モルドー帝国·前編~花と涙のファーストキッス~(その3)
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名前を入れないと『馬』になるので、あなたの脳内で馬が大暴れするでしょう…お気をつけください。
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※しばらく3人の会話をお楽しみください。
ソウシ「いやー、馬ちゃん!
まさか本当にソリアさんがナギの幼馴染みだったとはね。
正直、ちょっと笑っちゃったよ(笑)」
馬「ちょいちょいちょーい!!
ソウシさん、笑う要素無いれすって。
ナギさんとソリアさんの感動的な再会に涙すべきですよ、よよよ…(涙)」
シン「だから1杯目から泣くやつがあるか。
おい、赤ワイン持ってきてくれ。」
店員「はーい。」
ソウシ「だって凄い確率じゃない?
モルドー帝国ってかなり広いのに、ソリアさんという、ピンポイントでナギの元カノと再会してるんだよ?」
馬「元カノじゃなくて幼馴染みでーす!」
シン「病院にいたナースと似たようなもんだろ。」
馬「いやいや、クレアさんは確実に元カノさんでしたが、ソリアさんは純粋なる幼馴染みなんれすよ!」
ソウシ「ナギの女性関連には違い無いんじゃない(笑)?」
馬「……そう言われると女性関連になるのかな…」
シン「アイツの過去の恋愛事情なんて知りたくもないのにどんどん赤裸々になってくるな。」
馬「ぐっ、……」
店員「お待たせしましたー、焼鳥串のコースになりまーす。
あと、こちらが『神殺し』ですね。」
ソウシ「あ、ここに置いてください。」
馬「げっっ、また例のキッツイお酒ですか?
あのイディ島ホテルの地獄絵図がわすれられまへん……あ、ねぎまください、ねぎま。」
ソウシ「ナギとソリアさん、故郷が一緒らしいよね。
人種も同じみたいだし、話してる様子からして本当に仲が良かったんだろうね。」
馬「は、はい……えぐっ、えぐ……お似合いの……カップルでした…(涙)」
ソウシ「馬ちゃんもカップルって言っちゃってるじゃないか(笑)」
シン「……おい。」
馬「えぐっぐすっ……シンさんは、嫌いですか?ねぎ…」
※馬は涙を溢しながらシンの口にせっせとねぎまの葱を放り込んでいる。
ソウシ「あ、馬ちゃんのお酒無くなってるよ。
繋ぎに私の飲んでみる?『神殺し』。」
馬「えぇー、それ怖いっすよ。
あの不動のナギさんですら悪酔いしてたし。」
シン「…(ネギ咀嚼中)…」
ソウシ「大丈夫、大丈夫、水割りだしね。
ほら、馬ちゃんのぅぉ~♪
ちょっと良いとこぅぉ/見てみたい~”♪」
馬「え…… ソウシさんヘタ(愕然)!
歌が凄くヘタでいらっしゃる(驚愕)!!」
シン「何だ、お前知らなかったのか?
ドクターは超ド級の音痴だって巷では有名なんだぞ?」
ソウシ「失礼だなぁ、2人とも。」
馬「ソウシさんの歌を聞いて一気に酔いが覚めちゃったので『神殺し』いただきますね……グビッとな……!?
あぐぁっっっっ!!痛いっっっ!!!痛いっっっ!!」
シン「そんなにキツいのか?
ドクター、オレも少しもらいます。」
ソウシ「はい、どうぞ。」
シン「……っ……!!」
馬「キツぅございましょ!?
なぎさんとそーしさんはこれを原液で飲んでたんだから化け物だよ、まったく!!」
ソウシ「馬ちゃん、口調が変わっちゃってるよ……やっぱり君達若人にはキツ過ぎたかな?」
シン「でもこれくらいキツい方が飲みごたえがあります。」
馬「ヒュー、さっすがしんさんだぜぇ!
よ!酒豪!!
下ネタ好きなだけじゃなくてお酒も大好き!!」
シン「アホ、変な事を言うな。」
ソウシ「いやいや、シンは下ネタ大好きなんだろう?
馬ちゃんから学科の授業の事聞いてるから(笑)」
シン「は? 馬、ドクターに何を言ったんだ?」
馬「あふんっっ、シンさんの髪の毛サラサラッッ!
ほら、見てください!!一発芸、鼻毛!!」
※シンの背後に回って彼の髪を鼻に当てている
シン「やめろ!!話を聞け!!」
ソウシ「すみませーん、『神殺し』追加で!」
店員「はーい。」
こうして、各々が気の向くままに酒量を増やしていった。