Shall we dance ?~松岡シン造先生~
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名前を入れないと『馬』になるので、あなたの脳内で馬が大暴れするでしょう…お気をつけください。
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馬「ナギさん、お手伝いに馳せ参じました~。」
シンとの座学を終えてから、馬は夕飯作りの手伝いをするために厨房までやってきた。
ナギ「……勉強は終わったのか?」
と、ナギは豆の筋を取る作業をしながら馬に尋ねた。
馬「はい、今日の分は終わりました!
舞踏会ギリギリまで、午前はダンスレッスン、午後は勉強のスケジュールを続けるみたいです。」
馬は手を洗い、エプロンを着ける。
最初の作業として、大量の豆が入った容器の隣に置かれているウィンナーに彼女は目を付けた。
馬「切っていきますね。」
ナギからは事前に何の料理を作るかは聞いている。
馬はすぐにフルーツナイフを取り出し、手際良く切り込みを入れていく。
ナギ「……お前は勉強は嫌いじゃねぇのか?」
馬「小さい時に学校に行けなかったんですよ…だから勉強は楽しいと思えます!
梅さんに初めて教えてもらった時に世界が変わりましたもん!」
馬はウフフと笑いながらカニ型のウィンナーを大量に生産している。
ナギ「…………俺も、」
馬「……ん?」
ナギ「……学校とか行った事ねぇな。」
馬「え、そうなんですか?」
馬はナイフを動かす手を止めてナギの顔を見つめた。
ナギ「………あぁ。」
対するナギは変わらずに黙々と豆の筋を取っている。
馬「グフフ、そしたら私とナギさんはお揃いですね!
共通点を見付けてなんだか嬉しくなったから………これを、こうして……こう!」
馬は新しいウィンナーにカニ型とは異なる切り込みを器用に入れていく。
ナギ「………何してんだ?」
馬「喜びのバラウィンナーです!」
馬の手中には無駄に繊細に施された薔薇型のウィンナーが収められていた。
ナギは感心と共に呆れてしまったが、ふと彼女の手元に控えている大量の変異ウィンナーにも目が行った。
ナギ「……さっきからせっせと切ってるのは何だ?」
馬「はい、戦慄のカニウィンナー軍団です♪」
ナギ「………アホ。」
スープ用に使う予定だったウィンナーはいつの間にか大量のカニに変身していた。
スープを煮込んでいる間に次の料理を作るべく、ナギは魚を捌き、馬は玉ねぎのみじん切りを担当していた。
ザクザクザクザク……
馬「えぐっ……いだだだ………目が……目がぁぁぁ………!!」
手際は凄く良いのだが、馬の目からは大粒の涙がボロボロとこぼれ落ちている。
ナギ「……なぁ、」
ザクザク……
馬「あ゙い?………グスッッ…」
ナギ「……勉強って何してるんだ?」
馬「はい、ちょーっとだけ待ってくださいね、もう終わりますから………くぅぅ、玉ねぎめ、最後まで痛い!!」
ザクザクザクザクザクッ!!
馬「っしゃぁぁ、終わったぁ!ざまぁみなさい、玉ねぎめ!!」
馬は布巾で手を拭いてから横に立つナギのエプロンで勝手に顔を拭う。
この流れは日常となっているので、拭かれたエプロンの持ち主もいちいち注意をする事はない。
馬「今日の勉強は……そうですね、主に歴史をやりました。」
ナギ「……………」
ナギは馬の話を聞きながら次の魚を捌いている。
男所帯のシリウス号では1度の食事でかなりの魚を消費するため、彼が捌かなければならない魚はまだまだ控えているのだ。
馬「この捌いたやつは下茹でしますか?」
ナギ「……あぁ。」
馬は大鍋を用意しながら話の続きをする。
馬「今日新しく得た情報は、昔の貴族は娯楽が少な過ぎて処刑と拷問と性交が唯一の楽しみだったってことですね♪
いやぁ、男女の営みって色んな形があ、」
ダンッッッ!!
馬「おっと!?」
馬の足下にナギが捌いていた魚の頭が転がってきた。
馬「そうそう、処刑もこんな感じのギロチン刑で……って、ナギさん大丈夫ですか?
凄い音がしましたけど……」
馬が心配そうにしながらナギの手元を覗き込むと、
ナギ「……チッ、」
舌打ちする彼の指先からは血が滲んでいる。
どうやら誤って指を切ってしまったようだ。
馬「あら、珍しい。」
馬はポツリと感想を述べて、拾った魚の頭をキッチン台の上に置いた。