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お礼ミニストーリー『6月編』
……………………………
馬「6月かぁ…はぁ……」
珍しく元気の無い声で呟く馬に対して、すぐ隣に座って航路計画を立てている航海士が反応する。
シン「6月に対して露骨に嫌そうにしているな。」
馬「そうなんです、6月には無いんです。」
シン「……何がだ?」
馬「祭りが!フェスティバルが!お祝いが!無いんです!!」
シン「…………」
シンは馬のイベントに対する情熱に圧されて若干引いている。
馬「ほら、1月はお正月、2月は節分、3月はひな祭り、4月はお花見、5月は子どもの日…と、ヤマトでは沢山のお祭りイベントがあるんです。
でも、6月にはこれといったイベントが無い!!」
シン「…………」
シンは過去数ヶ月の馬の行動を思い返してみる……
確かに、1月の『新春、熱々おでん二人羽織獅子舞』というアホみたいな新年イベントに始まり、先月の5月に至ってはシリウスメンバー達の下穿きで作成した魚の飾りを大空に浮かべるという狂気じみた儀式をしていた。
イベントが無い、ということは、今月は彼女が奇行をしようが無くなるので、実質良いことなのでは?
と、いう結論に至ったシンは、
シン「イベントなんか無くても別に困らないだろう、たまには落ち着いた月を過ごしとけ。」
至極真っ当な意見を述べた。
馬「そんなのダメです……考えろ、何か考えてイベントを作るんだ……」
シン「捏造してまで変なイベントを作成するなよ。」
馬が碌でもない行事を発案する前にシンは釘を刺す。
馬「ぐっっ!!……わかってます、真実に基づくイベントを…!!」
シン「…………」
隣で発案に苦しむ馬を放置しながらシンは自身の作業を続けて行く。
馬「あ!そうだ、」
シン「……チッ……」
馬が何かを思い付いてしまったようなので、シンは反射的に舌打ちをして苛立ちをアピールした。
馬「ちょっとシンさん、舌打ち酷いっすよ!」
シン「どうせしょうもない事を思い付いたんだろ、やるなよ。」
馬「いやいやいや、まだ言ってないのに禁止しないでくださいよ。
しょうもない事は間違い無いんですけど。」
シン「そうだろう、6月くらいは何もせずに、お前は自分の頭を鍛えておけばいい。」
シンは相変わらずの毒舌で馬を一刀両断にする。
馬「ぐぅ!毒吐き毒マムシシンさんの言い分に反論出来ないのが悔しいっっ!!
まぁ、6月の豪雨対策なんてつまらないイベントだし、開催するのは止めておこ、」
シン「今、何て言った?」
シンの態度が急変し、食い気味に彼女に質問する。
馬「え、毒吐き毒マムシシンさんですか?」
シン「違う、そこじゃない!!いや、オレに対して結構な物言いも後で調教してやるが、6月の、の次に何て言った!?」
馬「ひぇー、調教師ぃ……えーと、6月の豪雨対策、ですかね。」
シン「何故、そのイベントを思い付いた?」
馬「え、明日豪雨レベルの大雨になりそうだからですよ!」
シン「……この辺りの海域は今の時期に雨は降らないはずだ。」
馬「いいえ、明日すっごく大雨になると思います♪
においがとんでもない豪雨の時と同じですから、大嵐になるんじゃないかと私は予想しますね!
豪雨対策を6月のイベントにしちゃえば良いかなって思いましたが、しょうもないですよね〜。」
シン「アホ!!それを早く言えっっ!!」
彼女の天気予報は恐ろしい程に当たるのだ。
下手に祭りだ、祝いだ、と馬鹿騒ぎをするよりも、豪雨についてしっかりと考える方が有意義ではないか!と、ツッコミを入れる暇も無く、シンは豪雨対策をしに航海室から飛び出して行った。
馬『部屋から走って出ていくほどシンさんテンション上がったのかな…もしかして、シンさんにとっては当たりのイベントだったのかもね。
よし、私も豪雨対策ポスターでも作ろっと。』
航海士シンの苦労はつゆ知らず、1人残された馬は『6月の豪雨対策』イベントに沿った掲示物を作成し始めるのだった。
(終)