ミゼル島~大病院の陰謀説~(その4)
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時刻は早朝、馬の病室にナギが戻ってきた。
ナギは馬が寝ている様子を確認すると、声を潜めながらシンに話し掛けた。
ナギ「シン、交代する。」
シン「………わかった。」
シンは読んでいた本を閉じ、椅子から立ち上がった。
ナギ「……船長が今日馬を退院させると言ってた。
昼までにドクターが病院側と交渉する事になってる。」
シン「そんな容易に退院許可が出るとは思わないが。」
ナギ「……何でそう思う?」
ナギは鋭い目付きでシンに尋ねた。
すると、シンはナギに昨晩あった出来事、特に最後のクレアのメモについて詳しく説明した。
ナギ「……クレアがそんな事を?」
ナギは信じられないといった表情で首を傾げている。
シンは頷いて、
シン「あのナースは馬に情が沸いたのだろう。
それよりも、あのナース…お前の昔の女は黒幕と確実に繋がりがあるみたいだが、その辺りは大丈夫か?」
と、ナギに確認をした。
ナギ「……………あぁ。」
シン「お前もよく考えて行動しろよ。」
少し間の開いた返答をするナギを気にしつつ、ささやかな忠告を残してからシンは病室を後にした。
パタン…
シンの扉を閉める音で馬は完全に目を覚ました。
馬「敵襲かっっっ!?」
ベッドから勢い良く跳ね起きた馬の第一声は非常に賑やかだった。
馬「あれ?」
ナギ「…………」
そして、唐突な馬の大声に驚いているナギと目が合った。
馬「ぎゃぁぁぁぁあああ!! な、ナギさんがいらっしゃるぅぅぅ!!! 何これ、何これ?寝起きドッキリ?
ソウシさん辺りがドッキリ看板持ってませんか?」
ナギ「……はぁ。」
朝から騒々しい奴だと、ナギは溜め息をついた。
……………………………
馬「ふぅー、顔洗って歯磨いて、サッパリしましたー!
後はパンツさえあれば完璧なんだけどなぁ〜!」
衛生面で綺麗になった馬が艶々とした顔でベッドまで戻ってきた。
彼女の様子は、当初患っていた病を感じさせないほど元気ハツラツとしている。
ナギ「……お前な、女だったらもっと恥じらいを持て。」
ナギは呆れ返りながらも、自室から持ってきた馬の着替え等を渡してやる。
馬「ありがとうございます!」
馬は受け取った袋の中をガサゴソと確認すると、
馬「や、やだナギさん……黒系の下着ばかりじゃないですか////
ナギさんってセクシーな下着がお好きなんですね////」
恥じらいを持ちながら答えた。
ナギ「……アホ、お前その色しか持ってないだろ。」
馬「え、何で把握してるんです?」
ナギ「………………早く穿いてこい。」
馬「はーい。」
馬は再び洗面所へと戻って行った。
馬「やっぱりね、人間が動物と違うところと言えばパンツを穿いてるか穿いてないかですよね。」
馬は点滴台を軸にしてクルクルと回りながらベッドまで戻ってきた。
待望のパンツを穿けたからか、彼女の足取りは非常に軽い。
ナギ「もう身体の方は良さそうだな。」
馬「はい、おかげさまで!ここ数日爆睡しかしてないのと、病院食がお粥ばかりだったので肌艶がかなり良くなりました!!」
ナギは馬の顔を見つめた。
確かに、彼女の目の下に色濃くあった隈は消え、少しだけ日に焼けていた肌の色も落ち着き、キメも整っていた。
そんな彼女を直視したナギは正直に、
ナギ『………可愛い顔をしてやがる。』
という感想を抱いていた。
馬「ウフフ…何をそんなに見ているのですか?このケ・ダ・モ・ノ♪」
調子に乗っている馬はナギの鼻先をチョンと突いてきた。
ナギ『………黙ってればの話だがな。』
ナギは先程の考えに1つだけ条件を追加した。