『スキ!』ボタンお礼ストーリー
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お礼ミニストーリー『7月編』
……………………………
バンッッッ!!!
シリウス号の食堂の扉を蹴破る勢いで馬が飛び込んで来た。
彼女がこのように登場する時は無茶苦茶な提案をすると相場が決まっているので、その場に居たハヤテとシンとナギの3人は身構える。
馬「さぁ!!7月に入りましたから気合い入れてイベントしますよ〜!!」
ハヤテ「おっ!懲りずに7月も何かイベントやんのか?」
活発な馬の催しを割と気に入ってるハヤテはイベント予告を好意的に受け取ったようだ。
しかし、
ナギ「……お前が気合いを入れると碌な事にならねぇ。」
ルームメイトとして常に迷惑を掛けられているナギは辟易としている。
そして、
シン「……チッ、」
5月、6月と馬の提案する月間イベントに1番振り回されていたであろうシンはわかりやすく舌打ちをした。
馬「フフフ、皆さん期待してくれてますね!特にシンさん!!」
シン「これ以上オレを巻き込むと撃つからな。」
苛立っているシンのツッコミもなかなか鋭利なものとなっている。
だがしかし、そんな脅し的なツッコミを物ともせず、馬はどんどん話を進めていく。
馬「さて、7月ですが、ヤマトでは7月に『海の日』というイベント日が設定されています♪」
ハヤテ「海の日……おいおい俺達は海賊だぞ?
海なんてそんなの毎日見飽きてるんだから、イベントにまで海を出して来なくても良いだろ。」
馬「海賊だからこその『海の日』なんです!!
農家は恵みの大地に感謝して、猟師や木こりは山に感謝!!
そして、漁業の漁師とハヤテさん達海賊は海に感謝するもんなんです!!
『海の日』、それは海に対する感謝祭って事ですよ!!」
馬は熱弁しているが、その横では、
ナギ『……山に感謝しながら山賊なんてした事ねぇけどな。』
元山賊が彼女の理論を否定する感想を抱いていた。
シン「お前の言う海感謝祭は、お前1人で完結するイベントだろうな?」
シンは、あくまでも自分が巻き込まれないかだけが重要事項なので未だに警戒を解いていない。
馬「まぁそうですね!皆が海に感謝したくなるように私がちょちょっと祈りを捧げるイベントなので♪」
ハヤテ「祈りを捧げるって…それだけなのか?」
地味そうなイベントの内容を聞いて、ハヤテは少しだけ残念そうにしている。
馬「ハヤテさん、期待していてください!
ヤマト時代のバイトの一貫でやってた祈祷術はとてもよく効くんですよ。
さっき、祈りを捧げて来たのですぐに大量の、」
馬が説明をしている途中で、トワが食堂に飛び込んで来た。
トワ「大変です!!トビタチウオの大群がシリウス号に向かって飛んで来てます!!」
シン·ナギ·ハヤテ「!?」
※トビタチウオとは……大変味が良く高級魚とされているが、空中を飛び跳ねながら群れで移動し、かつ、太刀のような鋭利な胴体を持ち合わせている危険な魚の事である。
いくら高級魚とはいえども、トビタチウオの大群が船を通過すると、忽ち船体に無数の傷を付けられてしまうので漁業界隈では厄介な存在として恐れられているのだ。
馬「あちゃぁ〜、私が祈ったら高級魚の豊漁になるはずなんですけど、今回はトビタチウオを引いちゃいましたね……」
申し訳無さそうに呟いた馬の言葉がその場に響いた。
シン「お前のせいか!このアホ!!」
ハヤテ「おい!!トワ!!網……はダメだなバーベキューの金網でトビタチウオを挟んで捕獲するぞ!!」
ナギ「ハヤテ、トワ!!先に帆を畳んで、菜園鉢を移動させるのを手伝え!!」
シンとハヤテとナギは対トビタチウオのために慌ただしく動き始める。
馬『1ヶ月くらい高級魚の豊漁は続くんです♪…なんて事、今言ったら吊るし上げにされそうだからやめておこう……』
馬の施した祈祷術のせいでシリウス号は海に感謝するどころか、翻弄される7月となるのだった。
(終)