ミゼル島~大病院の陰謀説~(その3)
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名前を入れないと『馬』になるので、あなたの脳内で馬が大暴れするでしょう…お気をつけください。
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ナギ「…おい、離れろ。」
相変わらずご機嫌斜めなナギが馬を力業で引き剥がした。
馬「はっ!ナギさん……すみません、ついシンさんの匂いを追求したくって。」
シン「匂い?」
馬「はい!シンさんは露出の少ない服を着ているので、脱いで欲しいです。」
シン・ナギ「は?」
馬「ヘヘッ、出来ればシンさんの生肌を直接嗅ぎたいんです、ジュルリっ…あ、すみませんヨダレが…!!」
彼女の目は本気だった。
むしろ普段よりも血走っており、鬼気迫るものがあった。
シン「ナギ、こいつはいつもこうなのか?」
ナギ「……大体は。」
シン「お前にアブノーマルの趣味があるとはな。」
馬「えっっ!ナギさんがアブノーマル!?
ナギさんはハイヒールで踏まれたい男子ですか?
ナギさんが悦んでくれるなら、私、頑張って踏みます、」
ナギ「お前が入ってくると話がややこしくなる!」
馬「嫌ですっっ!ナギさんを踏みつけたい!!泣いて悦ぶナギさんを拝みたいっっ!!」
シン「ナギ…」
シンはナギを憐れんだ目で見つめている。
馬「…ゲホゲホッ!良かったらロウソクもっっ!!」
過剰な興奮のせいで咳が出ているにも関わらず、馬はナギに纏わり付いている。
ナギ「シン!お前が余計な事を言うからコイツがアホな事しか言わなくなっちまっただろ!」
ナギは馬の頭を押さえつけながら、こうなってしまった元凶のシンに抗議した。
しかし、それでも彼女はめげない。
馬「何ならシンさんにロウソクの担当を譲っても良いです!!
一緒にナギさんの身体に赤い蝋を……モガッッ!モガガッ!!」
ナギ「もう黙れ!」
馬を強制的に鎮めるべく、ナギは大きな手で彼女の口を覆った。
馬「フガッッ!フガンガッ!!モガーーーッ!!!(※私は嫌がりながらも悶えるナギさんが見たい!!!)」
シン「ナギは馬の扱いがよくわかっているな。」
シンは素直に感心していた。
この猛獣?不審者?とにかく変わり者の馬をすぐに黙らせる事が出来るのは大したものである。
馬「モガガガガガーッ!?(※ドSのシンさんならわかるでしょう!?)」
ナギ「…ずっと一緒に行動してると嫌でもこうなる。」
馬「フガフガ…フフンガ…(※私はナギさんを悦ばせたいだけなのに…)」
シン「それだけじゃ無さそうだな。」
シンは鋭い眼差しをしている。
どうやらナギの本音をここで聞き出そうという魂胆らしい。
ナギ「……何が?」
馬「モガモガモガ、モーガモガモガモモンガ…(※そう言えばお腹が空いたのぅ、ご飯はまだかねぇ…)」
2人の真剣なやり取りの中で、延々と馬は自分の喋りたいことを喋り続けていた。
馬「モガフガモガフガ…(※あぁ、段々この口を押さえてるナギさんの手を舐めたくなってきた…)」
シン「だから、一緒にいたからという理由だけでは、ここまでこの奇人変人の扱いは上手くならないだろう、と言っている。」
ナギ「……はぁ?」
馬「フガフガ、モガガガガ?…モガフッ!(ナギさん、ちょっとだけ舐めても良いですか?…なんてねっ!)」
シン「率直なところ、お前は馬の事をどう思ってるんだ?」
ナギ「……何でそんなことをお前に言わなきゃいけねぇんだよ。」
馬「………(※ちょっとだけ、ちょっとだけならバレないだろうか。)」
シン「言いたくないなら言わなくても良いが…馬の事を何とも思って無いのなら、これ以上弄ぶのはやめておけよ。
あのナースの二の舞になる。」
ナギ「………いや、クレアは……」
馬「…………チロ(※舌先で手を一舐め)」
シン「まぁ、あのナースに関してはシリウスに乗船する前の出来事だからな。
とやかく言われる筋合いはないだろうが、それでもちゃんと自分で方を付けとけよ。」
ナギ「…………」
馬「……チロ…チロ(※そーっと二舐め)」
シン「それと…もし、ナースで手一杯になった時は馬の事は引き取ってやるから安心しろ。」
ナギ「……は?」
馬「………(※くぅぅぅ!再びやって来たこの舐めたい衝動ビッグウェーブ!!!)」
シン「フッ、せいぜい覚えておくんだな。」
ナギ「……はぁ?正気か?」
馬「ペロペロペロペロペロペロ…」
ナギ「お前も正気に戻れ!」
今度は馬に向けてナギは喝を入れた。
馬「えっ!?私はいつでも正気ですよ!?」
そう言いながらも馬は2人の会話を全く聞いていなかった。
自分を巡って保護者(ナギ)と御主人様(シン)が静かな
る闘争を繰り広げていたなんて、1ミリも気付いていなかった。