モルドー帝国·前編~花と涙のファーストキッス~(その7)
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……………………………
ソウシ「やっぱりダメですよ、珠さん!!」
ソウシは自分に抱きつく馬、もとい珠を引き剥がそうとした。
珠「……どうした?私に構わず好きに抱けば良い。」
ソウシ「いやいや、珠さんは良くても馬ちゃんは嫌だと思いますよ。
身体は馬ちゃんのものでしょう?」
珠「馬自身、誰に抱かれても良いと思ってるぞ。」
ソウシ「……え、それってどういう、」
珠「良い、と言うのは語弊があるか。
正確には仕方がない、だな。
……幾度も強姦されそうになっているからその辺りの覚悟は出来ているみたいだぞ?」
ソウシ「……………」
珠「どうせ抱かれるのならば汚い男共よりお前のような美しい男の方が良いだろう?」
ソウシ「それは……間違ってると思いますよ、珠さん。」
珠「何故だ?
それに私……いや、馬を孕ませればお前は天意により恩恵を受けられる。」
ソウシ「恩恵?」
珠「私が子を孕んでいる間はその子種の主のツキが格段に跳ね上がる。
賭博で勝てたり、その者の船だけ魚が大漁に獲れたりしていたな。
後の海巫女達にも同じような兆候があったらしい。」
ソウシ「…………」
珠「どうしてそんな悲しそうな顔をする?
お前の欲しいものが手に入るのかもしれないのだぞ?」
珠は一向に自分に触れようとしないソウシの事が心底不思議でならないようだ。
ソウシ「あのね、珠さん。」
ソウシは珠の頭に軽く手を置き、優しく諭すように話し掛けた。
珠「……?」
ソウシ「今の時代の男女は、そういう損得勘定で身体を繋げたりしないんです。」
珠「……………」
ソウシ「まぁ、中には自分勝手な理由で無理矢理する奴もいますけど……大抵は相思相愛の男女でするんですよ。」
珠「…………それは、お前は私とするのは嫌だということか?」
ソウシ「身体が馬ちゃんのものだし、だからこそ慎重になってるんです。」
フェミニストのソウシは馬と珠、どちらも傷付ける事がないようにと、言葉をじっくり選びながら説明している。
ソウシ「ね?だから離れてくださいね。」
ソウシは優しく微笑みながら珠の頭を撫でてやる。
これがソウシの恐ろしいところだ。
こうして天使のような爽やかなスマイルと、相手を不快にさせない絶妙なスキンシップを無意識の内に取り入れてしまうので、
珠「………////」
馬と比較してかなり冷淡な珠の心でさえ揺さぶるのだった。
珠「………おい。」
ソウシ「はい?」
珠「……さっき言ってたな。」
ソウシ「……?」
珠「自分勝手な理由で無理矢理する奴もいる、と。」
ソウシ「……え?」
あれ?なんだ、このやり取りは……と、雲行きが怪しくなってきたと感じるソウシは再び困惑する。
珠「お前に抱く気が無いのなら、」
珠は酷く蠱惑的な笑みを浮かべ、ソウシの瞳を見つめてくる。
ソウシ「えーと、珠さん?」
珠「私が無理矢理するまでだな!」
そう告げると、珠はソウシの前合わせを一気に開いた。
ソウシ「い……イヤァァァァン////!」
この状況ではこう叫ぶべき! と、彼に備わるお笑い魂が女子のような黄色い叫び声を上げさせていた。