イディ島~ドキドキプロポーズ大作戦~(その後)
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名前を入れないと『馬』になるので、あなたの脳内で馬が大暴れするでしょう…お気をつけください。
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ナギ「……その『なりきり』ってやつは禁止な。」
馬「えぇっっ!?何でですか!?
意外と楽しいのに。」
自由奔放で道楽が好きな馬はナギから禁止事項を増やされて狼狽えていた。
シンによる厳しいダンスレッスンも、このソウシとのなりきり遊びがあるからやって来れているようなものなのに。
ナギ「……ふざけながら練習するな。」
真面目なナギが言うと説得力のあるセリフだが、実際のところはソウシに対する嫉妬故に出た言葉だった。
しかし、馬はその事に気が付いていない。
馬「そこを突かれると言い返せません、今後は真面目に練習しますよ、トホホ……」
……………………………
馬「本当にホテルに戻らなくて良いんですか?」
ナギ「……あぁ。」
ナギは馬を自室まで連れていき、就寝の準備をさせていた。
彼自身は船番として各部屋の点検等、雑用をこなさなければならないのでまだまだ寝る予定ではない。
馬「あのー、やっぱり宿泊費が勿体無いので私はホテルに戻って、」
ナギ「シンに、お前を単独行動させるなってきつく言われてる。」
馬「じゃあ、ソウシさんに頼んで一緒に、」
ナギ「それは絶対にダメだ。」
馬「えぇぇ、ソウシさんとの2人歩きでも危険なんですか?
うぅ…宿泊費ぃ〜。」
私生活を自活で乗り切っている馬にとっては、纏めて(ナギが)支払っている高級ホテルの宿泊費用を考えると非常に胸が痛む。
だが、
ナギ「………気にしねぇで部屋で大人しく寝とけば良い。」
ナギは吐き捨て、部屋から出ていってしまった。
馬「……ちぇー」
1人だけ部屋に残された馬はベッドに横になった。
馬がやや意識を飛ばしかけていると、
コンコンッ!
ふいに扉をノックされる音がした。
ソウシ「馬ちゃん、いるかな?」
リュウガ「俺も暇だから来たぞー!」
突然の来訪者達に馬はすぐに覚醒し、ベッドから跳ね起きる。
馬「おりますおります!!私はここにおりますよーー!!」
ガチャッ…!
ソウシ「もう馬ちゃん、寝る前に私のところに来てって言ったのに……はい、続きだよ。」
そう言いながらも全く怒っている雰囲気のないソウシは、馬に『エースナンバーワン!』の続編を手渡した。
馬「わー、ありがとうございます♪
凄く続きが気になってたんです。」
ソウシ「あ、この巻でコーチが死んじゃうからね♪」
馬「ちょっ!?そんな重大なネタバレを言うのはやめてくださいよ!」
ソウシ「ごめんごめん、凄く続きが気になってるみたいだから早く教えてあげようと思って。」
馬「これから小説読む人間にとっては最も酷い嫌がらせだと思います!」
文字にすると怒っているように見える馬の言葉だが、こちらもソウシと同様に全く怒ってはいない。
仲の良い友人同士のような2人のやり取りを見ていたリュウガは、
リュウガ「馬はナギと仲良いけど、ソウシともまた違った意味で仲良いよなぁ!」
と、素直に感想を述べた。
馬・ソウシ「私達は、」
答えるタイミングまで合ってしまい、2人の声が重なっている。
馬「笑いのツボが同じなんです!」
ソウシ「将来はプロのコスプレイヤーとカメラマンとして活躍していく予定なんです!」
しかし、後半部分は全く異なっていた。
馬・ソウシ「え!?」
お互いの認識が違っていた事に両者とも驚いて愕然としている。
馬「ソウシさん……そんなの初耳ですよ?
何勝手な事言ってるんですか!?」
ソウシ「馬ちゃんこそ、私のことを笑いのツボが同じだけの男だって思ってたの?
残念だよ、私はベストパートナーだって思ってたのに…」
馬「いやいやいや、しょんぼりされても困ります!
それに、パートナーって勿論私がカメラマンの方ですよね?」
リュウガ「お前らを見てるとエンターテイメント見てるみてぇで面白ぇな(笑)!」
どうでも良い事で真剣に揉め出す2人を見て、リュウガは爆笑した。