モルドー帝国・後編~死刑囚と純白の花嫁~(その8)
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名前を入れないと『馬』になるので、あなたの脳内で馬が大暴れするでしょう…お気をつけください。
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ゲオルグ「馬、」
ゲオルグは馬を見下ろす形で組み敷いている。
馬「あ、……あの………あの……」
馬からすればこの体勢には良い思い出がない。
逃げられない状況下で次にされる事と言えば……多分1つしか無いだろう。
馬『あわわわわ、これはイチャイチャされる予感……まずい、まずい、まずい…』
どんどん馬の顔が高潮していった。
過去に何度も酷い目に遭い、その度にこの体勢になってきたが、まさかゲオルグとも体験するなんて思いもしなかった。
彼との結婚でさえ未だ白昼夢のような出来事なのに、急にナギ以外の男性と結ばれる現実を突き付けられるなんて……馬は非常に焦っていた。
しかし、
ゲオルグ「馬はシリウス号に戻りたいのか?」
ゲオルグの引き締まった唇から発せられたのは、意外な事に、懐かしい船の名前だった。
馬「も、戻れるのなら戻りたい…です。」
馬は正直に頷いた。
その答えを聞いたゲオルグは僅かに眉を顰めた。
ゲオルグ「ならば……貴女も犯罪者の一員ということになるな。」
馬「…………」
ゲオルグは何を言いたいのだろうか。
ゲオルグ「モルドー帝国は軍事国家故に冷酷な一面もある。」
馬『そういえば、入院した時にシンさんがモルドー帝国の拷問・処刑本とか読んでたな。
その横ではクレアさんがナギさんへの想いを熱く綴ってて……あの時は色々と酷かった…』
馬は、博識なシンの愛読書のタイトルを思い浮かべると同時に、クレアに文字で罵られて酷い目に遭った日々を思い出していた。
馬「わ、私も…ご、拷問されちゃうん…ですか?」
馬の緊張がピークに達していたために、その声は掠れている。
ゲオルグ「あのシリウス海賊団の仲間と見なされたのなら、」
ゲオルグは馬の頬に優しく手を添えた。
馬「み、見なされたのなら…?」
ゲオルグ「貴女のような女性なら間違いなく取り調べという名目で陵辱されるだろう。」
馬「て、天下の帝国軍がそんな酷い事するんですか…?」
ゲオルグ「少し前までは『死刑囚はバージンであってはならない』という法律があったぐらいだ。」
馬「……………」
ゲオルグの言う話は、これまたシンから学んだ学科の授業の時に聞いた覚えがあった。
過去に女性革命家が捕縛され、そして処刑される前夜に嬲り者にされたのだと。
非道な輪姦でも合法なのだから、当時の兵士達は罪の意識も無く女性をいたぶる事が出来た。
もしかしたら現在もその考えが根付いているのかもしれないから、馬はお尋ね者になるな、捕まるな、と何度もシンから注意を受けていた。
ゲオルグ「兵の中には古い考えの人間もいて、たまにその手の報告も受けるのだが…」
ゲオルグの発言はまさに帝国軍の暗部を意味していた。
部下達の暴走…部下と言ってもゲオルグより年上で、彼の事を気に入らない士官が時折囚人にそういった蛮行を働くのだ。
ゲオルグ「いつか貴女が囚人として捕縛される日が来るのかもしれないな。」
馬「…ひっ、」
ゲオルグの唇が馬の首筋に落ちてきた。
ゲオルグ「汚い男どもに穢されるくらいなら、」
いっそ自分の手で……
馬「…いゃっ…!!」
服の上からゲオルグに胸をまさぐられ、ますます馬の状況は悪くなっていく。