ミゼル島~大病院の陰謀説~(その5)
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名前を入れないと『馬』になるので、あなたの脳内で馬が大暴れするでしょう…お気をつけください。
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馬「ソウシさーん、ちょっと大きくないですか、コレ。」
着替えを終えた馬がナギとソウシの前に姿を見せた。
ナギ「………はぁ?」
その姿にドン引きするナギと、
ソウシ「そりゃあ私サイズだからねぇ……でも百点満点だよ!!」
逆に満面の笑みで拍手までして讃えるソウシとで反応が全く異なっていた。
それもそのはず、馬が着ていた服は、ある意味お約束とも言えるソウシのコスプレナース衣装だったからだ。
ソウシ「本当は馬ちゃんに医師の白衣を着てもらって、私はナース姿でナギを驚かしたかったんだけどなぁ…」
馬「え、それ最高ですね!」
ナギ「……やめろ。」
ナギは心底嫌そうに拒絶しつつも、再び馬の手を取り進み出した。
ナギ「……ドクターも行きましょう、早く船長達と合流したい。」
ソウシ「うん、わかった。」
2人の手を取り合う様子を見て、ソウシは穏やかに微笑んだ。
道すがら、
馬「ナギさん、女なんて星の数ほどいますからね。」
ナギ「………なんだよ、いきなり。」
ガシガシと階段を昇りながら馬はナギに向けて言う。
馬「何なら失恋祭を開催するから元気出してくださいね。」
ナギ「……はぁ?」
ナギには何の事を言われているのかさっぱりわからない。
馬「ほら、さっき荒れてたじゃないですか。
クレアさんにフラれたんですよね、ドンマイ。」
ナギ「………!」
だから、どうしてそんな発想になるのか。
ほんの少し前に説明したのにコイツはやはりアホなのか。
ナギ「俺は……」
馬とドクターが抱き合っているのを見たから荒れていた、なんて真実を言えるはずもなく、グッと我慢して言葉を飲み込んだ。
馬「俺は?……どうしたんです?」
ナギ「…………いや、」
容赦なく質問を浴びせられるナギのために、
ソウシ「俺は…ナース服が好きなんだろう?
だけど馬ちゃんに着てほしいのに言えなくて、つい乱暴な言動になってしまったんだよ。」
と、ソウシが微妙なフォローを入れる。
馬「えぇー!そんなの言ってくれたら喜んで着るのに……」
ソウシ「言えるわけないって。
大変な目に遭った馬ちゃんに、開口一番ナース服を着てくれ、なんて言ったらナギはとんだ変態じゃないか(笑)」
馬「確かに、それはそうですね……でも態度に出ちゃってたから、ナギさんは変態のグレーゾーンなわけですね(笑)!」
ソウシ「そうだね(笑)」
アハハウフフと、好き勝手に笑う馬とソウシのことは放っておいて、ナギはひたすら階上を目指した。
……………………………
リュウガ「お、来た来た…って馬はまた奇抜な格好してんなー!!」
ハヤテ「うわ…患者の立場から一気に逆転してんじゃねぇか。」
病院の非常出口の前でリュウガ、シン、ハヤテのメンバーが馬達の帰還を待っていたのだが、遠目に彼女の姿が見えた時、真っ先にその衣装にリュウガとハヤテは食い付いていた。
リュウガ「馬、無事で何よりだ!」
遭難時以来、リュウガに久し振りに会えた馬は、まず最初に礼を述べた。
馬「船長!入院中の差し入れの本、ありがとうございました。
でも、シンさんにはすっごく不評でしたよ?」
それを聞いたリュウガは、
リュウガ「あぁ?シン、本当かぁ?」
隣にいるシンに直接尋ねた。
シン「あれは無いですね。」
リュウガの愛読書について、シンは当然の如くズバッと否定をした。
リュウガ「見事な全否定じゃねぇか(笑)……まあそれは個人の好みもあるからしょうがねぇとするか!
それよりも馬、ヴァイカートのおっさんがここに来てるぞ。」
馬「え、梅さんが?」
リュウガ「なんか軍のOBとしてこの島に呼び出しをくらってたらしくてな。
今、俺達のいるここの場所だけ軍の捜査の手が回ってないのもヴァイカートのおっさんのおかげなんだよ、悔しいけどな。」
馬「へぇー、梅さんの権力恐るべしですね。
近くにいるならちょっと会ってこようかな…」
と、馬は呟いた。
ナギ「……軍が捜査をしてる中をズカズカ会いに行く気か?」
馬の発言に対し、ナギは思わず口を挟んだ。
馬「梅さんにもう1度会えたらなって思いましたが、やっぱり無謀ですよね。」
リュウガ「俺らはもう船に戻るが、馬は挨拶してきたらどうだ?
何ならボディーガードにナギも連れていけば良いんじゃねぇの?
お前らのペアなら何となく行ける気がするぞ(笑)!」
と、軽く勧めるリュウガに対して、
馬「ぜ、絶対にダメですよ! ナギさんが捕まっちゃいますって。」
馬は慌てて断った。
自分の我儘でナギを危険な目に合わせるような事はさせられない。
しかし、思わぬ人物から解決策を持ち掛けられる。
ソウシ「ちょっとナギと馬ちゃん!!
凄く良い作戦があるんだ。
ナギにこれを貸してあげるから!!絶対にバレないと思うよ。」
と、ソウシは目を輝かせながら自分の荷物を漁り始めた 。
(その6へ続く、ミニあとがきへ)
【ミニあとがき】
『人魚編』に繋げるためにオカルトちっくな展開にしました。
影の女の人のイメージ絵もまた描いてみたいですね。
さて、次で病院編の最終章となります。
久々にペロペロチャンスが来るのでしょうか?
馬ときどき魔王 管理人より。(※と、当時の管理人が申しておりました!)