ミゼル島~大病院の陰謀説~(その4)
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名前を入れないと『馬』になるので、あなたの脳内で馬が大暴れするでしょう…お気をつけください。
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馬『ナギさんに小銭借りといて正解だったなー!』
フンフン♪と、鼻唄混じりに機嫌良く歩く馬は、空気ピストルを買えてとてもご満悦だった。
馬『さっすが、大病院!部屋までの案内看板までちゃんとしてる〜♪』
壁に貼られた案内板のおかげで超方向音痴な馬でも難無く自室まで戻る事が出来そうだ。
自室まであと少し、直近の非常階段の前を通り過ぎようとした時…
馬『ん…?』
馬が違和感を感じて振り向こうとしたが、
ガッ!!
馬「わっっ!!」
馬の動きよりも速く、何者かの手によって彼女の口は背後から抑えられてしまった。
ガシャンッと倒れる点滴台の動きがスローモーションのように見える。
馬『………』
馬は黙ってされるがままにズルズルと非常階段の方まで引き摺られて行くが…幸いなことに、ソウシとの『座薬講習会』で、背後から羽交い締めにされた場合を想定して、散々対策を練っていたのだ。
そのおかげで馬は冷静な思考を保つ事が出来ていた。
馬『今かな…』
タイミングを見計らいながら、馬は身を固くする。
すると、相手も馬を引き摺ろうとする力を強くしてきた。
強い力で引っぱろうとする相手に反して、急に馬の方の力を抜くとどうなるか…
?「うわっ…」
相手は自身の力の反動で後ろに倒れそうになった。
その一瞬の隙をついて馬はソウシから教わった護身術を素早く繰り出した。
相手の身体が傾いている間に馬の口を覆う手を捻り、あっという間に距離を置いた。
そして、
馬「……あばよっっとぉ!!」
馬はそのまま拘束犯を跳び越えて、全力で非常階段を降りていった。
最後にチラリと見えた犯人の様相は、白衣を着た若い男だった。
トタタタタタタタタタ……………… !!
『得意武器:逃げ足』の馬は病み上がりにしては見事な速さで階段を降りていった。
暴漢と対峙したせいでアドレナリンが出ていた彼女はどんどん進んでいき、気が付けば最下層の地階まで到着していた。
馬「……なんだろう、ここ…イテテッ」
男に襲われた際に点滴針が抜けてしまったのだ。 馬は針を固定していたテープを外した。
……………………………
売店から逃走していた子ども、テッドを捕まえ、彼から詳しい事情を聞き終えたナギが急いで馬の病室まで戻ってきた。
ガラッッ!!
ナギ「馬!!今すぐここから出るぞ………!?」
しかし、
ソウシ「あれ?馬ちゃんと一緒じゃないのかい?」
そこに馬の姿は無く、代わりにいたのはナース服に身を包んだソウシだった。
ナギ「ドクター、馬を知りませんか!?」
ソウシ「いや、来てないよ…2人を驚かせようと思ってこの格好で入ってきたのに誰もいなくてさ。」
ソウシはしょんぼりと話すが、ナギはその内容まであまり耳に入っていない様子である。
ナギ「……アイツはまた道に迷ってるのか……くそっ!」
ナギは馬と別々に行動したことを酷く悔やみ、慌てて探しに行こうとするもソウシに引き止められた。
ソウシ「ナギ!待つんだ!!」
ナギ「……?」
ソウシ「今、他のメンバーも病院の外で待機してるから、複数で手分けして探した方が良い!」
普段は天使のように柔らかく微笑んでいるソウシだったが、この時ばかりは険しい表情をしていた。
ナギ「……わかりました、皆を呼んできます………あと、ドクターは着替えといてください。」
そう言い残し、ナギは去っていった。
ソウシ「馬ちゃんに見せたかったんだけどなぁ……」
ナギに言われて、ソウシは仕方なく、かつ迅速にナース服を脱ぎ始めた。
(その5へ続く、ミニあとがきへ)
【ミニあとがき】
その5は、公式イベントの話に近いものを考えておりますので、暗い雰囲気+主人公のトラウマ要素がやや入ってしまいます。
ご注意ください。
最後は丸く収めるつもりなので、そこのところはご安心くださいm(_ _)m
馬ときどき魔王 管理人より。(※と、当時の管理人が申しておりました!)