月の影とソウシ先生~ぶらり街中買い物道中~(後編)
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名前を入れないと『馬』になるので、あなたの脳内で馬が大暴れするでしょう…お気をつけください。
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ナギ「……馬は俺の事が好きだよな?」
馬「へ……?そりゃあ、連日プロポーズしてますしね!
好きに決まってるじゃないですか、アハハ…」
冗談の欠片も感じられないナギのシリアスな空気に気圧されそうになりながらも、馬は努めて明るく答えた。
ナギ「…………………」
馬「えーと、ナギさん?」
ナギは馬の頬を指先で撫でながら、いよいよ自分の想いを伝えようと意を決する。
ナギ「……俺も、」
その時、
ドンドンドンッッッ!!!!
馬「え?敵襲!?」
突如部屋の扉が激しくノックされた。
そして、
バンッ!
部屋主の返事も待たずに、勢いよく扉が開けられる。
入ってきた人物は……
リュウガ「ちょっと聞いてくれー!!
本当ここの島はどうなってんだって話だ!!」
シリウス海賊団のカリスマ船長リュウガである。
リュウガ「…………って、」
豪快に乱入してきたリュウガだったが、部屋の状況を見て固まってしまう。
何故なら、
ソウシ「……スー……スー…」
巨大なベッドの上で目隠しと拘束までされて寝ているソウシと、
馬「あ、船長。いらっしゃ〜い。」
口調はいつも通りだが、下着姿でナギに組み敷かれている馬と、
ナギ「……チッ、」
思いきり舌打ちをしながら睨み付けてくるナギが居たからだ。
リュウガ「ちょっ!?お前らの方がどうなってんだよ(笑)(笑)(笑)!!」
3人の惨状を見て、あまりの有り様にリュウガは爆笑してしまう。
ソウシ「……ん……船長ですか?…って、全く見えないな。」
リュウガの派手な笑い声を聞いたソウシが目を覚ましたが、何分目隠し継続中のために視界が遮られたままである。
馬「よいしょっと……船長、何があったんです?」
馬の方はバスローブを着直して、ほぼ通常の姿に戻る事に成功していた。
現在、彼女だけがまともにリュウガの話を聞ける状態にあった。
リュウガ「おうおう、馬、聞いてくれ…」
鬱憤が溜まっているであろうリュウガが、馬相手に理由を説明する。
リュウガはハヤテ達と飲みに行ったのだが、若い2人は早々に酔い潰れてしまった。
ハヤテとトワを先にホテルに戻したリュウガは、仕方なしに彼1人で再び夜の街へと足を運んだ。
今度はきらびやかな女性を目当てに店に入ったのだが、そこには全く女性の気配は無く……店主に事情を聞いてみると、宗教上の都合でイディ島の女性達は(色々な意味での)夜の接待業をする事は出来ないと言われてしまうのだった。
リュウガ「久しぶりの陸地なのにな!!」
リュウガは『神殺し』をちびちびと飲みながら愚痴をこぼしている。
リュウガ「夫以外の男とは目を合わせられないらしくてな、行く店行く店全部が野郎ばっかなわけ。
それなら馬のいるここで飲み直そうって思って戻ってきたんだが……それにしても凄ぇな、この酒。
かなりどころか死ぬほどキツくて、喉が痛ぇ!!」
ソウシ「これはイディ島で、下手したら世界で1番アルコール度数が高いって言われてますからね。
私も今二日酔いみたいに頭が痛いです。」
そう言いながらもソウシは再び『神殺し』を味わっている。
先程の罰ゲームではストレートで飲んでいたが、今度は水割りにしているので多少は飲みやすくなっている。
リュウガ「ソウシが二日酔いになるってよっぽどじゃねぇか。
ほら、馬も飲むか?」
馬「うーん、興味はあるけど、さっきソウシさんの乱れに乱れた姿を見ちゃったのでやめときます!」
リュウガ「つれねぇなぁ!!
お前も海賊船に乗ってんだ、ちょっとは冒険してみれば良いのに(笑)」
馬「冒険…そう言われたら飲まないわけにはいきませんね!!」
リュウガに上手に乗せられて、馬はあっさりと飲酒拒否の意思を覆してしまった。
リュウガ「お!良いねぇ、」
リュウガは隣に座る馬に、『神殺し』の入った自身のグラスを渡そうとしたが、
ナギ「……コイツにはキツ過ぎます。」
ナギが馬の代わりに受け取り、そのまま彼が一気に飲み干してしまった。
馬「な、ナギ様ぁ〜!」
自分のために庇ってくれたと感じた馬は胸をときめかせ、
リュウガ「おぉ!ナギはやることが男前だな!!」
リュウガは感心の目を向けながらナギの肩を叩いた。
ナギ「……ッ…」
リュウガにバシバシと肩を叩かれ、ナギは顔を顰めているが、勿論、キツ過ぎる酒を再び飲んだという理由も他にあった。