プロローグ〜タル大回転〜
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名前を入れないと『馬』になるので、あなたの脳内で馬が大暴れするでしょう…お気をつけください。
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馬「お待たせしましたー。」
逆セクハラ対策をバッチリと施した馬は意気揚々とナギの前に姿を現した。
ナギ『やっと出てきたか…………………は!?』
衣服をキチンと身に着けたであろう馬を一目見たナギだが、すぐに驚き固まる。
ナギ「……………どうしてそうなった?」
馬『ナギさんが思わず反応してくれた。 私の選択は間違ってなかったのね!』
正しい選択をしたと確信した馬は心の中でガッツポーズをし、逆セクハラ対策として講じたコーディネートの詳細を説明する。
馬「はい!!ヤマトのお相撲さんのマワシを再現してみました。
バスタオル1枚じゃ足りなかったので2枚使わせていただきましたが、このマワシのおかげで四方八方、どこから見てもパンツの存在を隠すことが出来ました。」
ナギ『マワシ…?どう見ても赤ん坊の…』
ナギも心の中でツッコミを入れたが言葉には出したくないらしい。
ナギ「…………」
彼は眉間のシワを深く刻むことにより馬へのツッコミ欲を受け流そうとした。
馬『ヒィッッッ、まさかナギさんを怒らせた?』
ナギの無言の圧力が怖すぎる。彼の無言の理由を友好的に知る事は出来ないかと馬は色々と話し掛けた。
馬「あの…、もしかしてバスタオル2枚使うのダメでしたか?」
ナギ「…………………」
睨まれた。 怒りの理由はこれではないようだ。
馬「えっ、じゃあ締め方がなってませんか?…私これでもギッチギチに締めたのですが…」
まさかのナギはマワシマニアで、その彼からすれば素人が締めたマワシなんて許せないのかもしれない。
ナギ「…………………」
それでもナギは無言のまま。
馬「おーい、ナギさーん?」
無限に睨み続けるナギの様子を伺ったその瞬間、
ベシッッ!!
馬の頭にナギの教育的指導が入った。
痛みが残るような指導では無いが、躾の意味でじゅうぶん馬に衝撃を与える。
馬「ァイタッッ、え、ごめんなさい!?」
ナギ「アホ!!!そんな赤子のおしめみたいな格好で出てくるんじゃねぇっっ!!!早く外せ!」
馬「えぇっっ!?は、はい!!!」
ナギに再度怒鳴られ、馬はあたふたとマワシを外そうとしたのだが…
馬「ナギさーん…きつく締めすぎて全く外せません…」
ナギ「………」
ナギは激しく睨んでいる。
そして馬は理解した、この睨みの奥には呆れという感情があるということを。
ナギ『コイツといると疲れる…』
その後、ナギに腰に巻き付いたタオルを外してもらったのだが、
馬「あーーれーーー♪」
と、つい条件反射的に馬はクルクルと回りながら悪徳お代官様ごっこを楽しんでしまった。
その楽しそうな彼女の様子を見て、ナギは無性に海に沈めたくなったという。
後にナギはそう語っていた…