モルドー帝国·前編~花と涙のファーストキッス~(その1)
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消灯後…
馬「今日も……消えて無かったっすねぇ…」
馬はまどろみながらも呟いた。
ナギの瞳に映る自身の姿が気掛かりなまま、本日も眠りに就くことになりそうだ。
ナギ「……お前が言い出してから日にちも経ってるし、このまま何も起こんねぇだろ。」
そう言い返したナギは胸元で眠る馬の頭を軽く抱いた。
馬よりも、危険予知を宣告されている当の本人の方はあまり気にしてないらしい。
馬「いやー…まだまだナギさんに危険が………私から離れましょう…ね…むにゃ。」
ほとんど寝ぼけてしまっているが、馬は常にナギの身を案じていた。
口には出していないが、モルドー帝国で彼と別行動を取ると分かった時にはとても安堵したのだった。
ナギ「……泣きながら置いてくなって言ってたのに、すぐ離れろとか言い出したり……本当、訳わかんねぇ奴。」
馬「…はい、……晩御飯は魚…にゃむにゃむ…さすがに85匹は多いなぁ……」
ナギ「………………」
ナギの呟きに対して馬の返事はでたらめだった。
安らかに夢の世界へ旅立っている最中なのだろう。
ナギ「……お前が離れろって言っても絶対離さねぇから。」
馬の意識が無いことを確認してから、ナギは本音をポツリと呟いてみたものの…
ナギ『…………寝るか。』
自身の口から出てきた言葉は想像以上にキザな台詞だったので恥ずかしくなってしまった。
無口なナギなりに馬への気持ちを素直に言葉にしてみようと努力はしてみるも、どうしても彼女の意識が無いときにしか出来なかった。
そして、気持ちが高ぶり、今みたいに呟く事が出来たとしても、結局は恥ずかしくなってしまうのだ。
ナギ『手よりも口の方が動く馬には、話の上手い貴族の奴らの方が良いのかもしれねぇな…』
ゆっくりと眠りに落ちていく中で、舞踏会で見掛けた貴族の男達の積極性や口の達者さを少しは見習いたいと思うナギだった。
翌日……
食料買い出し班は、司令塔のナギ料理長と共に最終確認を行っていた。
トワ「ワインはいつもの3種類と、小麦粉大袋を3つと砂糖、塩は『モルドー岩塩』という銘柄を購入するんですね!
それから、」
馬「ナギさん用の新しい黒エプロンですよね?
沢山レースが付いた布面積がとても小さい、可愛くて、かつセクシーな小悪魔ナギさんに相応しいものを選んで来ます!
それから、胡椒とバターとチーズと、」
ソウシ「フフ、馬ちゃんのエプロンもね。
やはりここも私の個人的な趣味を取り入れちゃうけど、勿論鉄則の白のフワフワレース、裸にエプロンを着ける事を見越すとなると、やっぱりワンピースタイプのエプロンだと思うな。
それと根菜類とキノコ類だったかな。」
ナギ「……馬の前半部分が間違ってる。
昨日も言ったが余計なもんは買ってくんなよ。」
馬「えぇぇ、ソウシさんの前半部分もおかしくないですか?
何ですか、裸にエプロンって……料理長、そこはスルーですか!?」
ナギ「……後の食材は日を跨いで俺が直接現物を見て選ぶ予定だが、珍しい物が売ってたら買ってきても良いぞ。
ただし、食べれる物限定だ。
トワ、これは食材費だ、余ったら好きに使え。」
トワ「はい、ありがとうございます。」
馬「ちょっとナギさん!質問までスルーしないでくださいよ!」