身震いするポーズを取った。
馬「もう、エドガー様ったら♪無礼にも程がありますわ…よっ!」
よっ!のタイミングで、馬はリュウガの足を思いっきり踏み付けた。
リュウガ「いてっっ」
馬「エドガー様、どうかなさいました?」
とぼける馬はクスクスと笑っている。
笑う仕草も貴族らしさを意識しているのか、奥深しくて上品に見える。
ナギ「……………」
ナギはリュウガとは違って、控えめに笑う馬を見て複雑な感情に浸っていた。
本当に貴族の男に求婚されたりはしないだろうか……誰にも訴えることの出来ない悩みだが、彼の胸中は少々穏やかではなかった。
……………………………
リュウガ「さぁ、着いたぞ。
馬車を降りたら各自打ち合わせ通りやれよ?」
リュウガの言葉に全員が頷いた。
馬『うへぇー…』
馬車から降り立った先は西洋風の巨大な城が待ち構えていた。
真っ白な城壁と、所々が花で飾られた城の外観は、馬が侍女時代に勤めていた城とは全く異なるメルヘン一色のものだった。
馬『凄いな…ヤマトの城とは全然違う。』
いつもなら口に出しているであろう感想を、馬は心の中だけで呟いた。
ソウシ「ハナコ様、お手を拝借。」
ソウシがニッコリと微笑みながら手を差し出してきた。
ダンスの1曲目を共に踊るソウシが城内まで馬をエスコートしてくれるのだろう。
馬「はい、クリス様。」
馬も微笑み返し、彼の手を取る。
いよいよ馬のラストプロポーズを掛けた舞踏会が開催される……
(その3に続く、あとがきへ)
【あとがき】
馬小説のシンさんは『ガラスの仮面』的なストーリーの本を愛読してるのでしょうね。
そして特定の物事に熱くなるタイプの人間でもあります。
ゲーム好きの管理人なので、各キャラクターの偽名はゲームのキャラクターから引っ張ってきました。
ちなみにソウシさんの偽名は筋肉ゴリラと言われている軍人さんからお借りしました(笑)
さて、その3では各キャラクターとのダンス描写になると思います。
ゆっくりと作っていきますので、更新を気長にお待ちくださいませm(_ _)m
馬ときどき魔王 管理人より。(※と、当時の管理人が申しておりました!)