廃墟島~滅びの女王と二刀流の剣士~(その4)
こちらで夢小説の名前設定!
本棚全体の夢小説設定このブックはドリーム機能を使用しています。 名前を入れると、登場人物に自動変換します。
名前を入れないと『馬』になるので、あなたの脳内で馬が大暴れするでしょう…お気をつけください。
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
夕飯も終盤を迎えた頃、シリウス頭脳班の2人(※シンとソウシ)とリュウガが食堂にやって来た。
彼らで今後の進路をどうするべきか、今の今まで話し合っていたようだが、その表情は全員が険しかった。
ハヤテ「あ、船長!未だに船は動いてねぇけど、何かあったんですか?」
待機を命じられているメンバー達の最も気になっている事をハヤテが代表して尋ねた。
リュウガ「そうだなぁ…『何かあった』の逆でな。」
リュウガはどう答えるべきかとソウシの方を横目で見る。
ソウシ「何も起こってないのに動かないんだよ、船の稼働機器全般が。」
リュウガの合図に応えるべく、気落ちした声でソウシが答えた。
さらに詳細をシンが説明する。
シン「エンジン周辺機器をドクターと隅々まで調べたが、老朽化、漏電、断線等の破損箇所は全く無かった。
つまり、直しようのない状態で船が停まってしまっている。」
トワ「じゃあ、この島から出られないってことですか?」
リュウガ「今のところな。」
ナギ・馬「…………」
黙っているだけに見える夫婦だが、
ナギ『……食材が尽きたら島のもんで間に合わせるしかねぇな。
とりあえずハヤテに食わせてみて、ダメそうならすぐに馬が何とかするだろ…』
馬『エンジンが動かないんだったら手漕ぎでシリウス号を動かしたらどうだろう。
全員がイケメンだし、イケメンは不可能を可能にしちゃう人種だから意外と出来たりして……手漕ぎ海賊団か……想像したら結構面白いかも(笑)』
夫婦は独自の視点で考え事をしていた。
……………………………
コンコンッ……
ナギの部屋の扉がノックされた。
ソウシ「馬ちゃん、ちょっと良いかな?」
島民の日記、もとい新婚夫婦の赤裸々日記の翻訳に挑んでいたソウシとシンが行き詰まり、馬の意見を聞くためにナギの部屋までやって来たのだが……
馬「少々お待ちください!!」
部屋の中からやたらと慌てふためく馬の声と、
バタンバタンッ!
大きな荷物を動かすような音が聞こえてきた。
ソウシ・シン『何をやってるんだろう…』
少しして、
馬「ゼェッゼェッ…よ、ようこそいらっしゃいませ〜、」
息が上がり、若干衣服に乱れのある馬が2人を部屋に招き入れてくれた。
ソウシ「お邪魔するね。」
扉近くにはバリケードの如く荷物が高く積み置かれており、先ほどバタバタと音がしていたのはこれらを動かしていたらしい。
ナギ「……何の用だ?」
上半身裸ですこぶる機嫌の悪い、ここの部屋の主がベッドの上に座っている。
彼の表情と口調からして、あまり2人を歓迎していないようだ。
さらに、部屋には馬の甘い香りが少し強めに漂っており、部屋の状況を総合的に考えて、
ソウシ・シン『あぁ、ヤりかけていたのか。』
と、2人はすぐに察した。
とりあえずツンデレのシンは、
シン「連日励むとか、ましてやこんな状況でヤろうと思えるなんて、お前は本当に精力が有り余ってるんだな。」
と、ナギに向かって毒を吐いておいた。
馬「そうなんです////ナギさんったら本当に凄くて、特に今夜のナマコさんときたら、」
馬の方がシンの言葉を素直に受け取ってしまい、ノロケ始める始末で…
ナギ「……馬、余計な事を言うな。
それで、用件は何だよ?」
ナギが馬を窘めてやっと本題に入るのだった。