人魚島~2つの呪い~(その6)
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ハヤテ「元気出せよ、馬。」
馬「グスッ、ズビッ………ひ、ひどい結婚詐欺にあいました………」
ソウシ「まぁまぁ。ナギは、人魚になった馬ちゃんを護ろうとして言ったんだから。
もう許して上げて、ね?」
馬「…あい。良い夢見れたと思ってわずれま゙ず………うぇぇぇぇん。」
ナギ「……………」
気まずそうにしながら、ナギは馬達の言葉を聞いていた。
昨晩のナギは、万が一馬が人間に戻れなかった場合を考えて真剣にプロポーズをした。
人魚となり、悪い輩に狙われ続ける馬を生涯かけて護ってやらねば、と、考えた上での嘘偽りのない言葉だった。
しかし、馬が無事に人間に戻れた今は……海賊の自分といる方が一般人の馬には危険が伴う事が多くなるのでは?という考えに戻ってしまったのだ。
不器用なナギなりに馬のためを思ってのプロポーズの取り消しである。
そんなナギは現在、帰り道の先陣をきって歩いている。
トワ「あ、あの、馬さん。元気出してくださいね。」
トワもあまりにも落ち込んでいる馬を励まそうと声を掛けた。
すると、
ハヤテ「そうだ!」
馬を気遣うトワを見て、ハヤテはある妙案を思い付いてしまった。
ハヤテ「良いこと思い付いたぞ、馬!
トワに結婚してもらえよ!! お前ら歳近いんだし調度良いんじゃねぇの?」
ナギ「………!?」
ナギからすれば非常に面白くない提案が聞こえ、思わず立ち止まってしまった。
トワ「いやいやいや、馬さんが嫌がるような事はもうしたくないんで……」
トワにとって馬と絡みのある話題は今は避けたいというところが本音なので、言葉が尻すぼみになっている。
しかし、
馬「トワぐん゙にまでフラれるとは…ズビズビ…」
ナギに続き、トワにまでフラれてしまったと受け止める馬は再び涙に明け暮れる。
トワ「あっっ、いや、そうじゃなくて……!!」
ソウシ「フフフ、私も、初々しい2人はお似合いだと思うよ。
馬ちゃんが20代だったら私がお嫁にもらいたいところなんだけど……残念だな。」
ソウシはチラリとナギを見ながら言った。
さらに眉間の皺を深くしているナギの様子が窺えた。
対する馬は涙が一気に引っ込み、加えて表情も明るくなり、
馬「ソウシさん、実は私、21歳なんです!!結婚してください!!!」
と、プロポーズ再挑戦に至った。
ハヤテ「えっ!!」
トワ「えぇー!!」
ソウシ「………え?」
彼らに本日何度目かの衝撃が走った。
ナギ「……はぁ?そんなアホな話があるか、無理に決まってんだろ。」
ナギだけは違う衝撃が走ったようで、珍しく慌てながら否定する。
ソウシ「え、馬ちゃんティーンエイジャーじゃないの?」
ハヤテ「げっっっ!俺より年上かよ!!(※ハヤテは20歳)」
トワ「てっきり僕と同い年(※トワは17歳)か、1つ2つ位上だと…」
馬「いやいや、私はお酒も飲んでたでしょう?バッチリ成人してますよ。」
馬のこの言葉を聞いて気持ちの整理が出来たソウシは、うん!と、頷いてから、彼女の肩に手を置いた。
ソウシ「21歳なら私は犯罪者にならないね。
馬ちゃん、私のお嫁さんになって欲しい♪」
馬「そ、ソウシさん!! ありがとうございます、ありがとうございますぅぅ!!!!」
ナギ「ちょっと待て!!!」
馬の移り気の早さと、あっという間のソウシとの成婚に待ったをかけるナギだった。
……………………………
馬「うぎゃぁぁああああああ!!!鬼ぃぃぃぃ~!」
シリウス号の内部に馬の大声が響き渡る。
リュウガ「お!」
シン「……馬の声ですね。」
航海室で航路について話し合っていたリュウガとシンは、その叫び声を聞いて馬が無事に人間に戻った事を知った。
馬「ぎゃぁぁぁぁー!!嫁さらいーーー!!あなたぁぁぁ!!!」
ナギの肩に担がれた馬はじたばたともがきながら喚いている。
ソウシ「ナギ、馬ちゃんは人間に戻ったばかりだからしっかり休ませてあげるんだよ?
馬ちゃんはこの後の探索には行かないで部屋で大人しくしてなさい、わかったね?
……じゃあね、私のお嫁さん♪」
ソウシはにこやかに手を振りながら医務室へと入って行った。
馬「オオゥ!カムバックプリーズゥゥゥ、マイハズバンドォォオオ!!!」
ナギ「………うるせぇ!」
馬の抵抗もむなしく、そのままナギの部屋に連行されてしまった。
洞窟内で何があったかと言うと……ソウシからプロポーズをされ、舞い上がる馬だったが、ふいにナギに担がれてしまった。
確か、その時のナギの言い分は、
ナギ「船長達が待ちくたびれてるから早く帰るぞ」
だった気がする。
馬が状況を把握出来ずにいる内に、ナギは彼女を抱えたまま、あっという間にシリウス号まで戻ってきたのだった。
そして、
馬「うぎゃぁぁああああああ!!!鬼ぃぃぃぃ~!」
の叫びに至る。
バタンッ!!
ナギは自室の扉を閉めるなり、馬に命令した。
ナギ「この後はドクターの言う通りしろ。
お前は部屋に残れ、良いな?俺も一緒に残るから。」
馬「………はい?」
ソウシの言うことを聞くのはわかるが、何故にナギまで残るのか、と疑問を抱いた。
馬『島探索部隊の主要メンバーでもあるのに、何で残る気でいるんだろう?
この島よりもナギさんの考えの方が謎に包まれているなぁ…』
そう不思議に思う馬だった。
(ショートストーリー『お留守番』に続く、ミニあとがきへ)
【ミニあとがき】
主人公が無事に人間に戻る事が出来て良かったです!
そして次回のショートストーリーはイチャイチャ回にしたいと思います。
『ナギさんと2人きりでお留守番』なんて、嫌な予感しかしませんね☆
更新するまで少々お待ちください。
馬ときどき魔王 管理人より。(※と、当時の管理人が申しておりました!)