人魚島~2つの呪い~
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名前を入れないと『馬』になるので、あなたの脳内で馬が大暴れするでしょう…お気をつけください。
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馬「あ、あ、あ、あの……トワくーん?」
想像もしていなかった急展開に、馬は慌てふためいている。
トワ「……すいません、ちょっとだけこのままで……」
馬「わ、わかった……」
何だか苦しそうにしているトワを無下には出来ず、とりあえず馬は彼の言う通りにすることにした。
しかし、次第に、
馬『あ、もしかして寒いのかも…だから人肌恋しくなっちゃったのか。
なるほど、私は湯タンポだね!』
抱き締められる理由を、斜めからの切り返しで考えてしまい、馬はこの状況を受け入れてしまった。
馬『私は湯タンポ、私は湯タンポ、私は……』
と、自分に暗示を掛けて何の抵抗もしない馬。
しかし、それがトワの衝動にますます拍車を掛けてしまった。
トワ「………馬さん………ごめんなさいっっ」
馬『湯タン………えぇっっ?!』
まだ暗示を掛け続けていた馬だったが、再び自身の足が地面から浮いたことに驚いた。
ドサッッ!
馬『げっっっ!!!………これって湯タンポの延長線…って事でいいのかな……?』
馬はトワの布団に寝かされてしまっている事実に驚愕しつつも、まだ自分の身の危機は感じていない、否、感じたくはなかった。
ところが、
トワ「……馬…さん……」
馬「………!!」
いつもと違うトワの甘い声と目付きとで、鈍い馬でもさすがに緊急事態だと察した。
馬『う、うそーん………』
危機を感じているはずの彼女の脳内台詞は凄く軽いものだったけれども。
ギュッ……今一度布団の上でトワに抱き締められる。
トワ「………馬さん……とても良い匂いがします……」
トワは、ふぅと苦しそうに息を吐いて馬を抱き締める腕に力を込めた。
この状況に焦り始めた馬は、冷や汗をかきながら、
馬「う、うん…わかった!
わかったから、離してくれないかな、トワくん?」
必死に説得を試みたが、
トワ「……………」
無視をされてしまい、抱き締められている姿勢は変わらなかった。
馬『ど、ど、ど、どうしよう………』
どうにかしようと馬が、覆い被さるトワの身体を押してみても全く動かない。
馬『いや〜、トワ君に限って大丈夫だとは思うけど……でもこの体勢は流石にマズいんじゃ……あばばばば………』
こんな状況になってしまい、馬はゆっくりと追い詰められていった。
トワの手が馬の首もとを隠しているタオルに触れた。
馬「あ!それは、」
ダメ!と、言い切る前にはらりとタオルの結び目がほどかれてしまった。
隠していたモノを見て、トワは一瞬目を見開いた。
トワ「……………馬さん、これって………ナギさんが……?」
馬の首筋にたくさん付けられているキスマークに、かなり驚いたようだった。
馬「………うぅ…」
居た堪れなくなった馬は下を向いて顔を逸らした。
トワ「…馬さん。」
馬「………何?」
トワに再び名前を呼ばれ、俯く顔を少しだけ上げた。
トワ「…お2人は…お付き合いされているんですか?」
泣きそうな顔でトワに尋ねられ、馬はとても困惑した。
馬「……つ、付き合ってないよ。 多分ナギさんは私の反応を見てからかっているだけだよ。」
と、正直に答えてしまった。
焦りすぎて先のことが読めなくなっていた馬は、自分がまずい返答をしたとは気付いていなかった。