廃墟島~滅びの女王と二刀流の剣士~
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名前を入れないと『馬』になるので、あなたの脳内で馬が大暴れするでしょう…お気をつけください。
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恋海の世界には人魚がいれば亡霊もいますよね!
今回は馬小説オリジナルの亡霊話です。
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…… ザッ…………ザッ…………
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今宵も女王は自国の町を巡回する。
小さな島の町なので数刻もすれば全ての見回りは完了する。
…… ザッ…………ザッ…………
………… ザッ…………ザッ…………
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女王はたった1人で巡回する。
配下の兵達は皆死んでいる。
女王を慕う町民達も皆死んでいる。
女王自身も死んでいる。
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………… ザッ…………ザッ…………
………………… ザッ…………ザッ…………
それでも女王は巡回する。
亡くなった先代の王に代わって。
…… ザッ…………ザッ…………
………… ザッ…………ザッ…………
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彼との約束を守るため、女王は町跡の廃墟をさ迷い歩く。
廃墟島~滅びの女王と二刀流の剣士~
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馬「ッ……クッ……ッ…」
馬はナギから受ける振動に全身を以てして堪えていた。
今はホテルの個室ではなくシリウス号の船内だ。
いつ何時、他のメンバーに声を聞かれてしまうかわからない状況下にいる。
馬「……ッ…!!」
馬は決して声を漏らすまいと、目と口を固く閉じ、ナギの責めに動じないように意識している。
しかし、
ナギ「……………」
そんな様子を見たナギは腰の動きを止め、馬の敏感な部分に唇を添わせた。
馬「……ッ!!」
それだけで身体を跳ねさせる彼女が、ナギには愛しくてたまらない。
チュゥゥ…と音を立てて吸い上げてやると、
馬「…ア…アァァッッ…!…」
さらに激しく身体をビクンと波打たせながら、馬は艶かしい声を上げて達してしまった。
ナギ「……声出すなって言っただろ。」
馬「ハ、………ハァ……ごめ…なさい…」
馬はうっすらと瞳を開いた。
視界の片隅に見える窓には大きな月が浮かんでいる。
今宵の月は真ん丸で煌々と輝き、部屋の灯りなど点けなくともナギが今どんな表情をしているのかまではっきりと見る事が出来た。
ナギ「……今の声を聞いた誰かが入って来るかもな?」
所謂『言葉責め』をして愛妻を苛めるナギはとても愉しそうな顔をしている。
実際のところ、夫婦の秘め事を邪魔されないようにと、ナギは前もって扉の前に椅子や荷物を積み重ねていた。
最終的に慎重な立てこもり犯が作ったかのような頑強なバリケードに仕上げたので侵入される心配は全く無い。
馬「いや……ナギさん以外の人は…絶対いや、です…」
ナギ「……………」
彼女の発言が可愛らし過ぎたせいで、ナギの全身の血の巡りが一気に速くなる。
ギシ…
ナギは再び彼女を組み強いてから問う。
ナギ「……お前は、誰の物だ…?」
馬「ナギさんの…物です……ンッ……」
ナギは馬の口腔内に自身の舌を割り入れた。