人魚島~2つの呪い~(その6)
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リヴラ「これで私の道案内はおしまい。
じゃあね、馬!短い間だったけどとても楽しかったわ。」
水場と岩場の境目にて、リヴラが馬に別れの言葉を述べた。
この人魚達が生息する島は地図上にも存在しておらず、たまたま漂着出来たようなものだから、1度発つと2度と戻ってこれないだろう。
そのため、リヴラとはここで最後、今生の別れとなるはずだ。
馬「私も、すごく、とても、かなり、めちゃくちゃ楽しかったです!!
リヴラさんもお元気で!魔法婆さんにもよろしくお伝えください!!」
大きな声で礼を言う馬だったが、その目には大粒の涙が零れている。
リヴラ「やっぱりあなたは面白いわね。
声は元気一杯なのに、顔は悲しそうなんだもの。
あべこべだわ!」
フフフ、と笑いながらリヴラは肩まで水に浸かる。
最後に馬達に向けて手を振ると、一気に水中へと潜っていき、そのまま姿は見えなくなった。
トワ「行っちゃいましたね。」
馬「えぐっっ、リヴラさん、超良い人?魚?まぁ、どっちでもいいか、良い人だったね……グスッ。」
ハヤテ「トワまで人魚と仲良くなったのかよ。
良いな、やっぱ俺も行けば良かった。」
馬とトワがリヴラと会話している様子を見ていたハヤテが羨ましそうに言う。
トワ「はい、良い経験させてもらいました。」
ハヤテ「…まぁ、トワの成長に繋がったなら良しとするか!
おいおい、馬も!もう泣くなよ、凄い顔して、」
馬「失礼します!」
チーーーン…
いきなり馬はハヤテのピンクの腰巻きで鼻をかんだ。
ハヤテ「ちょっっ!お前っ!」
馬「ズビッ………うん、これこれ。
やっぱりハヤテさんの腰巻きはなめらかで鼻をかむのに最高です♪」
馬はいつだってハヤテの腰巻きを狙っている。
……………………………
現在、ハヤテは馬の鼻水で汚された腰巻きを水場で洗っている。
彼が洗い終えるまで、馬・ソウシ・トワ・ナギの4人で待つことになってしまった。
ナギ「……無事に戻れて良かったな。」
手持ち無沙汰な時間なので、ナギが馬に声を掛けてきた。
その瞬間、何故だか馬の心拍数が跳ね上がる。
ドキドキドキドキ……
馬「は、は、は、は、はい!!」
ナギ「………?」
ナギはいつもと少々反応の違う馬を不思議に思っている。
馬「あ、あ、あ、あの!ナギさん!!」
ナギ「……何だ?」
馬は、自身の鼓動の早さを紛らわせるために、何か話そうと必死に話題を絞り出そうとした……
馬「そのー、これです!!」
結果、馬は手にしていたお宝入りの袋をガサゴソと漁り始めた。
馬「……お、あった!!これだ、これ!!」
ナギ「……?」
馬「ナギさん!! ふつつかな女ではありますが、私で良かったら結婚してくだしゃぁっっ(あ、噛んじゃった。)!!」
馬は袋から取り出したお宝の指輪をナギに向かって差し出し、腰をしっかりと90度に曲げてお辞儀をしながら結婚を申し込んだ。
ナギ「……は…」
ナギは口を開けて驚いている。
しかし、プロポーズをされたナギよりも、
ハヤテ「えぇぇぇぇぇぇーーー!!」
トワ「えぇっっっ!?」
ソウシ「えぇー…」
ギャラリーの方が驚いていた。
真剣かつ大声で求婚をした馬は、そのままの勢いでさらに迫る。
馬「だって昨日ナギさんがプロポーズしてくれたじゃないっっすか!!
私、答えられなかったから今言います!!
こんな素敵ナイスガイのナギさんから求婚されるなんて隕石にぶつかるよりレアな事です!
もう今の幸運ビッグウェーブに乗っからないと一生結婚出来ない気がします!!」
と、怒濤のように心情を吐露した。
ソウシ「ナギ、本当に馬ちゃんにプロポーズしたの?」
ソウシが場を収めるべく、当事者のナギに真偽の程を問う。
ナギ「……あー、昨日の……」
ナギはバツが悪そうにしながら呟き、続けて彼の口から信じられない言葉が発せられる。
ナギ「……馬、あの話は無しだ。」
馬「子どもは9人作りましょうね、スポーツチームを……………って、無し?
おぅぇぇぇぇぇえええーーー!!!???」
ハトが豆鉄砲を食らったような顔をして口をパクパクさせている馬に、ナギはさらに追い討ちをかける。
ナギ「……人魚だったら色んな奴に狙われたり、生活が不便になるかもしれねぇけど……人間に戻ったなら今まで通り1人でやってけるだろ。」
ナギの冷酷過ぎる解説を聞き、馬は絶叫する。
馬「ノォォォォォォォォォオオ!!!!」
非情にも、彼女の悲鳴が洞窟内にこだました。