モルドー帝国・後編~死刑囚と純白の花嫁~(その5)
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……………………………
ゲオルグに連れられて帝国大病院までやって来た馬は、婦人科の一室で診察を受けていた。
ところが、
馬「い、痛っっ………痛いっっ、」
その内容は想像以上にハードなもので、馬は悲鳴を上げていた。
ゲオルグ「先生、すまないが止めてもらえないか?」
あまりに悲痛な声を上げる馬を憐れみ、ゲオルグは思わず医師に診察の中断を求めた。
医師「止めますか?……まぁ、この痛がりようからして婚約者様は純潔だとおわかりになったでしょうね。」
馬「うぅ……ゲオルグさん……これ以上痛いのは嫌です…」
馬も涙目で頭上に控えているゲオルグに対して訴えた。
ゲオルグ「あぁ、もうさせない。」
ゲオルグはグッタリとする彼女の頭を優しく撫でてやった。
彼もまた涙で瞳を潤ませた馬に甘くなるタイプの人間のようだ。
初めて内診台に乗せられた馬は何が起きたのかわからなかった。
とにかく下衣を全て脱ぐように命じられ、性交の経験の有無を聞かれ、その後はいきなり脚を『ご開帳』させられたのだ。
腹部から下は布地が引かれて隠されてはいたが、その先で医師が自分の股間を眺めている様子がヒシヒシと伝わってくる。
馬『な、何この羞恥プレイは……ひぃぃぃ…』
そして、医師は非道にも何か細長い金属の棒を彼女の下の部分に突っ込んできたのだ。
馬『ちょっ、そこはおしっこの穴…痛ぁぁぁっっっ!!』
その金属の棒がとてつもなく太く痛く感じて、馬の心臓は緊張のあまり尋常じゃない速さで脈打っていた。
馬『ぼ、膀胱炎の診察ってこんなにハードなのか……』
馬は『尿道に棒を突っ込む=膀胱炎の診察』とすっかり勘違いしていた。
ゲオルグがすぐに止めてくれたから良かったものの、馬は、
馬『こんな思いをするなら尿意を感じたら我慢せずにすぐにトイレに行こう…』
と、膀胱炎対策に全力を尽くす事を心に決めた。
医師「尿検査でも陰性でしたし、ザッと見たところ乱暴されたような形跡も見当たりませんでした。
少しだけ確認しましたが、所謂『処女膜』というものもあり、婚約者様は正真正銘の生娘ですね。」
ゲオルグ「……………」
診察結果は馬の未来の夫であるゲオルグにだけ伝えられていた。
本来は婚約者という立場の人間は親族とは見なされず、本人の了承なく診察結果を教えてはならない規則があるのだが、ゲオルグは帝国一の有名人、医師も融通を利かしている。
内診の衝撃が冷めやらぬ馬はというと、次なるステージ、心療内科に通されていたため不在だった。
医師「ただ婚約者様は年齢のわりに少し未成熟な気もします。
結婚してからなかなか子どもを授からなかった場合は再度受診なさった方が良いかもしれませんね。
その時は薬の使用も視野に入れて考えていきましょう。」
ゲオルグ「……………」
医師は馬本人が不在な分、かなり具体的に診察結果の詳細をゲオルグに説明した。
……………………………
馬「大丈夫です!私は至って健康で元気な人間ですよ、先生!!」
馬は心療内科の医師に向かって全身全霊で健康をアピールしていた。
医師2「身体は元気なんだね、夜は眠れなかったりする?」
馬「いいえ!
日が沈んだら眠り、太陽と共に起きる、そんな鶏のような私はグッスリと眠ってますよ!!」
嘘だった。
夜泣きの傾向は未だにある。
しかし、馬は悟られないように懸命に明るく振る舞っていた。
医師2『うーん、このお嬢さんは少し影のあるタイプだな。』
医師は馬と話すに当たって、診察とは関係なしに、個人的な性格診断をしていた。
心療内科での診察結果も後でゲオルグに報告するように言われているのだが、医師は馬の事を要観察案件として捉えていた。