人魚島~2つの呪い~(その6)
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しばらくソウシと魔法婆で、馬の今後の対応について話し合っていた。
『魔法使い』というおとぎ話のような職業の魔法婆から挙げられるアドバイスは、ソウシの観点からすると、眉唾物の話ばかりだったが、ミゼル島の院長の件もあったので、万が一に備えて真剣に受け止める。
やがて……
ザバッッッ!!
魔法婆「リヴラ達が戻ってきたようですね。」
宝探しの一行が帰還し、陸地へと上がってきた音がした。
……………………………
馬「ソウシさん、魔法婆さん!ただいま戻って参りましたー!」
馬は持参した袋を掲げて戻ってきた。
最初は空だった袋は現地で何かを詰め込んで戻ってきたらしく、中身がパンパンに膨らんでいる。
トワ「リヴラさん、降ろしますよ?」
リヴラ「えぇ、ありがとう。」
トワは背負っていたリヴラをそっと地面に降ろした。
リヴラ「ありがとう、あなたは小さいのに力持ちなのね。」
トワ「えっ、小さい……」
背が低いという意味合いのリヴラの言葉を聞き、トワはショックを受けている。
彼にも勿論、男としてのプライドがあるのだ。
馬「いやいや、トワくんはまだ発達途中で、あと50センチは伸びる予定ですとも!」
トワのためにフォローに回った馬だが、そのフォローはいささか過剰だった。
リヴラ「まぁ!そんなに!?あなたは巨人族の子どもだったのね。」
トワ「馬さん、それだと2メートル超えちゃいます……リヴラさん、僕は人間ですよ。」
ソウシ『良かった、馬ちゃんとトワは前みたいに話せてるみたいだ。』
ソウシは安堵し、慈愛に満ちた目で3人のやり取りを見守っていた。
……………………………
魔法婆に別れを告げた一行は、ハヤテとナギの待つ岩場まで戻っていった。
ハヤテ「お、戻ってきた!
おーい、馬ー、魚のヒレは無くなったかー?」
ハヤテは、少し遠くに見えた馬達に向かって手を振ると、馬も手を振り返してきた。
ハヤテ「ナギ兄!あいつの手、ヒレが無くなってるぜ!」
ナギ「………あぁ。」
ナギは、馬が予定通りに人間に戻れた事を確認出来たため、胸を撫で下ろしていた。
馬「あらよっとぉ!!」
ザバァァッッ!!
岸まで泳ぎ着いた馬がいち早く陸へと上がる。
ハヤテ・ナギ「……!?」
馬「どうもどうも~、無事に人間に戻った馬でございますよ♪」
話せる事に喜びを感じている馬はにこやかにハヤテ達の元に駆け寄った。
しかし、
ハヤテ「……ちょっ!!」
ご機嫌な馬の格好は誰がどう見ても下着姿だった。
馬「ん?お2人さん、険しい顔をしてどうしたんです?
もしや人間に戻ったものの、顔から髭が生えてたり、第3の目が増えてたりして、 」
ナギ「何てカッコウしてんだ!!」
ナギは馬の言葉を遮って注意した。
馬「ひょぇっっ!」
ハヤテ「ば、バカ!!服来てからこっち来いよ!!下着じゃねぇか!////」
馬「む!さっきまで泳いでたから仕方ないでしょう?
これでも全裸で泳ぎたかったのをしぶしぶ下着を着けたのに……」
ハヤテ「ち、近付くな!////」
馬は、顔を真っ赤にして後ろを向こうとするハヤテを見ていると、どうしてもからかいたくなり……
馬「まさか、ハヤテさん……照れてますか?私の下着姿に?
フフン、もっと見せてあげましょうか、ほ〜ら!」
ハヤテ「やめろ////」
馬「ほ〜ら、ほら、」
ガシッッ!!
ハヤテに攻め寄る馬の頭に衝撃が走った。
馬「ほ?」
ナギ「早く服を着ろ!!」
馬「ギャァッッ、金剛力士像!!!」
ナギに頭を鷲掴みにされ、久しぶりに怒られる馬であった。