月の影とソウシ先生~ぶらり街中買い物道中~(後編)
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名前を入れないと『馬』になるので、あなたの脳内で馬が大暴れするでしょう…お気をつけください。
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巨大ベッドの上で、シリウスの大人組+馬による雑談飲み会が深夜まで続けられていた。
しかし、夜に弱い馬は次第に睡魔に襲われてきたようで、
馬「んおー、眠いっす……」
目を擦りながら、誰それ構わずに呟いた。
ナギ「……先寝てろ。」
ナギは畳まれて置かれていた毛布を手に取り、馬に渡してやる。
馬「ナギさん、ありがてぇです……それでは皆さん、お休みなさいまし。」
船長「馬が寝ちまったらまたむさ苦しくなるな(笑)
まぁ、いい。しっかり寝ろよ!」
ソウシ「お休み、馬ちゃん。」
馬は渡された毛布に包まると、すぐにナギの背後に回り込み、彼にくっつくようにしてその場で横になった。
馬「あぁ……ナギさんの尻を触りながら寝たい……グゥ……」
呟く馬は、すぐに夢の世界へと旅立っていった。
ナギ「……触んな、アホ。」
馬の願望は無意識の内に実行されていたようで、ナギは自身の尻を撫でる彼女の手を払いのけた。
これら馬とナギのやり取りを見ていたリュウガが、思わず心の内を言葉にする。
リュウガ「お前ら、本当に仲良いよな。
正直、ナギと馬の相性は最悪だと思ってたから意外な展開だわ。」
紅一点の馬が睡眠モードに入ったので、再び男子の本音トークが繰り広げられる。
ソウシ「私も最初はそう思ってました(笑)
でも馬ちゃんはちゃんと空気の読める子だって後からわかったし、面白いし、可愛いしで、最近はナギが凄く羨ましいと思うんだ。」
ナギ「……冷やかしは止めてください。」
リュウガ「でもまだくっついてねぇんだよな?」
ナギ「…………」
ソウシ「はい、それに馬ちゃんは清いままですし。
ナギの我慢強さには目を見張るものがある!」
ナギ「…………」
リュウガ「ブフッッ(笑)いやいやいや、さっき俺が入ってきた時は臨戦態勢でしたよね、ナギさん(笑)!?」
先程の光景を思い出して、リュウガはニヤけている。
何処が我慢強いのか、といった意味での嘲りである。
ソウシ「えっ、本当ですか!?
ちょっとナギ!君は罰ゲームと称して、まるで天使のような下着姿の馬ちゃんに無体を働こうとしたの!?」
リュウガとソウシは勝手にナギと馬の話題で盛り上がっている。
ナギ「…………」
しかし、当のナギは彼らの会話に加わらずに、黙ってひたすら酒を飲み続ける姿勢を崩さない。
リュウガ「まぁまぁソウシ。
ナギも男だしな、馬のあんな姿見て変な気起こすなって方が無理な話だ(笑)
トワですら手を出しそうになってたから馬は意外とイイ女なんだろ!」
ナギ「…………」
苦々しい話題を出され、少しだけナギの眉間に皺が寄る。
ソウシ「船長、その話はちょっと…」
流石にソウシがリュウガを諌めると、
リュウガ「しまった、酒が過ぎたな……ナギ、すまねぇ。」
すぐに反省し、ナギに謝罪した。
ナギ「………いえ。」
この後も男達の飲み会は続き……
暫くして、
馬「うぅ……………んー………」
ナギの後ろで隠れるようにして寝ていた馬がうなされだした。
リュウガ「あ?馬の奴、起きたのか?」
ナギ「……………」
ナギは馬の顔を見て確認する。
目を閉じられたままの彼女の様子を見て、またいつもの夜泣きの前触れだと確信する。
馬「……グスッ……うぅ……」
ソウシ「寝惚けてるのかな?」
心配するソウシの横で、ナギは馬の方に身体を向けた。
ナギ「馬、起きろ。」
ナギは冷静に馬の肩を叩いて起こしてやる。
馬「なっ? あー、ナギさん……すみません、寝言うるさかったですか?」
ナギ「……いや、大丈夫だ。」
馬「それなら一安心……」
まどろむ馬は安堵の笑みを浮かべた。 馬「……あの、一緒に寝てもらっても、」
ナギ「今日は船じゃねぇだろ?」
馬「……あー…そっか…」
馬は、いつもとは違う環境にいることを思い出し、再びその場で眠ろうとした。
そこに、2人の様子を観ていたソウシが声を掛ける。
ソウシ「馬ちゃん、よくうなされるの?」
馬「…いえいえソウシさんお構い無く。
グスッ……」
夜泣きの名残で鼻を啜る馬の目は開かれていない。
未だ寝惚けているのだろう。
ナギ「……病院の後からたまにうなされてます。」
馬に代わってナギが答えた。
ソウシ「………そう。」
ソウシにも思い当たる節があった。
ミゼル島での暴行未遂事件後の彼女の状態は健全ではなく、何か精神的な問題が発生したかのように感じていた。
リュウガ「なんだ、ナギは俺らに遠慮してんのか?
お前らの隠れラブラブっぷりは暗黙の了解になってんだからいつも通り介抱してやれよ。」
ナギ「……え、」
リュウガの発言を聞いてナギはギョッとする。
シャイなナギは、馬との蜜月の時間を誰にも知られずに味わっているつもりでいたのに、まさかリュウガにまで知られているとは思ってもみなかった。
しかも、リュウガの口ぶりからして、『気付いていないのは本人達のみ』という状態らしい。
ソウシ「馬ちゃんはナギの傍にいると安心出来るんだ?」
馬「…ナギさ…ん?…………ナギさんがいたら…………怖いものはないっすね…」
馬の答えを聞いたソウシはナギの顔を見て微笑んだ。
ソウシ「だって。ナギ、安心させてあげて。」
ナギ「……………」
リュウガとソウシの2人に促され、ナギは若干頬を赤らめながら馬の手を握ってやった。
馬『これこれぇ……あー、落ち着く……』
そんなことを考えながら、馬は再び眠りに就いた。
(その後へ続く、ミニあとがきへ)
【ミニあとがき】
トランプで盛り上がるのはまるで修学旅行の夜みたいですね!
超セレブ(大富豪、大貧民)はワクワクする遊びです。
さて、次回はソウシさんとシンさん、2人の知的キャラ達に色々調べてもらう予定にしております。
またゆっくりと更新していきますので、気長にお待ちくださいm(_ _)m
馬ときどき魔王 管理人より。(※と、当時の管理人が申しておりました!)