モルドー帝国・後編~死刑囚と純白の花嫁~
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リュウガは馬をハヤテの部屋に戻してから、まずはナギに何があったのか事実確認をしていた。
リュウガ「なぁ、トワに罰があったように、お前にも制裁しなくちゃなんねぇよ。
嫌がる女に手を出さないっていうここの掟を忘れたのか?」
ナギ「………わかってます。」
リュウガ「ならどうして無理矢理迫るような真似をしたんだよ?」
ナギ「…………………」
リュウガ「……だんまりか。
お前、恋人が出来たんだろ?
昨晩もヤリまくって朝から相手変えてヤろうっていうお前の体力は凄いと思うが、」
ナギ「ちょっと待ってください。」
リュウガ「あん?」
ナギ「恋人が出来たって誰が?」
リュウガ「何言ってんだ、昨日ここに連れてきてただろ。
えーっと、ソリア、だったよな。
あのあと仲良く2人で帰ってったろ。」
ナギ「……俺はソリアと恋人になった覚えは無いです。」
リュウガ「えっ!?」
ナギ「……………」
リュウガ「嘘だろ?」
ナギ「本当です。」
リュウガ「えぇー…」
リュウガは昨夜のアンケート時の馬の落ち込み具合を思い出して頭を抱え込んだ。
リュウガ「だとしたら話が違って来るな。」
リュウガとのやり取りでナギも色々と察した。
ナギ「……もしかして、他の奴らも、馬も、ソリアが俺の恋人だって思ってるんですか?」
答えはわかりきっていたが、ナギは聞かずにはいられなかった。
リュウガ「あぁ、なんつーか、タイミングが悪かったんだな。
馬は、何十回も告白して粉砕してるから自分はお前に好かれてないって嘆いてたし、お前がソリアと抱き合ってたっていう目撃情報も上がってたからなー。」
ナギ「……抱き合う?」
その目撃情報はナギには覚えが無かった。
リュウガ「酒場に行った日な、あの後お前はソリアと2人で飲みに行っただろ?
そん時に偶然馬達がお前らの親密にしてる様子を見ちまったんだよ。」
ナギ「………あぁ、」
そういえば1度ソリアを抱擁した気がする。
その時をピンポイントで見られていたのか、とナギは納得した。
リュウガ「だからナギはソリアとくっついたもんだと、メンバー全員が認識してたんだが……」
ナギ「……………」
馬がしきりにソリアの事を気にしていた理由がわかった。
リュウガ「だが、それとお前が馬を襲う理由は別だろ?」
ナギ「………はい。」
リュウガ「何で朝っぱらからそんなハードな事やろうとしたんだ?」
ナギ「………明け方に帰ってきたら、馬が服を着ずにベッドに寝ていて、」
リュウガ「はぁ?」
ナギ「……シーツに血も付いてたから……多分事後だな、と。」
リュウガ「ぶっっ!」
ナギの説明があまりにも突飛なものだったので、リュウガは思わず吹き出してしまった。
リュウガ「おいおい、馬のやつも何やってんだ……それはお前のベッドでだよな?」
ナギ「……はい。」
リュウガ「フラれた腹いせにしてはエッグいやり方だな(笑)
確かにそんな状況に居合わせたらカッとなるのもわかる。
うーん、情状酌量の余地はあるか…」
リュウガはナギの処遇をどうするか考え混んでいる。
ナギ『……馬の相手は船長じゃないのか。』
一連のリュウガの反応を見て、ナギは馬を寝取った人物は彼では無いことを察していた。
リュウガ「馬の方の話も聞かないとな。 呼んでくるか、」
バンッ!!!
ハヤテ「ナギ兄、馬が!! って、船長もここにいたのか!」
血相を変えたハヤテがナギの部屋に飛び込んできた。
ハヤテが何か問題を抱えた時、1番最初に相談する相手はナギである。
ソリアの言っていたように、なんだかんだでナギは年下の人間から頼りにされる性分なのだ。
ナギ「……どうした?」
ハヤテ「馬が居なくなったんだ!」
ナギ「……!?」
リュウガ「本当か?」
突然の馬の失踪……これがシリウス号切っての大嵐の始まりだった。