月の影とソウシ先生~ぶらり街中買い物道中~(後編)
こちらで夢小説の名前設定!
本棚全体の夢小説設定このブックはドリーム機能を使用しています。 名前を入れると、登場人物に自動変換します。
名前を入れないと『馬』になるので、あなたの脳内で馬が大暴れするでしょう…お気をつけください。
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ナギ「……アイツがお尋ね者になったら困るからです。」
ソウシ「あー、そうか……」
意外にも馬の事を考えているナギに対してソウシは感心した。
そして、バシッと彼の背中を叩く。
ナギ「……っ…」
ソウシ「うん、ナギは優しい。
いやー、てっきり馬ちゃんは君の好みじゃないから結婚までして責任を取りたくないのかと思ってたよ。」
ナギ「……はぁ?ドクターは俺の好みまで把握してるんですか?」
ナギはソウシの発言を聞いて少々苛立っている。
ソウシ「だってシャハイ島の娼婦や、ミゼル病院にいたナースの元カノ、2人とも見事に綺麗系だったじゃないか、馬ちゃんとは真逆のタイプの。」
ナギ「……………」
言われてみれば確かにそうで、ソウシに反論する事が出来なかった。
ソウシ「馬ちゃんは、恋人よりも家族にしたいタイプだよね。
最近、他のメンバー達もそれに気付いてきてるから、ナギも覚悟しといた方がいい。
君が保守的な態度を続けている間に、アッサリと誰かに奪われちゃうかもしれない。」
ナギ「…………」
ナギが真剣にソウシの忠告に聞き入っていると、
ソウシ「フフ(笑)」
チュッ!
ナギ「………っっ!?」
不意打ちにキスをされた。
ソウシ「ごめんごめん(笑)
間近でナギの顔を見るとすっごく綺麗な顔立ちをしてるなぁって。
私は綺麗なモノも好きなんだよね♪」
ナギ「……チッ!!」
ナギは思いっきり舌打ちをしながら肩を組まれているソウシの腕を払い退けた。
ソウシ「痛い痛い(笑)」
ふざけながらソウシは離れたが、
ポトッ……
背後から何か物が落ちる音がした。
ナギ「……?」
ナギがその音の正体を確かめるために振り向くと、
馬「ナギさん……どういうことですか?」
見てはいけないモノを見てしまった、という顔をした馬がその場で固まっていた。
下着だけでは心許ない故に、バスローブを着用した彼女の足下には、見慣れた指輪が落ちていた。
ソウシ「ごめんね馬ちゃん……私達は本気なんだ。」
ナギ「……は?ドクター何言って、」
馬「そんなっっ、私は遊びだったんですか、ナギさん!?」
ナギ「……はぁ?」
ソウシ「残念だけど、そうなんだよ馬ちゃん!
ほらナギも言ってやって!私が本命だって!!」
馬「いやぁぁぁぁぁ!!!」
ナギ「…………」
急に愛憎劇が始まってしまい、ナギだけがついていけなかった。
ソウシ「機嫌直してよ、ナギ(笑)」
酔っ払い進行中のソウシはナギの背中におぶさる形でまとわりついている。
馬「そうですよ、ナギさん。
私達はちょっとシリアスなドラマを演じたかっただけなんです〜。」
馬はナギの正面に座り、彼の顔を見上げるようにしてヘラヘラと笑っている。
ナギ「……お前らといると疲れる。」
不貞腐れながら本音を吐露するナギ。
そんな彼の頬にソウシはスリスリと自分の頬を擦り付けながら、
ソウシ「怒るナギも可愛いなぁ(笑)」
的確に嫌がらせを実施している。
馬「もう、ナギさんは本当に照れ屋さんなんだからぁ☆」
馬もナギの鼻先をちょんと突付き、こちらもじわじわと精神的ダメージを与えている。
ブチッッ!!
ナギの脳内で堪忍袋の緒が千切れる音がした。
ナギ「……ドクター、馬、あんまり調子に乗んなよ?」
ソウシ「ん?」
馬「うぇ?」
今までの2人の狼藉を罰するべく、ナギは報復を開始することにした。
ソウシ「ちょっと!ナギ、何も見えないし動かせないんだけど〜。」
ナギの手により、ソウシはベッドの縁に鎖で拘束され、目隠しをされていた。
(※鎖は鎖鎌の鎖、目隠しはナギのバンダナを使用)
普段ならソウシを拘束する事は不可能に近い事なのだが、彼が泥酔状態の今に限り簡単に捕縛する事が出来た。
ソウシ「なんだか鎖で縛られるのが癖になりそうだよ(笑)」
ナギ「…………」
ソウシが現状を楽しみ出した頃合いを見計らい、ナギの復讐タイムがスタートする。
ナギ「……馬、上着脱げ。」
馬「え……」
ソウシ「な、な、な、なんだって!?」
馬以上にソウシが激しく動揺する。
何故なら、
ソウシ「今脱がれたら、私だけ馬ちゃんの下着姿が見れないじゃないかぁぁあ!!」
ということである。
悲痛なソウシの叫び声が部屋中に響き渡る。