お留守番~2人きりの船内情事~(後編)
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名前を入れないと『馬』になるので、あなたの脳内で馬が大暴れするでしょう…お気をつけください。
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馬「ナギさん、わ、わ、私、ナギさんを………その……」
手品とは名ばかりで、結果的にナギを縛り上げてしまった馬だが、彼女は何かを言おうとして言い出せずにいる。
対するナギは、
ナギ「……これを外せ。」
馬を睨み付けながら解放を要求している。
出し抜かれたとは言えども、女の馬に拘束されてしまった事実は、彼をかなり苛つかせているようだ。
しかし、
馬「あ、それだけは外せません(キッパリ)!」
馬のもじもじとした態度が一変し、何故かハッキリと拒否する様子を見て、ますますナギは苛立った。
ナギ「………外せ。」
馬「おぉぅ…睨むナギさんが怖過ぎぃ……でも負けません。
わ、わ、わた、私が、ナギさんを……お、お………お慰めします!!
ドヒャー、言っちゃったぁぁぁ、恥ずかしぃぃ////」
ナギ「…はぁ!?」
馬は顔を手で覆って恥じらっているが、男女の秘め事には雰囲気というものがあることを忘れている。
甘い雰囲気が薄れていき、ナギはどんどん冷静さを取り戻しつつあるのに。
ナギ「……慰める必要はねぇから。」
馬「えっ、何でです?」
ナギのノーサンキューの言葉に驚いた馬は急ぎ顔を上げた。
ナギ「……………」
ナギは無言である。
馬「ま、まさか……元気がなくなっちゃいました……?」
ナギは返事をする代わりに頷いた。
馬「えぇっ!?」
馬はこの世の終わりのような表情をしながら、自分の色気の無さを嘆いた。
馬「すみません、私が余りにも女としての魅力が無かったせいで……………ホントすみません、今度船長に男性を悦ばせるコツを聞いておきますからお許しあれ…………」
馬の謝罪の後半部分で不審な台詞が聞こえたので、ナギは慌ててフォローをする。
ナギ「いや、お前に魅力が無いわけじゃなくて………あー………とりあえず、船長にだけは聞くな。
それより早く縄を解け。」
馬「あ、それだけは外せません(キッパリ)!」
ナギ「……………」
相変わらずしっかりと拒否されたせいで、再びイラッとするナギだった。
馬「…こうなったらナギさんの意思には関係無く、私の欲望に付き合ってもらいます////」
ナギ「……?」
馬「まずはナギさん、寝てくださいねー。」
完全に開き直った馬は、ナギの身体を押して寝転がそうとしたが、
ナギ「……………」
拘束された状態で好きにされる事は嫌なのか、彼は頑として動かない。
馬「む、あなたは岩ですか?」
ナギ「…………」
馬はナギの顔を覗き込んだが、ふいと顔を背けられてしまった。
馬「あらまぁ…」
反抗的なナギにときめいたマニアックな馬は、非常に目を輝かせながら、
ペロ……
と、彼の鎖骨を舐めてみた。
ナギ「……………」
舐められても無反応なナギを見て、
馬『ナギさん、縛られるのが嫌すぎて無反応を貫く気だ……これは………萌える!!』
馬は変に気合いが入った。
ピチャ…………ピチヤ…
室内に湿った水音が響いている。
馬「………ふっ…………ナギさーん………気持ち良くないです?」
馬はとても楽しそうに微笑みながらナギの耳朶を甘噛みしている。
ナギ「…っ……」
ナギは無言のままだが、思いっきり眉をしかめている。
馬「どうしたら気持ち良くなってくれますかー?」
馬はナギの首に腕を回し、変わらず楽しそうに質問をする。
それでも、
ナギ「………外せって。」
ナギはずっとこの台詞しか言わない。
しかし、
馬「……凄い!!」
頑なな彼の態度は逆に馬を感動させていた。
チュッ……
馬はナギの頬にキスを落として、恍惚の表情を浮かべながら、
馬「全くブレないナギさんが凄く愛おしいです……」
と、心に思ったままの感想を述べた。
ナギ「……!」
ナギは馬からの急な告白に虚をつかれてしまったが、
チュプッ……
ナギ「……っ………」
すぐに首筋を軽く吸われたために、再び忍耐の時を迎えていた。
馬「プロポーズは断られてしまいましたが、そもそもこんな素敵なナギさんと私では全く釣り合いませんよね……フラれて正解……あぁ、それにしても本当に素敵です……」
ウットリしながらナギを見つめる馬の台詞は、決して厭味ではなくて、彼女の本心から来ている言葉のようだ。
ナギは、それは違う、と否定しようとしたが、すぐに
ピチャッ……
ナギ「……ッッ……」
鎖骨を舐められ、その言葉は掻き消されてしまった。