ミゼル島~大病院の陰謀説~(その6)
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名前を入れないと『馬』になるので、あなたの脳内で馬が大暴れするでしょう…お気をつけください。
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リュウガ「ワハハ、そう構えんなって!
軽いのにしといてやるから、えーとな、」
馬『私の番号は何番だったかな…』
馬は手元の棒を見返すと、自分の字で小さく2番と書かれていた。
すると、
リュウガ「2番と4番がディープキス30秒な!」
馬「…おっとぉ?」
思いきり当該番号を指名され、濃密な命令が下された。
馬は名乗り出る前に、ディープキスって何をするんだっけ…と、一瞬の間だけ呆けていると、
ナギ「……馬、薬を飲み忘れてるぞ。」
いきなりナギが話し掛けてきた。
それも普段の説教時と同じ熱量の、圧の強い物言いで。
馬「く、薬…?えーっと、気分がハイになる的なアレですか?」
ナギ「……アホ、病院で出されたやつがあるだろ。
飲み忘れてまた悪化したらどうすんだ、簡単に次の病院まで行けねぇんだぞ?」
ナギが公衆の面前で饒舌に喋っている…この行動は彼からすれば非常に珍事である。
ナギ「……と、いうわけで馬に薬を飲ませて来るんで席を外します。
良いですね、船長?」
リュウガ「お、おう…」
ナギの気迫に圧されるリュウガに、
ソウシ「そうだね、ナギが飲ませてあげるのが1番だ。」
シン「やはり過保護だな。」
事情を察しているソウシとシン。
ハヤテ「馬、自分の薬くらい覚えとけよ。バカだなー(笑)」
ナギの言葉を素直に受け取っているハヤテと、
トワ「病み上がりですからね、無理は禁物です!」
馬の体調を気遣うトワ。
それぞれに見送られながら、馬は王さまの命令を実行する事なく部屋に戻って薬とやらを飲むことになってしまった。
馬「えーっと……」
ナギ「行くぞ。」
先程から手を繋げられたままの状態で、馬はナギに連れられて船内へと戻って行った。
……………………………
ナギの自室までの道中、
馬「ナギさんや……ワシの薬は何処にあるんかのぅ?」
馬は年寄り口調で、薬についての言い出しっぺのナギに尋ねてみる。
馬には本当に覚えがないのでこれでも真剣に聞いているつもりなのだ。
ナギ「………」
馬「はて……?」
ナギは押し黙ったまま馬の手をグイグイ引いて歩き、結局彼の自室に到着してしまった。
馬「おぉぅ…、ここはマイプリティーナギさんのお部屋じゃ…厨房には寄らなくて良いんかのぅ?」
バタンッ、
ナギが後ろ手に部屋の扉を閉めた。
ナギ「………」
馬「おーい、ナギさ~ん?
何故にさっきから喋ってくれないんですか~?」
いつまでも無言を貫くナギに、流石に察した馬が通常の口調で尋ねた。
ナギ「…………」
馬「……?」
扉近くで立ったままの2人だったが……
グィッッ!
馬「ヒョエッッ!!」
王様ゲームで命令されてからずっと繋いだままの手を不意打ち気味に引かれ、バランスを崩した馬はナギの身体にもたれかかってしまう。
ナギはそのまま掌で馬の後頭部を抑え、抱き合うような体勢にさせた。
馬「うぎゃっ…ご、極楽ですっ!?」
急な密着に馬は混乱しつつも喜んでいる。
頭を抑え付けられている馬の鼻にナギの衣服が当たる。
だからか、間近で彼の匂いを嗅ぐことが出来て非常に幸福な気分を味わえたのだ。
馬がスンスンと鼻を鳴らしながら彼の匂いを堪能してる内に、ナギの手が離れた。
馬「……?」
再び何事かと思った馬が顔を上げると……
ナギ「………やっと……2人きりになれたな。」
ほんの少しだけ目を赤くさせているナギがいた。
馬「あらあらナギさん、酔ってますね?」
ナギ「………少しな。」
ナギは馬の質問にニヤリと笑いながら答え、彼女の身体を軽々とベッドまで運んだ。
馬「あーれーーー!!」
この時はまだまだ馬にも余裕があった。