人魚島~2つの呪い~
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名前を入れないと『馬』になるので、あなたの脳内で馬が大暴れするでしょう…お気をつけください。
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トワ「付き合ってないんだったら……」
トワは自分に言い聞かせるように一言呟いてから、馬のシャツに手を掛けた。
馬「……えっ…!?と、と、と、トワくん、それはダメだよ!絶対ダメ!!」
馬がハッと気付いた時にはもう遅く、シャツは胸当てが見える鎖骨の位置にまで捲し上げられていた。
馬「ちょっとトワくんっっっ!!」
焦りがピークに達した馬が悲壮な声で訴えるも、
トワ「……ここもこんなに……ナギさん凄いな……」
やはり独り言のように呟いてから、馬の胸元に広がる無数の紅い花にそっと手を触れた。
馬「……あぅっ………」
トワの繊細な指先がいきなり肌に触れてきたせいで、馬は反射的に声を漏らしてしまう。
トワ「………っ……」
トワからすればそれだけで十分な刺激となり、再び彼の興奮が高まってくる。
馬「もう本当、お願いだから止めて!」
半身を捩ってトワの視線から逃れようと背を向けたが、ナギの印が付けられていない彼女の背中は見るからに華奢で、汚れを知らなさそうな純白の肌を保持していた。
馬「も、もう見ないで……」
トワ「……………」
皮肉なことに、背面を向けて抗うその姿こそが、16歳のトワの心身を激しく燃えさせる一番の着火剤となってしまった。
トワ「ごめんなさい、馬さんっっ!!」
馬「…アッッ………や、やだっっ!!」
トワは衝動のままに馬の背中に唇を押し当てた。
今日は男難の相が出ていたのかもしれない………それか……悪い夢を見てるだけだと思いたい。
そんなことを馬がボーッと考えていると、
チュゥッ………
馬「……アァッ…」
ウィークポイントの背中に再び吸い付かれ、馬は力なく喘いでしまった。
トワ「…ハァ………馬さんの声、凄く可愛いです………」
微かに呼吸を荒くさせながらトワは告げた。
馬「…………」
もう夜も更けていた。
いつもは寝ている時間でもあり、今日は色々あり過ぎた馬には抵抗する気力も体力も残っていなかった。
チュゥゥッ……3度目の強い口付けに、
馬「……アゥッ……」
馬は鳥肌を立てて小さな声を上げるしか出来なかった。
馬『ナギさん……もう部屋に戻ったのかなぁ…』
呆然とそんなことを考えていると、プチッという胸当てを外す音が聞こえた。
馬「………ゃ…だ……」
頭が働かなくとも、馬の口からは本能的に拒絶の言葉が出ていた。
トワ「………すいません、…でも…」
トワからも悲痛な声で謝られる。
止めたくても止められない、それが若すぎる故の暴走だった。
トワは馬の胸当てを性急に外した後、そのまま背後から手を回す形で抱き締めた。
トワ「………馬さん、ごめんなさい。」
謝りながらも馬の胸を後ろから荒々しく触る。
馬「……っ……」
欲望のままに双乳を掴まれ、馬は痛みに僅かに顔を歪めるだけだった。
馬が何も考えなくなった頃、倉庫に誰かがやって来た。
ソウシ「トワ?………馬ちゃん?」
かなり驚いた顔のソウシが入り口に立っていた。
しかし、彼はすぐに厳しい表情に変えて、
ソウシ「トワ。何をやってるんだ?」
と、静かに尋ねた。
トワ「……あ…の…」
ソウシに問い詰められ、返答に困るトワの代わりに、
馬「…と、トワくんはかなり酔っちゃってて、そこで私が寝込みを襲ったんです!
可愛いなぁって思って…そ、その…」
馬が慌ててトワを庇った。
『トワに襲われそうになった』そんなことを言ってしまったらトワはシリウス海賊団に居られなくなってしまう。
船を降りるなら自分の方だ。
そう考えた馬は罪を被ろうとした。
しかし、
ソウシ「馬ちゃん、気付いてないかもしれないけど……泣いてるよ?」
馬「……へ?」
ソウシに指摘され自分の頬に手をやると、指先が温かい水に触れ、濡れてしまった。
ソウシ「嫌だったんだろう…?」
馬「……?」
ソウシの言葉を返す余裕も無く、馬は自身の涙にただただ驚くばかりだった。