イディ島~ドキドキプロポーズ大作戦~(後編)
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名前を入れないと『馬』になるので、あなたの脳内で馬が大暴れするでしょう…お気をつけください。
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馬「保存食作らないんですかーい?」
静かな船内に馬の声だけが響いている。
ナギに手を引かれて…と言うよりも引き摺られるようにして向かう先はどう考えても厨房ではなかった。
ナギ「…………」
馬『うーん…この流れ、覚えがあるんだよなぁ。
行きつく先は多分、』
ガチャ…
馬『やっぱり。』
連れて来られた場所は案の定と言うべきか、ナギの部屋だった。
馬「ナギ様、この通り元通りでございます。」
ナギの衣装ケースの横で正座をする馬は深々と頭を下げていた。
ナギ「……あぁ。」
部屋は綺麗に片付いており、軽く衣装ケースの中も確認してみたところ、以前より取り出し易いように収納し直されていた。
『馬1人で片付けろ』という罰則に関しては、彼女はしっかりとペナルティを受けたようだ。
ナギ「……こっちに来い。」
ナギは畏まって座っている馬を立たせ、ベッドまで誘導した。
馬「ぅぅぅ、何故こんなに距離が近いのでしょう……横並びに座るのはいかがですか?」
ナギはベッドの上に座り、馬はいつも通りナギの膝上に座らされていた。
ナギ「…………」
馬の提案はナギによって黙殺されてしまった。
馬「あの…保存食は……」
ナギ「……とっくに終わってる、お前らが服を漁ってる間にな。」
馬「えぇ!?な、なら在庫チェック…」
ナギ「……それはトワが済ませてる。」
馬「2重チェックとやらは…」
ナギ「……んなもんやった事ねぇよ。」
馬「!?…なら私はここに残らなくても良かったんじゃ…」
ナギ「……………」
チュッ…
上目遣いに見上げている馬の額に、ナギは軽くキスを落とした。
馬「うひゃっっ!」
ナギ「………さっきはトワに邪魔されたからな。」
馬「!!」
ニヤリと笑うナギを見て、馬は嫌な予感しかしなかった。
……………………………
ハヤテ「よっしゃぁぁ!!全部倒したぞー!!」
闘技場にて、優勝が決まったハヤテは歓喜の雄叫びを上げていた。
「すげぇな、あの剣士!!イディ虎相手に全く怯んでなかったぞ。」
「あぁ、新星の誕生だな。」
会場内がハヤテの活躍にどよめく中、
ソウシ「これはどういうことかな、シン?」
シン「何がです?」
ソウシ「ハヤテは凄く元気そうじゃないか。」
トワ『ソウシ先生が怒ってる!?』
怒気を含んだソウシの言葉に、シンに代わって無関係のトワが萎縮していた。
シン「………」
シンは少し考えてから、
シン「ドクターには元気そうに見えますか?
……アイツは内臓をやられてるんです。」
と、深刻そうに答えた。
ソウシ「え、そうなの!?」
シン「最初の方で腹部にダメージを負ってました。
その内、血を吐いたり……倒れたりすると思います。」
ソウシ「それは大変だ!!トワ、付いてきて!!」
トワ「はい!!」
血相を変えたソウシはトワを従えて選手控え室まで走り去って行った。
シン『ドクターは賢いんだか、単純なんだかよくわからんな。』
溜め息を吐いたシンはゆっくりと2人の後を追っていく。