ミゼル島~大病院の陰謀説~(その6)
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名前を入れないと『馬』になるので、あなたの脳内で馬が大暴れするでしょう…お気をつけください。
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馬「ムリムリ!!……出来ません!」
馬は全力で首を振って拒否をする。
ナギ「………」
しかし、ナギはガシッと彼女の顎を掴み、その動きを止めさせた。
馬「…うぅぅ…」
ナギ「………今言ったよな、俺とならするって。」
そう言って意地悪に笑いながら馬の顔を覗き込む。
馬はナギと目を合わせたくなくて、顔を逸らせようとしたが、顎を抑えられているせいで動かすことも出来なかった。
馬「…くっ、嵌められた……」
ナギ「……別に嵌めてねぇだろ、言ったことは守れよ?」
そう言うや否や、ナギは馬の顔を固定したまま顔を近付けていく。
嫁入り前なのにディープなキスをされてしまう…と、急に現実思考に陥った馬は、反射的に身体を動かしていた。
ナギ「………?」
ナギが馬の唇に自分の唇を合わせた時、違和感を感じた。
唇に当たるこの感触は………布?
ナギ「………俺のバンダナじゃねぇか。」
馬「ふぐぐ……セーフ…」
綺麗に折り畳まれたナギのバンダナを口に当てがいながら喋る馬の声はくぐもっていた。
ナギ「………」
ナギは自分の足元を見た。
さっき外したばかりのバンダナはくしゃくしゃになったままベッド上に落ちている。
それではこのバンダナはどこから出現したのか…
馬「私のお守りです!」
ゆっくりと身体を起こしながら、馬は元気よく答えた。
彼女の胸当てが微かにズレていることから、もしかしなくてもここから出したのだろう。
ナギ「…勝手に持っていくなっていつも、」
言ってるだろ、とナギが言い切る前に、彼の口には再びバンダナを被せられた。
ナギ「……っ……」
馬「新ジャンルを思い付きました♪」
ニッコリと天使のように微笑む馬だが、この顔は何かを企んでいる顔である。
ナギ「………」
わかっているのに、ナギはその笑顔につい見惚れてしまい、されるがままになっていた。
馬「……新ジャンル、」
ナギの顎をバンダナと一緒に両手で抑えながら、馬は顔を近付ける。
そして、
チュッ……
折り畳まれていない、薄いバンダナ1枚を隔てただけのキスをした。
ナギ「………!!」
馬「…!!」
バンダナ越しでキスをされたナギも驚いたが、バンダナキスの発案者自身も驚いていた。
馬「け、けっこうリアルな感触ですね…」
馬は、 もうしません、と言ってナギから離れようとした。
だが、
ガシッ!!
馬「えっっ?」
ナギに手首を強く掴まれてしまった。
ナギ「……確か命令はディープキス30秒だったよな?」
今度はナギが悪戯を楽しむ子どものようにニヤリと笑った。
馬「………わっ………ちょっ!………いや、あの………」
ナギにベッド上でジリジリと追い詰められていき、彼から逃れようと馬は後ろへと下がっていく。
しかし、
ドンッ!!
すぐに背中が壁に当たり、馬の退路は断たれてしまった。
ナギ「…………」
馬「…………」
見つめるナギと、怯える馬。
この表情も良いな、と彼が思っていると、追い詰められた馬が意を決したように話し出した。
馬「さ、30秒だけですよね?」
ナギ「…………あぁ。」
ナギは特に表情を変えずに答えた。
馬「ならば受けて立ちましょう、しかし、それには条件があって、」
ナギ「バンダナ越しにだろ?」
ナギは馬より先に答えを言った。
馬「そうです!………アッ」
ナギに強引に手を引かれてバランスを崩した馬が彼の胸に倒れ込んでしまう。
体勢を立て直そうとするが、そのままきつく抱擁されたせいで阻まれてしまった。
ナギ「…………」
馬「…………」
暫く抱擁は続いた。
大きなナギの身体に抱き締められていると、とても不思議な気持ちになる。
この感覚は何だろうか。
勿論、ドキドキと胸が高鳴っているのだが、それ以外にも心地好くて温かい…
馬「………ナギさん……凄く気持ち良いです。」
馬の口調が再び甘くなっている。
それに気付いたナギは抱き締める力を弛め、彼女の顔を覗き込む。
そこには瞳を潤ませ、頬を朱色に染め上げた愛しい馬がいた。
ナギ「………」
あまりの可愛さにクラクラときたナギはすぐに彼女の頬にキスを落とした。
チュッ…
馬「……うぅ…………30秒……お願いします……」
ナギ「………あぁ。」
ナギは馬の顔を上に向かせた。
馬は持っていたバンダナを自分の唇に当てがい、目を閉じた。
(人魚編に続く、ミニあとがきへ)
【ミニあとがき】
ナギさん、まだ下着脱がしていませんから!!
王さまゲームとか悠長な事を言う前に主人公をスッポンポンにしちゃいましょうよ!!
……と、皆様に代わって叫んでおきました。
まさかの濡れ場(濡れてない)が次の長編にまで跨ぎます。
もどかしくて申し訳ございません。
馬ときどき魔王 管理人より。(※と、当時の管理人が申しておりました!)