シャハイ島~蝶とファラオの花畑~(その4)
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名前を入れないと『馬』になるので、あなたの脳内で馬が大暴れするでしょう…お気をつけください。
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馬「つまりっっ!!本番は無しの、お触りはOKってヤツですね?」
馬の声が急に元気になった。
ナギの言葉を都合良く馬のやりたい事へと置き換えて、勝手に期待を膨らませているからだ。
それにしても雰囲気をぶち壊すのには十分な言葉選びである。
ナギ「……お前なぁ…」
馬「ちょっと位なら、ナギさんも私をお触りしても良いですよ?」
馬は上目使いになりながら、ナギの顔を見つめる。
ナギ「………」
夜目に慣れてきたナギは、この時の馬の顔を間近で見ることが出来た。
それはそれは心底嬉しそうな表情で、キラキラとした瞳を輝かせている。
悪戯を楽しむ小悪魔のような女の顔は正直に言ってナギの好みに当て嵌まる。
馬「そしてそして、私もナギさんの生肌を直接ペロペロし返しても良いって事ですよねー!?」
ナギ「は?」
また聞き慣れない言葉が出て来た…ナギが『ペロペロ』の意味を考えあぐねている間に、馬は素早くナギの腹の上に跨がった。
本当にこういう時の彼女の動きは素早くて感心する。
ナギを見下ろした状態の馬は自分の胸元をチラリとめくり、数々のキスマークを、付けた本人に見せ付けた。
馬「ナギさん、いっぱい私を触りましたよね?今度は私が反撃します…ヒヒヒ」
ナギ「………」
やはり、ナギは馬に優位に立たれると少しイラッとしてしまうようだ。
彼女の思い通りになるのは少々気に触る…
……………………………
真っ暗な部屋の中で重なり合う男と女…
ナギ「………っつ…」
ナギは苦しそうに声を詰まらせている。
対する馬は、
馬「フフフッ、ナギさんは首筋が苦手なんですね♪ほら、またペロペロしましょうねー♪」
非常に楽しそうに、ナギの首筋を執拗に舐め続けていた。
馬「あぁ、美味しいです…ナギさんの身体…最高です!」
ウットリと上気した顔で延々と舐め続ける馬は純真無垢どころかとんでもない変態である。
ナギは息も絶え絶えに、馬の服を脱がそうと何度も思ったが、先程の宣言の手前、なんとか理性で堪えている。
馬「いただきま〜す♪」
そんなことはお構いなしにナギの耳たぶを甘噛みし始める馬…何と言う拷問だろうか。
ナギの耳に直接ピチャピチャと彼女から放たれる水音が聴こえると、もう我慢の限界を越えてしまった。
上にのしかかる馬をベッドに投げ下ろし、ナギはそのままシャワー室へと向かう。
馬「ナギさん!!」
ナギ「何だよ!!」
ナギの声は怒りに満ちている。
馬「何しに行くんです?」
ニコニコと笑って尋ねる馬はとても無邪気に楽しんでいる御様子。
ナギ「お前は鬼かっ!」
バンッ!!
ナギは怒りに任せて勢い良くシャワー室の扉を閉めた。
馬は転んでもただでは起きないような厄介な人間だ、その事を思い出したナギの幸先は不安でしかなかった。
(その5へ続く、ミニあとがきへ)
【ミニあとがき】
大人な表現を入れないように気を付けていたらとんでもない変態小説へと仕上がりました。
新ジャンル『ペロペロ』の誕生です。
甘・裏・ぺ表現アリみたいに使えそうです。
さて、シャハイ島もそろそろ後半突入します。
その5ではシャハイファイターズとの決戦に、主人公とハヤテさんはあの人を連れていきます。
果たしてシリウス団は勝つことができるのか?
それではその5でお会いしましょう!!
馬ときどき魔王 管理人より☆
(※と、2014年度の管理人が申しておりました!)